福田耕太
ふくだこうた
演:田邊和也
ノザマペストンサービス駆除班に所属する男性。
口数は少ないが、トンボアマゾンと化した大滝との戦闘を前に真っ先に迷いを口にしたり、仲間のために涙を流したり、悠に対してさりげなくフォローを入れるなど仲間思いの熱い心を秘めている。シーズン1時点で使用する銃器は主にL96A1。
元警視庁特殊部隊出身で、その頃から志藤の部下として働いていた。駆除班に入ったのは、既に他界した父に代わって認知症を患っている母の介護費を稼ぐためである。
作戦では作業車両の運転や、狙撃による後方支援などを担当。
元特殊部隊員であるため、狙撃の腕は達人の域に達しており、三崎が放った飛翔中のスラッグ弾を狙撃して弾速と威力を向上し、二発分の弾丸を敵に命中させて大ダメージを与えるといった神業を披露したこともある。ちなみに何故かスナイパーライフルを接近戦でも使用することが多い。
白兵戦能力や生命力も非常に高く、アマゾンに腹を食われて重傷を負ったり、手首の動脈を切られたり、無数のアマゾンに包囲されたりと、たびたび絶体絶命のピンチに陥っているが、それでもなお事故を起こさず運転を続けられたり、無事生還して戦線復帰している。
駆除班解散後も母親の介護費用として多額の金が必要だった為、橘に頭を下げて4Cの駆除部隊・黒崎隊に入隊し、アマゾン狩りを継続している。
隊内では駆除班時代と同様、後方からの狙撃を担当する。
使用銃器はSeason1から変わってHK417になっている。(こちらはマークスマンライフルであるため、近距離で使用してもそこまで違和感はない。)
しかし仲間思いの性格からかつての仲間であるマモルや悠と戦うことにためらいを見せており、その事を橘や黒崎から糾弾され決断を迫られ苦悩した結果、母親のために他への情は捨てて銃を撃ち続けることを決意。旧駆除班の絆の象徴である五円玉のペンダントを志藤に返却して決別した。
スナイパーライフルを接近戦で使う彼だが、本来スナイパーライフルという武器は100m以上先の敵を狙う為の物であり、近距離だとスコープと着弾地点に大幅なズレが生じる。まあそれも達人のなせる業と言ってしまえばそれまでだが…
演者の田邊氏は『仮面ライダーリバイス』にて若林優次郎役で出演しており、こちらも敵怪人に対抗する為の組織に所属している。
関連・類似項目
- 葛葉紘汰:ファーストネームが同じ「こうた」である仮面ライダーシリーズの登場人物。こちらは主人公であり仮面ライダーに変身する。
以下、ネタバレ注意
Episode10にて、これまで介護してきた母親が病院内に設置されていたウォーターサーバー「Aroma Ozone」の水を飲んで溶原性細胞に感染し、アマゾン化してしまう。
アマゾン細胞の影響なのか、患っていた認知症が治った母親は息子である耕太の顔をハッキリ認識しており……
その後、描写は無かったものの母親を自身の手で殺害したらしく、Episode11では返り血を浴びた状態のまま、怒りに震える声で札森に圧裂弾を要求した。
その姿は、普段は呑気な札森すらも絶句するほど悲痛かつ凄惨なものであった。
元駆除班と合流してマモルの前に立ちはだかる福田だったが、意外にも彼の目的は復讐ではなかった。
彼は一連の惨劇の原因を、「5年前に自分達がマモルを人間の敵になる危険を廃するために撃とうとせず、無理矢理にでも人間の側に引き留めようともせず、ただ助けたつもりで中途半端に手を引いた」事にあると考えており、今度こそ撃つにしろ撃たないにしろ最後までマモルの傍にいようとしていたのだった。
圧裂弾を要求したのも、マモルに引導を渡すためではなく、これ以上の悲劇を生み出さないために、マモルが確保しているオリジナルを確実に倒すためだった。
しかし、実験体の仲間たちを全て殺され、三崎から福田の母親のことを聞いて今更後戻りできないと悔やみ続けるマモルには福田の言葉も届かなかった。壮絶な戦いの末にマモルは溶原性細胞のオリジナルを庇って爆死してしまう。
