概要
兵庫県神戸市長田区御屋敷通二丁目にある山陽電気鉄道本線及び阪神電気鉄道神戸高速鉄道線の駅。駅番号は山陽がSY01。神戸高速鉄道がHS39。
山陽電気鉄道本社の最寄り駅で始発駅であるが、折り返し列車は設定されておらず、大半が神戸高速鉄道へ直通する。阪神との共同使用駅となっているが、管理は山陽が担当している。
加えて赤い色の直通特急(A直特)は通過し、黄色の直通特急(B直特)は停車する。
1968年4月、当駅と当時の始発駅だった兵庫駅間が廃止となり、新たに同区間に神戸高速鉄道が開業し、始発駅となったが、運用上では乗務員交代などは当駅でなく高速神戸駅で行われており、ほぼ中間駅のような扱いとなっている。1978年までは隣接して車庫が置かれていたが、現在は東須磨にその機能を移している。
元は地上駅で西代駅の東から地下へと潜っていたが、現在は隣駅の板宿駅と同様に地下駅となっている。地上駅時代の最終日は1995年1月17日で、この日早朝、電車が動き出したすぐ後に神戸を中心に死者6434人を出した阪神・淡路大震災が発生、当駅も被災し甚大な被害を被り、お別れイベントなど行われないまま営業休止。もともと震災前より地下化の工事が進められていたが、6月18日に地下駅として営業を再開した。
駅構造
相対式2面2線の地下駅。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は29,803人である(神戸市統計書より)。
- なお、数字は阪神電車の乗降人員は山陽電鉄の神戸市統計書の乗車人員を2倍にした人員となっている。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 28,345人 |
2009年(平成21年)度 | 28,241人 |
2010年(平成22年)度 | 27,808人 |
2011年(平成23年)度 | 28,181人 |
2012年(平成24年)度 | 28,811人 |
2013年(平成25年)度 | 29,271人 |
2014年(平成26年)度 | 29,178人 |
2015年(平成27年)度 | 29,410人 |
2016年(平成28年)度 | 29,381人 |
2017年(平成29年)度 | 29,381人 |
2018年(平成30年)度 | 29,595人 |
2019年(令和元年)度 | 29,803人 |
隣の駅
種別 | ←梅田方面 | 当駅 | 姫路方面→ | 備考 |
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直通特急A | 通過 | 種別色は赤 | ||
直通特急B | 高速長田駅(HS38) | 西代駅(SY01・HS39) | 板宿駅(SY02) | 種別色は黄色 |
| 高速長田駅(HS38) | 西代駅(SY01・HS39) | 板宿駅(SY02) |