鉄道車両の系列の1つであるが、旅客用では名古屋鉄道(名鉄)の例しかない。「9100形」は千葉ニュータウン鉄道で使用。
名鉄9100系
9500系の2両編成版として2020年より製造を開始し、2021年1月より営業入りしているグループ。
車体構造や基本的な機器構成は9500系に準ずるが、VVVF制御装置を東芝製から三菱製に変更した。
本系列は延命工事を行っていない6000系列(2両編成)の置き換えを行う。
運用
VVVF制御車の2両編成、3100系・3150系と共通運用であり、特急列車の増結運用も行われる。3000番台の系列(通称「3R車」)との連結も可能である。ワンマン運転にも対応しており、築港線で使用されている。2024年8月以降は三河線でも使用されている。
編成表
CP＝コンプレッサー、VVVF＝制御装置、PT＝パンタグラフ搭載車、SIV＝補助電源装置
←豊橋 岐阜→
| 形式 | ク9100 | モ9200 | 製造次数 |
|---|---|---|---|
| MT構成 | Tc | Mc | |
| 搭載機器 | CP | VVVF/SIV,PT | |
| 第1編成 | 9101 | 9201 | 1次車 |
| 第2編成 | 9102 | 9202 | 1次車 |
| 第3編成 | 9103 | 9203 | 1次車 |
| 第4編成 | 9104 | 9204 | 1次車 |
| 第5編成 | 9105 | 9205 | 2次車 |
| 第6編成 | 9106 | 9206 | 2次車 |
| 第7編成 | 9107 | 9207 | 3次車 |
| 第8編成 | 9108 | 9208 | 3次車 |
| 第9編成 | 9109 | 9209 | 3次車 |
| 第10編成 | 9110 | 9210 | 3次車 |