爆心地には元駆除班の絆の証である五円玉が遺されており、それを見た福田は「戻って来たんだ。俺たちの所に」と、痛切な表情で語るのだった。
その後は駆除班に戻り、悠のサポートに回った。
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仮面ライダーアマゾンズ、三崎一也の人生とフクさんとマモルについて 二期最終回までの内容を含みます 表紙お借りしました:https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=485095759,971文字pixiv小説作品生きるためにスイーツを喰らう
アマゾンズ完走記念。 シーズン1の主題歌より一部抜粋したタイトルから漂うギャグ感がひどい(笑) 7月の4連休でGoToせず家に篭ってひたすらアマゾンズを観てました。 シーズン1,2,劇場版、今更ながら完走しました! 推しは圧倒的フクさん!! シーズン1、2話の「駆除……するんですか、大滝」からの泣き喚きながら大滝を撃つフクさんで即落ちしました。 ガタイが良くていかにもクールでインテリそうなメガネスナイパーなのに、仲間を撃つ時に一番顔を歪ませて声上げてるのがもうダメだった。そんなん絶対好きなやつじゃん。 そしてこれが完走した後で真っ先に浮かんだ話です(笑) 黒崎さんがフクさんとスイーツバイキング。 謎に連れてこられた札森視点(笑) 志藤さんもいるよ! 私の中では志藤さんとフクさんは同棲してる裏設定がありますが、pixivで生き残るためにあえてそのへんは書いてません(笑) CP要素のないギャグ話のはず…です。 劇場版後の時間軸で書きましたが、4Cってどうなったんだろう。美月が匿ってるアマゾン狩ってんのかな。悠も生き残ってるしまだまだ長い追いかけっこは続くのかな。 札森もまだ黒崎隊にいる設定です。 これ書きながら黒崎さんのスイーツバイキング回(シーズン2唯一の癒しシーン)見返してたら、黒崎さんはちゃんと高級ホテルっぽいところ行ってましたね…… めちゃくちゃ安っぽいところのイメージで書いちゃいましたが、まあ、そっちの方が気軽に話せそうだし?黒崎さん普段1人じゃ行けないところに行ってみたかったんだよね?ということにしておきます(笑) 突発的に書いたわりにはどことなくアマゾンズ完走した感のある話にはなった気がします(笑) 生きるための食事。始まりと終わり。 志藤さんの言葉には大体無言を返すフクさん。でも全て伝わってる感。 札森視点で書こうと思ってシーズン2を2周3周してたらだんだん札森のことが好きになってきてしまいました…(笑) 黒崎さんも、初見時はこいつ絶対死ぬだろうな…だから嫌な感じなんだろうな…と思ってたけど全然生かされてたし、見返してたら千翼とイユのデート最後までやらせてくれたり、イユに同情的な奴は他の仕事に回してくれたり、意外と優しいとこあるんだな…と気付いてしまいました。 最後に黒崎さんが生きたくても生きられなかった悲しき生命を思って銃を置くシーンが好きだったのに、劇場版では普通に銃持って人間すら撃っててとても残念でした。。 やっぱり一度始めてしまったことはそう簡単には終わらないのか。 シーズン1,2はとにかく面白かったです!! 靖子にゃん脚本、演出石田監督で特撮ファンからも評価が高くて、絶対私も好きなやつだろうなあとはずっと思ってたけど、思ってた以上にハマってしまい、リアタイで追わなかったことを後悔。。 シーズン2とか特に、複雑にいろんな軸で物語を進めているのに話としてはわかりやすくて、誰が正しいとかではなく、それぞれがそれぞれの正義のために戦ってる感じがめちゃくちゃ好きでした、、 ほんとに話もエグくて大人のための仮面ライダーって感じで、私はずっとこういうのが観たかったんだ…と大変満足しました。 感想は尽きませんが、いつも前書きが長くなってしまうのでこのへんで。 アマゾンズ、本当に面白かったです!!!久しぶりに良いものを見た!!! とりあえず公式様、駆除班結成前〜結成2年目までの0話を……ください……4,335文字pixiv小説作品