音枝 優日(おとえだ ゆか)とはフリー声優、Vtuber、占い師である。女性。
概要
9月1日生まれ。本名及び実年齢は非公開。広島県出身。愛称はゆかえる。
「500歳の魔女(概念)」をコンセプトとするが、「『500歳の魔女(概念)』を自称する痛い設定持ち」と名乗る事もある。なお「(概念)」までがコンセプトである。
フリー声優として活動し、初期はフリー音声サイト「効果音ラボ」や「Audiostock」への音声提供を行っていた。その為、提供された素材を使用しているYouTuberの動画内では彼女の声を聞く事が可能である。
現在はASMR音声作品の製作の他に、個人勢のVtuberとして自身のYouTubeチャンネルでライブ配信や動画投稿を行っている。
時折実写配信も行うが顔出しはしておらず、主に手元や口元から下を映している。
またかつてタロットカード占い師としても活動していた為、現在でも占い配信を行う事がある。
来歴
声優養成所に通い事務所に所属していた事もあったが、「何か違う」「自分には合わない」と感じて早々に退所。
以降派遣社員や知り合いの伝手で占い師の手伝いのアルバイトをしていた。タロット等の占いはこの時に覚え、自身が占い師として鑑定する事もあった。
2014年(平成26年)2月9日にYouTubeチャンネルを開設し、最初に投稿した動画が再生数10万回を超えヒットした(その後も再生数を伸ばしている)。その後2019年(令和元年)9月14日に新たに現在のチャンネルを開設し本格的にYouTuberとしての活動を開始。
なお旧チャンネルも残されている為僅かだが過去の動画を視聴する事が可能である。
チャンネル開設直後はiPhoneを使用してシチュエーションボイスを収録していたが、防音室や高性能マイク等を用意して環境を整えた後は主にASMR動画の製作にシフトした。
ASMR声優としての地盤を固めていったものの、「台本が無いとこんな台詞を読むのは恥ずかしい」「羞恥心はちゃんとある」と本人は語っており、自身が演じたい役柄との乖離に次第に悩むようになっていった。
その為「ASMRは終活中」と位置付けているが、一定の需要がある為現状では完全に辞める訳ではないとしており、不定期で新作を投稿している。
そんな中2023年(令和5年)9月1日、自身の誕生日にLive2Dモデルを披露しVtuberとしての活動を開始。当初はASMRのライブ配信をメインに行っていたが、次第にゲーム・占い配信や歌枠にシフトしていった。しかしASMR配信も新作の音声の公開収録やマイクテスト、購入した商品のサウンドテストという形で継続している。
同年10月26日に配信されたPCゲーム『ウーマンコミュニケーション』の朗読劇が2024年(令和6年)5月4日に行われ、言ノ葉さちを演じた。所謂下ネタを連呼する作品である事から、音枝自身も下ネタに慣れてしまったと語っている。なおこの朗読劇が自身初の公開イベントとなった。
9月14日には初のリアルイベントとして配信者が顔出し出演する「ユメノナカ」に参加予定だったが、イベント開催当日に会場への爆破予告があった為2025年(令和7年)3月1日に開催延期となった。
10月11日にはVtuberによるコンサートイベント「ぶいかふぇ♪」に参加。初の歌唱ライブとなった。
今後正確な時期は未定だがオリジナル曲をリリース予定。
家族・交友関係
両親及び前述の姉とその家族がおり、姉や姪と時折出掛けている。
父とは一時不仲になり広島から上京した後は勘当同然の状態だったが、その後親子関係は修復。一家で旅行に行く程良好になり、旅行中にはVtuberとしての体(キャラクター)を実際に見た父が「可愛い」と感想を述べ、実際にV体にアテレコしたという。
なお当時の名残で父の事を「じじい」と呼んでいる。
派遣社員時代の同僚で10年以上交友関係がある親友の女性が動画編集の手伝いをしている。音枝は基本的に動画編集を自分で行っており、自身の性格からして負担が大きい事を語っている。その為「彼女の存在がなければASMR作品製作はとっくに辞めている」と公言しており、ASMRを「終活中」と位置付けている理由の一つとしている。
『ウーマン〜』で下野口マコ役を務めたVtuber声優のマコや、主に自宅収録声優として活動するVtuberの沢城懐と仲が良い。
また声優の榎本温子と動画で共演して以降交流が続いている。