データ
別名 | 超音速怪獣 |
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英表記 | Supersonic Monster HALEN |
身長 | 52m |
体重 | 3万8000t |
初出現地 | 太平洋上空→東京 |
概要
第12話「超音速の追撃」に登場。
F-14の可変翼のように動かすことができる翼を持ち、スピード特化型の試作機ダッシュバードβやマックスの飛行速度をも上回るマッハ10の猛スピードで空中を飛び回る。飛ぶ際の姿はまるで黒い戦闘機。飛行中は、地上の人間が吹き飛ばされるほどの衝撃波が発生する。
特定の波長の音を敵と認識する性質を持ち、口から吐き出す火炎弾で発生源を攻撃する。
活躍
バードβのテスト中に、ミズキが気鋭のロックバンド「バッドスキャナーズ」の新曲「NOT SO BAD」を搭乗中のコバにも聴こえるよう音量を上げた際に突如出現し、バードβを追い抜いて衝撃波で撃墜する。その次は町に出現し、街頭モニターに映っていたバッドスキャナーズのPV映像を破壊し、せいせいしたように笑った後、ミズキの乗るバード1を振り切って飛び去った。
バードβのブラックボックスの音声記録や町での行動から、「NOT SO BAD」を演奏する際のギターの波長とバードβのパワーブースターの音が、ヘイレンが嫌う音波と非常に似ており、それに怒っていた事が判明。
今度は彼らのデビューコンサートが行われる代茂木野外音楽堂付近に出現して大暴れし、ショーンの乗るバード2を翻弄して火球で撃墜し、現れたマックスとの空中戦も、超高速飛行によって作り出した空気の檻に閉じ込めて急速に圧縮し爆発させる荒技でダウンさせてしまう。
しかし、最期はヒジカタ隊長の説得を受けたバッドスキャナーズの演奏に気を取られている隙にマクシウムカノンを撃ち込まれ、爆殺された。
以降の作品での登場
『大怪獣バトル』
AC版EX5弾にて、技カードとして登場。「3ラウンドの間スピードが500上がるが、4ラウンド目のみスピードが0になる」という効果を持つ。
余談
着ぐるみは『コスモス』のリドリアスの改造で、テレビ版のほうの改造と思われる。
本編に登場したバッドスキャナーズは、「アクション」という実在のバンドが演じている。
バンドが軸となるエピソードに登場することから、ネーミングはロックバンドのヴァン・ヘイレンに由来する。当初は「高速」であることからイングヴェイ・マルムスティーンから取って「インギー」という名前になる予定だったという。
関連項目
デルタンダル:後に登場した超音速で飛び回る黒い戦闘機っぽい怪獣。