解説
平成最初の大会。
ドーム予選の第一問は開催当日の読売新聞で発表された。
スタジオパートがこの回より廃止となり、ルート紹介が人工衛星からのCG図とダイジェスト映像になる。
第5週目は19:00からの放送。
行程
ゴールドコースト、モーリー、ブルーマウンテン、シドニー、クイーンズタウン、ショットオーバーを経てアメリカ本土に上陸したのはなんと4週目であった。
挑戦者
大学のクイズ研究会出身者が学生・OB問わず大量に残っており、ハイレベルの熱闘が繰り広げられた。他にも第1回から皆勤参加の挑戦者(ブルーマウンテンで敗退)や、2年連続で海外行きを果たした者(グァムの奇襲クイズで敗退。スポンサーのライバル企業に勤務していた)、前々回の優勝者が勝ち残った。
コース
予選・CP | 場所 | 形式 | ルール | 人数 | 罰ゲーム | 備考・関連タグ | 放送日 |
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国内第1次予選 | 東京ドーム | 1塁側・3塁側移動→スタンド・グランド移動→内野・外野移動→サークル移動 | - | 24115→100 | - | - | 1989年10月26日 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦 | 第1回からの皆勤出場者。 | 24015→1 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 〃 | 上述の復活者の好きな芸能人に顔が似ている人。 | 24014→3 | - | - | 〃 |
国内第2次予選 | 成田空港 | ジャンケン | 先に3勝する。 | 104→52 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 先に泣いた方が復活!! | あらゆる手段を使って涙を流す(目に触るのは禁止)。 | 52→3 | - | - | 〃 |
第1チェックポイント | 成田→グァム | 機内400問ペーパークイズ | 上位40人以内の成績を取ること。 | 55→40 | - | - | 〃 |
第2チェックポイント | グァム | 突撃!〇×ドロンコクイズ | 1問正解すること | 40→22 | - | この回より問題が挑戦者による事前選択でなくランダムに変わる。 | 10月26日・11月2日 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦・逆ドロンコクイズ | 正解すれば泥んこ、不正解はマットの上。1問正解で復活。 | 18→3 | - | - | 11月2日 |
第3チェックポイント | グァム→オーストラリア | 3時のあなた 私がマクラをかかえたらクイズ | 全員に〇×をクイズを出題。最下位が1人出るまで続く。答えは挑戦者には内緒で、翌日の空港で結果発表。全員に手渡された搭乗券のうち、オーストラリア禁のマークがある券を持っている者が敗者。 | 25→24 | - | - | 〃 |
第4チェックポイント | ゴールドコースト | 団体一問多答 ライフセーバーのようなクイズ | ビデオレターの撮影を行い、その内容からチームを決め1チーム6人。チームの1人が海に入り、あとの5人がボートを持って海に入り1人を乗せ、陸地に上がった所でその1人を担いでボタンを早く押したチームに一問多答問題が出題され、チームの全員が正解すれば勝ち抜け。不正解・スルーはボートにバケツ2杯分の水が入れられる。 | 24→18 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦 ダウトクイズ | ワイヤレスによる早押し。正解を言って他の人に「ダウト」と言わせるか、誤答をして誰からも「ダウト」と言われなければ復活。正解なのに「ダウト」と言ったり、誤答して「ダウト」と言われた場合は後方で寝ている人の周りを一周する。 | 6→4 | 飼育員として餌作りの後、餌の皿を体に付け、食べながらフンをするインコのロリキートに餌付けしながらフンを体に浴びる。 | - | 〃 |
第5チェックポイント | モーリー | 史上最大!サバイバルクイズ | 2ポイント勝ち抜け。従来のバラマキクイズと違って問題がばら撒かれる位置がスタート地点より遠く離れている。 | 22→14 | 耕作で自由の女神の地上絵製作作業の後、どこかへ連れて行かれた。 | 放送時間の都合から大幅に端折られた。 | 〃 |
第6チェックポイント | ブルーマウンテン | ステレオ二重音声クイズ | 早押し。福留と小倉淳アナウンサーが別々の問題と同時に出題。2つとも正解で勝ち抜け。 | 14→7 | - | 従来はモノラル放送だが、このパートのみステレオ放送だった。 | 11月9日 |
〃 | 〃 | モノラル一問二答クイズ | 早押し。答えが2つの問題に2つとも正解すれば勝ち抜け。 | 7→6 | 「クーイー」と叫びながらユーカリの樹海を歩いて空港に向かう。 | - | 〃 |
