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概要編集

鬼滅の刃に登場する、鬼殺隊における主人公・竈門炭治郎の同期の隊士である不死川玄弥の持つ能力である。

上弦の鬼黒死牟が言うには、彼以前にも同じ能力を持った隊士がかつて存在したようで、その希少性は鬼となりながら人間性を保っている炭治郎の妹・禰豆子に勝るとも劣らない。


特徴編集

咬合力/消化・吸収力編集

炭治郎の嗅覚、善逸の聴覚、伊之助の触覚、そしてカナヲの視覚にあたかも対応するかのように“異能”と言える程の消化器官を有しており、鬼の骨肉や血鬼術を喰らう事で一時的に鬼の能力(怪力・不死性・超再生)を得られる


これらの能力は、喰らった鬼が強ければ強いほど高まり、体を穴だらけにされたり、胴で両断されても死なないなど高い生命力を得る。この力により、唯一「力ずくで鬼を滅する」鬼殺隊士であるとも言える(この性質は使用する武器にまで作用する)。

センシティブな作品不死川玄弥


ちなみに剣に関する才能が無いせいで精神的に追い詰められてしまい、力を求めて鬼の肉を食べた事がきっかけで自身の体質に気付いたらしい。

入隊してから僅か数ヶ月の間に身長が20cmも伸びていたのは、成長期だけでなく鬼を喰った事による副作用もあるのではないかとファンの間では考察がされている。

尚、単行本13巻の表紙には玄弥が描かれているが、この異能を仄めかすかのように口から牙が見え、髪の毛先が黄色くなっている。


玄弥は刀鍛冶の里編のアニメで哀絶を喰って鬼化したときは、口に鬼の牙が生えたほか、髪の毛先は黄色くなり、目は黒白目に変貌した。

だが目はノベライズでは「真っ赤な目で炭治郎をにらみつけた」という描写がある。

ノベライズの著者が執筆中当時は、鬼化玄弥の目のカラーリングがまだ定まっていなかったのだろうか?


欠点編集

当然ながら、この消化吸収による変異は玄弥にも相当の負担をかけており、鬼化中は理性や判断力も下がってしまう諸刃の剣である。

加えて健康状態の確認の為に、定期的な蝶屋敷での健康診断が欠かせない。ただし、鬼喰いをしている事についてしのぶからは嫌な顔をされて会う度説教をされるとの事(炭治郎はあくまで玄弥の体を心配しての事と諭している)。

また、あくまで鬼擬きの為に本物の鬼よりは生命力は数段落ちる上、日輪刀以外の手段でも頚を落とされれば死に至る。

さらに、変異時は禰豆子の爆血も有効になってしまうため、半天狗との戦いでは半天狗だけでなく自身にも燃え移っていた。

黒死牟によると、約300年前の過去にも同様の力を持った隊士も存在したようだが、そちらは胴を両断されて死亡した為に、玄弥の生命力はかなり高いようである。





関連タグ編集

鬼滅の刃

鬼殺隊

不死川玄弥


コピー能力…敵から能力を得る繋がり

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