「ナンパ男とかが近づいてきたら呼んでください、あたしが噛み殺して海の藻屑にするしっ☆」
「優しくしないで、ししょ〜……。あたしにはそんな必要も、資格もないし」
プロフィール
人物
泳ぐことが大好きで、誰よりも速く泳ぐことが目標。泳ぎはもちろん走ることも好きな元気娘で、「人間魚雷」と言う通称を持つ。水嶌うしおからいい匂いがするらしく、見かけると噛みついてしまう癖がある。
自分より速く泳げる棗ひびきを尊敬している。性格は彼女評して曰く、「水槽にガンガン頭ぶつけてるアホな回遊魚みたい」。本人いわくそれで「じょうずに泳げるようになれば本望」。
ひびき曰く、「好き」には「獲物として好き」と「親愛対象として好き」の二種類あり、後者の対象であるひびきや転校生には全力の愛情をぶつけている。当人曰く「こっちが好きだって思って突進しても、触れあった瞬間に木っ端微塵だし」と語っており、がさつであるもののそれなりに悩みを抱えているようだ。
ひびきは憶えていないが子供の頃にも溺れそうになった際に助けられたことがあり、その時以来ひびきはいかりのヒーローとなっている。水泳においては追いかけるべき目標となっており、日夜転校生も巻き込んで試行錯誤を繰り返している。夢のために勉学を優先するひびきに寂しい思いをさせられることも多いが、その姿勢を深く尊敬しておりその夢を応援している。
脳筋タイプと思われがちだが実は勉強ができる。ただし、水泳に夢中になりすぎて疲労のために小テスト中に爆睡して補修を受けるハメになるなどやっぱり脳筋と思わせる一面もある。また、意外にも料理が得意という一面も持っている。
長いポニーテールは魚の背びれのようなものらしく、切ったり帽子をかぶったりするとまっすぐ泳げなくなるらしい。水泳部に所属しているにもかかわらず事あるごとに溺れている。
プールを汚す者には怒りを露わにして抗議し、プールを丸ごとプリンに変えたクー・カロアや歌劇のためにプールを占拠した湖南やこらには厳しい態度を取っている。
動物園クラスでは猫塚みけをからかって遊んでいる。「虎」と「鯱」で同じ「虎」の字を持つ大虎いさみとは仲が良く、「イガちゃん」と呼んでいる。二人合わせて「金剛力士」だったが、いつの間にかいさみ一人の異名となった。昼食の買い出しを賭けて腕相撲対決を挑むのが日課となっているが、勝つのは常にいさみである。
転校生に対しては空中を泳いでいる感覚を身につける特訓に付きあって貰ってから「ししょー」と呼んで慕っている。なお、迫られればキスを受け入れる程度には心を許している様子。
じゃじゃ馬ならしを趣味とする峰山しおんが気に入っている人物であり、病院での職業体験以来何かと目をつけられている。一方いかりは、しおんを見かけるなり威嚇音を発するなど「お化けみたいなやつ」として警戒している。
ちなみに
語尾が「ますし」や「ですし」となる特徴的な喋り方をする。これはメインライターの日日日が資料に書いてあった「ししし」という笑い方を拡張したもの。
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