概要
埼玉県のほぼ中央の川越比企地域にある市で、1991年に市制移行。
人口約7万人。
市域は入間台地(武蔵野台地の一部ともされる)上に広がっており、伝統的に高台を生かした農地として栄えてきた。
旧石器時代から古墳時代までの遺跡が複数確認されており、平安時代末期は武士団の一つである児玉党の勢力下にあったとされる。
江戸時代には川越藩などの領土となり、日光街道やその他街道の交通の要所としての整備や大規模な新田開発が行われた。
高度経済成長期以降は首都圏のベッドタウンとして住宅地開発が進み、また工業団地の造成などでメーカーの工場が進出して急速に都市化がされた。
農業はかつては米や麦栽培が中心であったが、現在は狭山茶、野菜類、花卉などに移行している。
関越自動車道と圏央道の分岐点に位置する鶴ヶ島JCT周辺は、流通拠点としての性格も併せ持っている。
ちなみに現在の市域は明治時代に「鶴ヶ島村」として発足した当時のまま市として持ち上げたもので、埼玉県内でも珍しい「市町村合併を一度も経験していない市」である。
商業施設等
・ワカバウォーク
・スーパーカインズホーム鶴ヶ島店
・ベイシア鶴ヶ島店
交通網
鉄道
主要道路
- 国道407号
- 埼玉県道39号川越坂戸毛呂山線
- 埼玉県道74号日高川島線