第7チェックポイント | シドニー | 日豪親善 超インスピレーションクイズ | オーストラリアの人たちの色んなものを見せて、その人たちのヒントを頼りに答えを筆記する。2ポイント勝ち抜け。 | 13→10 | 敗者復活戦 | Mr.マリックがゲスト出演。 | 〃 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦 サイキックイズ | マリックから伝授した記憶術を頼りに、オーストラリアの日とたちが書いた番号と単語を15個インプットし、番号を聞かれるたびにその単語を暗記していく。間違えるか時間内に答えられないと失格。最後に残った1人が復活。復活者は賞品としてハンドパワーTシャツを与えられた。 | 3→1 | マリックによるハンドパワーで、敗者復活戦で出てきた15個の単語を、順番の番号も含めて永久的に記憶させられる。復活者にのみ消し方を教えている。 | - | 〃 |
第8チェックポイント | クイーンズタウン | Mt. Nicholas まァ!うんと憎らし早押しクイズ | 3ポイント勝ち抜け。正解の際に他の人がポイントを取っている場合は1対1の対決クイズに移り、正解した方は相手の持っているポイントを総取りする。つまりうまく行けば2問正解で勝ち抜けることも可能。不正解・お手付きは通常早押しでは1回休み、対決クイズではポイントが0に。 | 11→10 | 蒸気船アーンスロー号の石炭運搬・罐焚き作業。 | - | 〃 |
第9チェックポイント | ショットオーバー | 地獄のお叫びクイズ | 2ポイント勝ち抜け。不正解はマイナス1ポイント。 | 10→9 | バンジージャンプ体験(跳ぶ寸前で、ストップがかけられた)。 | - | 11月16日 |
第10チェックポイント | ロサンゼルス | クイズわたしがママよ | 早押しクイズで2ポイント獲得すると親子当てクイズに挑戦。子供の描いた母親の似顔絵を頼りにこの子の母親を指名し、合えば勝ち抜け。間違えると0ポイントに。早押しでのお手付き・不正解は1回休み。 | 9→7 | クイズの収録に使った撮影機材の後片付けと積み込み作業。その後空港までヒッチハイク。 | - | 〃 |
第11チェックポイント | ツインレークス | トマト戦争 遠すぎた塹壕 | スタート地点から塹壕にある早押しボタンを目指してトマト兵によるトマトの攻撃を浴びながらダッシュする。ボタンを押した者に解答権が得られ、2ポイント勝ち抜け。お手付き・不正解はトマト兵にトマトを投げられながらスタート地点に戻る。 | 7→6 | トマトを使っての演技講習の後、救急車に乗せられる。 | トマト兵の投げるトマトは挑戦者のネームプレートが破損するほどの威力を持つ。 | 〃 |
第12チェックポイント | チムニーロック | 席順決めクイズ | 3択クイズ。1人だけ正解者がいた場合はその人が抜ける。2人以上正解の場合はその人たちが前進、正解数の多い1人が抜ける。抜けた順からコンボイの1号車から順に乗る。 | 6 | - | - | 11月23日 |
〃 | 〃 | 爆走!!コンボイリレークイズ | ネブラスカ州道88号線を一列に走るコンボイの中の挑戦者に対してリレー形式でクイズを出題。解答は一巡目まで。先頭車両の人が正解すればそのまま勝ち抜け。2列目車両以降の人が正解すれば、先頭車両の横に移動し1対1の対決クイズ。解答は正解した方からで2巡目まで解答できる。そこで正解すれば勝ち抜け。残った方は先頭に移る。 | 6→5 | 組み立て式のエンジン付きミニトラボードで空港に向かう。 | ヘリコプターを少なくとも2台飛ばし、並走撮影用の車両が走ったりとかなりスケールのデカい形式。 | 〃 |
準々決勝 | メンフィス | アヒルタイムレース | 会場であるホテルの1階の噴水広場からスタートしたアヒルがエレベーターをで上り屋上のゴールを通るまでに行われる早押し。お手付き・不正解は1回休み。途中から1問正解で2ポイント。クイズ終了時点で得点の一番少ない人が失格。 | 5→4 | 手作りのベースで演奏する。 | - | 〃 |
準決勝 | ボルティモア | 激戦!!通せんぼクイズ | 早押し3ポイント獲得で通過クイズに挑戦。正解すると決勝進出。阻止されるかお手付き・不正解は0ポイントに。従来の早押しでのお手付き・不正解はマイナス1ポイント。 | 4→2 | 3位決定戦。 | なかなか1人目が決まらないほどの長丁場となった。そのためこの回の放送時間が2時間に延長された。 | 〃 |
〃 | 〃 | 3位決定戦 | 一問多答問題の答えを1人ずつ言っていく。不正解・スルーの場合は体の前の袋にレンガを入れられる。膝が地面に付いた方が4位。そうでない方が3位。 | 2 | レンガを入れられたまま空港に向かう。 | 3位の賞品はアメリカの州のジグソーパズル。ただしニューヨーク州のピースのみ外された。 | 〃 |
決勝戦 | ニューヨーク | 早押しクイズ | 10ポイント先取。お手付き・不正解はマイナス1ポイント。 | 2→優勝 | - | - | 〃 |
優勝賞品
- 人間冷凍保存 会員権
オークランドで贈呈。
デモンストレーションで氷漬けにさせられた優勝者は「だから準優勝が一番いいのに」とグチりつつも眠りにつく所でOAは終了。
翌年の優勝旗返還では福留が入場時に乗ったデロリアンに牽引されたカプセルの中から「眠りを覚まし未来から連れ戻してきた。」という設定で優勝者が登場した。
関連タグ
アメリカ横断ウルトラクイズ ロサンゼルス ツインレークス チムニーロック メンフィス ボルティモア オークランド(賞品地)