概要
アイドルマスターシリーズに登場する芸能プロダクション・961プロの歴代メンバー10人が集結した時のグループのこと。由来はライバルとなる765PRO ALLSTARSにあやかったもの。
社長である黒井崇男は、彼の最大の弱点としてミスしたアイドルのフォローを一切行わず手放し、かつ765プロに執着するあまり自ら墓穴を掘ることもしばしばある。その影響でプロジェクトフェアリーとジュピターは完全に離反してしまう。(前者に至っては、彼女ら3人が961プロに所属した設定が抹消されている関係でユニットの存在が殆ど語られていない)
また、他のプロダクションに比べて一同が勢揃いした作品は一切存在しておらず、ユニットを超えたやりとりは皆無で、かつ876プロのように男女混合のプロダクションであるかどうかも疑わしい。
最も登場回数の多いジュピターですら、存在が殆ど抹消されたプロジェクト・フェアリー、後付設定だが海外で活躍しているゆえに登場回数の少ない玲音、『SideM』以降の作品で登場したアイドルである詩花や亜夜、ジュピターと同じ元961プロアイドルである奥空心白との共演は一度もされていない。(厳密には、ジュピターはそれぞれの初登場作である『OFA』や『スターリットシーズン』にも登場しているが、彼らはゲスト出演であるゆえに765プロはおろか同じ事務所である玲音達との会話すら存在していない為、ジュピターと3人が共演したとは言い難い)
一方で、玲音と詩花はミリシタで初めて共演がされており、詩花は玲音を「お姉さま」と呼んでいる。また、ジュピターは彼らの衣装であるブラッキッシュ961SPをやよいの兄弟が来ていたりゲッサン版ミリマスで彼らの歌が登場したりする等、ミリマスでもジュピターの存在は示唆されている。更には、プロジェクト・フェアリーは彼女たちが主役となるライブ『Re:FLAME』の追加公演分で、亜夜と心白で結成されたアルバノクトと共演する事になっている。
ただ、黒井社長のアイドルを見出す力は本物であり、劇中でも彼(女)らの実力は遺憾なく発揮しているのも事実。メンバーの中にはダイヤモンドの原石・オーディション受賞者・努力家のオーバーランク・天才肌の持ち主と言った人物も含まれるのも後押ししている。
冬馬も、北斗や翔太と組ませてくれたのを黒井社長に感謝しており、『ライブオンステージ』では「黒井のおっさん…俺たちを組ませてくれた事には…感謝してる」と言っている。
また、ジュピターの代表曲である「Alice or Guilty」や「恋をはじめよう」が他所で使われても特に咎めず、彼らから「(黒井の)おっさん」や「黒ちゃん」、玲音から「黒井」と呼ばれても気にしないなど、上記の弱点を除くと黒井社長は割と甘いのではという声もある。玲音も、彼女が超有名アイドルとして活躍している影響で黒井社長は自由にアイドル活動をさせており、その事を玲音は感謝している。
特に[亜夜]と心白とのユニット曲であった「EVER RISING」は、シリーズ全体の中では珍しい他の事務所に譲渡する描写のある楽曲であり、文句を言いながらも765Pに託しているシーンが見られる。
そういった背景から961プロファンはかなり多く、特に「もしもメンバーが勢揃いすれば765プロ(アケマスのメンバー)に勝てるのでは?」「そろそろ961プロ主役のゲームが出ても良いのでは?」という意見もちらほら見かける。冬馬役のてらしー等、961プロ勢揃いで出てみたいというスタッフも多いため、期待の声も相当大きいようだ。
関連イラスト
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ジュピター(アイドルマスター2)(天ヶ瀬冬馬 伊集院北斗 御手洗翔太)