魔法少女★ルルカ
まほうしょうじょるるか
魔法少女ルルカとは、『#コンパス 戦闘摂理解析システム』2020年第1弾オリジナルヒーローとして登場したアタッカーのヒーローである。
元はカードの一つ、『魔法少女☆ルルカ』。
2019年12月の#コンパスフェスで実装が決定し、2020年1月の“コンパスニュース”にて詳しい情報が発表された。2020年1月27日実装。
スピンオフゲーム『#コンパスライブアリーナ』ではリリース初期より登場。
新規イラスト、テーマ曲共にリリカと同じクロワ氏、かいりきベア氏が担当。絵師だけでなくボカロPも同じ担当なのはルルカが初めてである。
キャラクター
『魔法少女リリカ☆ルルカ』もう一人の主役。「リラルラ女学院」に通っている2年生で、調理部の部長。
同じ学年で同じクラスのリリカと同じくいつも元気いっぱいの明るい女の子でリリカとずっと一緒にいる。
戦闘スタイルはステッキ(ドリーム鈍器またはマジカル鈍器)による近接戦闘メイン。
リリカが劣等生なのに対して、優等生タイプ。実際、人気もルルカの方があるらしい。
「一緒に悪を消し炭にしましょう!」「はーい!撲殺しに来たよ♪」など、ちょっと口が悪い一面があるものの、ちょうど焼けたからとクッキーをプレイヤーにくれたり、あらゆるものからリリカを守るために隠れて特訓していたりと努力家な一面もあり、とても良い子である。
…というのはリリカがいるときの話。
「リリカ……傍にいて!!」
その本性はリリカに対し異常な程の愛情を持ったとんでもない狂愛者であり、リリカの写真を見て癒されてる様子が見られたり、長らく会っていないとリリカの幻聴まで聞こえるレベル。
普段こそ鳴りを潜めているがバトルではひとたびリリカがいなくなってしまうと、全身が黒く染まって目が赤く発光するといった恐ろしい姿になる。通常でも若干口が悪かったセリフもさらに乱暴なものへと変化し、元々優等生ゆえの強さと相まって手がつけられなくなってしまう。対戦相手にとってはかなりのトラウマ物である。
ちなみに、この状態でヒーロースキルを使ったりベストプレイヤーになると特別な演出を見ることができる。
ホーム画面では自分以外がリリカに近づくことが許せないのか、「リリカの近くに男の影」と聞くと「それが本当なら、ドリームマジカルブラックホールでおもてなししなきゃ」と半ば警告や脅迫じみた発言もする。
ちなみにそのブラックホールにハイスペックなあの人の武器が吸い込まれている。これが意味するものとは…?
一応普段は上記のようにクッキーを焼いてくれるいい子なので怒らせないようにしよう。
特にリリカの話題はタブーなのかもしれない。
ちなみにヒーローを変更する際、リリカとルルカを入れ替えると非常に変態的な特殊演出が見られる。しかも「リリカ→ルルカ」の順番と「ルルカ→リリカ」の順番とで別の演出が用意されている。
容姿・コスチューム
リリカの衣装のオレンジカラーバージョン。ハートの髪留めの位置が左よりで、髪は後ろでハーフアップにしている。
ライブアリーナではリリカに似たイエローカラーのアイドル衣装。髪飾りの色はリリカを意識したようなピンク色。
他色バリエーションには「水色」「赤色」のものが存在。
コスチュームでは「リラルラ女学院指定制服」、「プリンスマスカレード」がある。
前者はリリカの期間限定コスチュームとしてお揃いのものが後に実装されており、後者はリリカのリトルマスカレードと対になっている。
季節限定では水着「サマーバケーション」、仮装「ミッドナイトウィッチ」が存在。ライブアリーナからはイベントコスチューム『リラルラドリーミング』が登場。
ダンまちコラボでは元ソーマ・ファミリア所属の小人族の少女の衣装、初音ミクコラボではミクコスチューム、ライザのアトリエ2コラボでは植物の種を集める旅をしているオーレン族の女性の衣装、NieR:Automataコラボでは双子の旧式アンドロイドのさばさばとした方の衣装、チェンソーマンコラボでは公安対魔特異4課の新人デビルハンターの衣装、SAOコラボではリンダースの鍛冶屋の少女の衣装も登場した。
