概要
銀魂のゲーム作品としては3作目にあたる。ゲームオリジナルキャラである空が、坂田銀時ら銀魂メンバーとの交流を通して、失われた記憶を取り戻していく…という内容である。
発売はバンダイナムコゲームス。
マルチエンディングが採用されており、主に選んだ選択肢で特定のキャラのエンディングルートが決まる。
予約特典として「ありえないボイスCD」が同封されていた。
登場人物
主人公
- 空
本作の主人公の少年。絵を描く事が好きで、いつもスケッチブックを持ち歩いている。宇宙中を旅して回り修繕の仕事をやっていたが、大江戸万星博覧会で、修繕をしている最中にトラブルに巻き込まれ記憶喪失となってしまう。後に真選組に身を寄せていたが、真選組の事情により万事屋に託されることになった。以降は自分の記憶を取り戻す為に空は万事屋で居候し、坂田銀時ら大江戸の人々と馴染んでいくのであった。
記憶をなくしていることもあってか性格はやや臆病で優柔不断。かぶき町で生きていくには少々心許ない。だが多芸でもあり、選択肢次第では絵の他にドラミングやバーテン、果ては真選組の隊士しての才能も開花していく。
ちなみに、CVは定春と同じ高橋美佳子が担当(ミニゲーム『こい魂』で確認できる)。
『銀魂』からの登場人物
本編主人公。天然パーマの万事屋の主人。
松平片栗虎や真選組に押し付けられる形で空を預かる。
最初は面倒臭がってたが、何だかんだで彼に度々アドバイスを送る等親身にしていた。
ルートによっては万事屋の一員として彼を迎える。
本作はアドベンチャーゲームのため、彼の見せ場であるバトルシーンは少ない。
本作のツッコミマスターであるメガネ。
アイドルのお通ちゃんのファンであり、彼のルートのエンディングでは空をお通ちゃん親衛隊に引き込もうとする。
怪力チャイナ娘。やや毒舌。
空を弟分としてコキ使おうとしている。
真選組局長のゴリラ。お妙さんLOVE。
空を息子のように可愛がっており、彼を真選組見習いとして育てようとする。
真選組副長。マヨラー。
堅物であり空にも厳しいが、何だかんだで気にかけている。
本作では近藤に対し敬語で会話している。
真選組1番隊隊長。サド。
相変わらず気だるげで素っ気ないが、時折優しい所も見せる・・・気がする。
本作では上記のトップ3人と同格みたいな扱いとなっている。
でも地味。
新八の姉。怒らすと怖い。
空をとても可愛がっており、とある選択肢を選ぶと「こんな弟が欲しかった」と発言。
そのせいか、本作では実弟に対してぞんないな扱いをしており「アイドルオタクダメガネチェリーボーイ」と呼んだり「アイドルオタクの弟なんていない方がまし」と言ったりしている。
万事屋の大家でスナックお登勢の店長。本名は寺田綾乃。
口は悪いが世話好きで、空のことも気にかけていた。
スナックお登勢の店員。元泥棒。
神楽に匹敵するレベルの毒舌家で、空に対しても厳しい。
でも彼女のエンディングは存在しない。
マダオ(まるでダメなおっさん)。
元々はお堅い職業に就いていたが、現在は無職。
その人生経験から空にも度々アドバイスを送る。
動物好きのバカ皇子。
本作では脇役として様々な場所で登場する。
- 桂小太郎
攘夷派。ヅラじゃなくて桂。
本編にはそこまで関わらないが、ある場面で意外な登場をする。
なお、彼のルートは一番難易度が高く、選択肢次第によってはエンディングすら見れないゲームオーバーに至る場合もある。
ほかにも松平片栗虎や定春、さっちゃん、高杉晋助などお馴染みのキャラクターが大暴れする。
オリジナルキャラクター
- 親方ヒロキ
- カテリーナ
- 春雨ボス
この他、オリジナルの浪人2人組(チンピラと虚無僧)、春雨ボスの手下たちも登場する。
作中用語
- 万星博覧会
地球で開かれた様々な星の文化を体験できる祭り。要するに万博。
銀時達も頻繁に訪れており、ここで開かれる絵画コンテストに参加もしていた。
- 魂の絵筆
博覧会の目玉となる展示品。描いたものが実体化するという不思議な筆。
作中ではこれを巡って様々な事件が起こる。それは空にも大いに関係しているようで…
関連項目
コードギアスLOSTCOLORS:同じくバンダイナムコゲームスから発売された、記憶を失った主人公と原作キャラの交流を描くADV。