概要
原作・伏瀬監修の、川上泰樹によるコミック『転生したらスライムだった件』の舞台化作品。
2023年2月20日より始動した『転スラ10thプロジェクト』の企画第5弾として舞台化が決定し、2023年8月に第1弾、2024年8月に第2弾の公演が行われた。
映像・照明・音響の演出やプロジェクションマッピングを駆使した舞台ならではの表現で『転生したらスライムだった件』の世界観を表現。話の流れはコミカライズに忠実であり、アニメ版では取捨選択されたコミカライズ独自の描写が拾われている。また、オープニングにアニメOP曲『Nameless story』『メグルモノ』を使用したり、豊口めぐみが大賢者として声の出演をしたり、アニメ視聴者が馴染みやすい工夫もされている。
キャストによるアドリブが光る場面もあり、狂言回しを務めたゴブタや、寸劇を披露したベニマル・ソウエイ・ハクロウの演技は場を盛り上げた。リグルドに関しては脚本の都合なのかネタキャラ化しており、第1弾の演者・宮下雄也も「別の世界線だと思って観てほしい」と発言している。
舞台化にあたって、ランガ・リグルド・ゴブタ・ガビル・ゲルドなど一部の魔物は擬人化されている。
舞台『転生したらスライムだった件』
大阪 | 2023年8月3日~5日 | メルパルクホール大阪 |
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東京 | 2023年8月11日~14日 | 日本青年館ホール |
コミックス1巻~5巻のエピソードを中心に、主人公リムル=テンペストの転生からオークロードとの戦いまでが描かれた。
⇒公式HP
主要キャスト
登場人物 | 演者 |
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リムル=テンペスト | 尾木波菜(≠ME) |
ベニマル | 仲田博喜 |
シオン | 吉川友 |
シュナ | 篠崎彩奈(AKB48) |
ゲルド | 宮下雄也 |
ガビル | 松田岳 |
ランガ | 小南光司 |
シズ | 七木奏音 |
ゴブタ | 杉咲真広 |
ソウエイ | 北村諒 |
ハクロウ | 萩野崇 |
大賢者 | 豊口めぐみ(声の出演) |
舞台『転生したらスライムだった件』-魔王来襲編&人魔交流編-
東京 | 2024年7月25日~28日 | 天王洲 銀河劇場 |
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大阪 | 2024年8月2日~3日 | サンケイホールブリーゼ |
コミックス6巻~11巻のエピソードを中心に、ガゼル・ドワルゴや魔王ミリム・ナーヴァの来襲から自由学園の子どもたちとの交流までが描かれた。
⇒公式HP
主要キャスト
登場人物 | 演者 |
---|---|
リムル=テンペスト | 尾木波菜(≠ME) |
ベニマル | 仲田博喜 |
シオン | 吉川友 |
シュナ | 石田千穂(STU48) |
リグルド | 髙木俊 |
ゴブタ | 杉咲真広 |
ガゼル・ドワルゴ | 森山栄治 |
ユウキ | 横田龍儀 |
フォビオ | 岸本勇太 |
ヨウム | 林光哲 |
クレイマン | 中村太郎 |
ミリム・ナーヴァ | 宇咲(#ババババンビ) |
ソウエイ | 北村諒 |
ハクロウ | 萩野崇 |
大賢者 | 豊口めぐみ(声の出演) |
オリジナルテーマソング
『すすすす進め!』
作詞:伊勢直弘 / 作曲:こおろぎ
エンディングでキャストによる歌唱・ダンスが行われた。
主要スタッフ
原作 | 川上泰樹・伏瀬・みっつばー『転生したらスライムだった件』(講談社「月刊少年シリウス」連載) |
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脚本・演出 | 伊勢直弘 |
舞台音楽 | こおろぎ |
スライムギミック | 風船太郎(映像出演) |
制作 | DMM STAGE |
主催 | 舞台『転生したらスライムだった件』製作委員会 |
関連動画
第1弾公演ダイジェスト
第2弾公開ゲネプロ