2022/10/24 update……
/* Enjoy Hahaha :-) */ #イレギュラー
攻撃力の倍率は1.35とアタッカーとしては標準クラス。加えて体力が1.00、防御が0.95とバランスの取れたステータスを持っている。
カードの発動時間が全て「速」、移動速度もアタッカーの中でも速い方であり、まさに優等生と呼べるようなヒーロー。
ただ、アビリティが敵味方の構成に左右され野良では腐りがちなこと、攻撃性能がどうしても他の専門ヒーローに比べて低くなってしまうなどの小さなデメリットが多く、思ったよりも攻め切れないことも多々ある。そのため、HSやHA、カードの立ち回りメインで戦うアタッカーとなるだろう。また、デッキの幅が広く読まれにくいという独自の強みを持つため、上手く初見殺しするのも大事。
カードに関しては繰り出し速度が特に素早い『近』や『連』を積んだデッキが多く、その次に『遠』を積んだデッキも見られる。『周』も十分使える速さだが、他に比べると見かける頻度は少なめ。後隙が長めな上に威力に少し欠けるのが要因か。
ヒーローアクション『ドリーム☆ズキューン』は珍しいガードブレイク効果付きの攻撃。ガードブレイクに成功すると攻撃力の200%ダメージ+ダウン効果がある。ガードブレイクに失敗すると攻撃力100%+怯み効果のみとなる。
このヒーローアクションの存在から「反導砲カノーネ・ファイエル」や「-蒼王宮- 終焉禁獣 グラナート」のようなガードブレイク系カードを使用しないデッキ運用が可能であり、デッキの幅を広げることができる。
また、範囲が広めかつ前隙後隙共に短めなため牽制で振るのもあり。ただし、ガードブレイクしないと怯みだけのため、忠臣などの瞬間火力が高いヒーローの前で振るとキルされかねないので注意。
ヒーロースキル『『あの子』の傍に近寄らないで』は少し離れた前方に円形の高速で多段ヒットする攻撃を行う。
Cポータルをすっぽり覆うほどの範囲で、地形やポータルキーに接触することで攻撃が始まり約7秒間続く。威力が高く、ガードを使わない限りはエリア内にいることはまず無理だろう。
相手のルルカがこれを使ってきた場合、ダメージカットカードや防御アップカードが有効ではあるがダメージカットカードの使用が早すぎたり、「楽団姫ディーバ」のような効果時間の短いカードだと効果が切れて大ダメージを受けてしまう可能性があるため、ダメージカットや防御アップが有効なうちに範囲外に逃げて回避しておきたい。
ただ、現在は敵をCポータルの外に無理やり追い出して奪い返すポロロッチョのHSのような使い方が主流。対処法としては、「全天首都防壁Hum-SphereLLIK」などの長時間100%ダメージカットするカードを使用した味方がポータル内に入って足止めしたり、スプリンターやタンクなど耐久の高いヒーローが一瞬ポータル内に入って取り返されるのを妨害する、などが挙げられる。ガードを使って入ってきた敵はヒーローアクションで吹き飛ばそう。
アビリティ『ずっといっしょだよ?』は敵・味方に関わらずリリカがキルされると約7秒間、攻撃・防御・移動速度が大幅に上昇するされる というもの。
リリカがいなくなっている間は攻撃・防御の上がり幅が大きく(攻撃約1.5倍、防御約3倍)移動速度は『ぶじゅつかの超速加速』等と同等クラスの効果がある(ただし、アビリティの移動バフはカード効果とは重複しない)ため一発逆転を狙えるチャンス。
しかし、敵味方いずれかにリリカがいる必要があり、発動のタイミングが調整しづらいことや効果時間が短めなことから安定したバフ効果となりづらいのが欠点。味方のリリカで発動した場合は人数不利を背負う状態にもなってしまい、リリカは足が遅いため復帰にも時間がかかってしまう。
HAでのガードブレイクを持ち、高水準のカード発動速度によりさまざまなデッキタイプが考えられ、型が読みにくい点で優秀と、非常にポテンシャルが高いのがルルカ。その万能な能力を愛しの"あの子"のために使い、狙った"アイツ"だけを仕留めていこう。