決まりきった物語ではない、自分だけのストーリーを展開させよう。
泥棒、盗賊、反逆者、軍司令官、傭兵。どれを選ぶかはあなた次第。商人に医者、調停者、ビジネスマン、探検家、あるいは奴隷…
選択肢は無限大だが、 まずは生き延びなくてはならない。
概要
Lo-Fi gamesが2007年ごろに開発し、2018年7月22日に正式リリースした、オープンワールド型オフラインRTSゲーム。ポストアポカリプスと化したとある惑星で、3つの大国が停戦している時代を舞台としている。
対応ハードはPC(Steam)のみ。
本作のコンセプトは「自分が好きな要素全部乗せ」。
特定のストーリーという物が無く、非常に広大な世界を自由に生きる事ができる。
拠点を作り、仲間を増やし、自分だけの国を作る"領主"として、
製作・購入したアイテムを運び、国から国へと輸送しお金を稼ぐ"商人"として、
古代の遺産を探し求め、危険な地域へ赴く"探検家"として、
世にはびこるお尋ね者を退治する"賞金稼ぎ"として、
あらゆる勢力に敵対し、何もかも滅ぼす"覇王"として・・・
これらはあくまで一例に過ぎず、すべてはプレイヤーの想像力次第。
ただし、プレイヤーは何かしらの加護があるような特別強い勇者ではなく、この世界に生きる登場人物の一人である。
盗賊にやられて身ぐるみを剥がされるか殺されたり、
凶暴な動物に襲われるか、食人族に拉致されて食べられたり、
国の兵士や武装した商人に捕まって奴隷にされたり、
拠点を建てたら税金払えと告げられ、断ったら戦いになったり・・・
プレイするたびに、この無情な世界で自由に生きる事が、どれだけ難しくて辛いのかを味わうだろう。
そうして苦汁をなめて、痛みに耐えて、必死に生き延びて・・・初めて強くなるのだ。
基本システム
ステータス・育成
基本的にマウスを使うクリック中心のゲーム。
キャラの育成は一つ一つの経験をすることでステータスが上昇する。
重い物を背負って動けば「筋力」がどんどん伸び、あまり持ってない状態で動けば、「運動能力」が上がって、より素早く移動できる。
軽い武器を振り回せば手先が「器用」になる。
隠密コマンドで敵の近くを忍びよれば、「隠密」をうまくなる。
敵に殴られるか避ける事で「打たれ強さ」や「回避」があがる。
飛び道具で味方に誤射したら、飛び道具の「精度」が改善される。
種族によって、得意不得意が存在するが微々たるものなので、自分の好きなステータスを上げるといいだろう。
全てのキャラクターは共通して「血液・頭部・胸部・下腹部・右腕・左腕・右足・左足」の部位ごとにHPがある。このうち、血液・頭部・胸部・下腹部のHPが0を下回ると強制的にダウン。回復アイテムを使用しない限り、どんどん減っていってしまう。これらのHPが0から一定値まで下がると、キャラクターは死亡。二度と復活しなくなる。
腕・足の場合はその部位が骨折して使用不可能になり、一定値を下回ると「部位切断」が発生して血液が大きく減少、以降は義肢を使わなければいけなくなる。
武器
近接武器には片手・両手の装備、斬撃・打撃の二つの攻撃力、防具貫通・出血率・屋内という要素があり、敵の装備に応じて与えられるダメージが異なる。
メインとサブのスロットがあり、メインは全ての武器が、サブは片手用の武器が装備可能。
装備枠が少ない武器ほど屋内での攻撃力が高くなり、多いほど低くなる。
クロスボウの攻撃は「ボルト」が必要になり、接近されるか無くなるとサブ武器・素手に切り替える。
刀
軽いので器用さが上がりやすくなり、出血率が高く軽装の人型に強くなる。低い貫通と重装備の人型とロボットに弱く、基本的に高値が付く。
サーベル
攻撃力と引き換えに防御力が高くなる。
鉈武器
斬撃と打撃のバランスが良く、高い貫通とロボット系に強い。ただし動物系には弱くなり、出血率も低い。
重武器
非常に重たいがそれに見合った攻撃力を誇る。タイマンよりも集団戦で真価を発揮する。
鈍器
片手だけでも重たい武器。打撃が高く重装の敵に有効。一部の除いて基本的に出血率は最低。
長柄武器
攻撃力の低さを長いリーチとで補う。動物に強くなるが、屋内では力を発揮できなくなる。
クロスボウ
本ゲームにおける唯一の飛び道具。
素手
鍛えていないうちは殴った自分の手を痛める。スキルの上昇につれ技が多彩になり、連続技で下手な武器より大ダメージを与えることも。
世界観
3大国家
- ホーリーネーション
屈強なパラディンの下、極端なまでの男尊女卑・他の種族に対するレイシズム・新技術に対する拒絶・スケルトンおよび義肢の殲滅を掲げている。
この世界でも数少ない緑豊かな土地を保有しているおかげで、どの国よりも内部情勢が安定した暮らしができる・・・あなたがヒトの男性であるならばだが。
- 都市連合
貴族と侍たちによって、大陸の歴史を守ると共に、奴隷制度と交易で成り立つ。
恵まれない土地で暮らしているためか、飢えへの恐怖、上層部の貴族・侍の腐敗、人攫いの容認、各地で暴れる反乱軍、様々な理由で不安定な現状となっている。
帝王である『テング』は、搾取を繰り返す貴族を止めない、もはや国のお飾りという存在である。
- シェク王国
女王『ストーンゴレムのエタサ』の宣言により、ひとまずの全面戦争は避けられている。
しかし国内では、彼女の座を狙わんとする勢力や、戦いに飢えたシェクの暴走が後を絶たない。
その他勢力
- スワンパーズ
一日中雨の降り注ぐスワンプで暮らす人々やグループの総称。
どの国家の支配にも縛られないためか、盗賊や犯罪者などが最後に行き着く場所ともいわれている。この地域で生産される"ハシシ"は、都市連合の腐敗の一端。
- カニバルズ
その出自は数千年前に遡るという。
- テックハンター・マシニスト
世界で流通している地図は、彼らが探索し記載したものである。
- 反奴隷主義者
リーダーの『ティンフィスト』は第二帝国時代のスケルトンであり、最強の空手家でもある。
- 南東勢力
- リーバー……旅人を攫い、自分たちの兵士に仕立て上げる武装勢力。
- クラブレイダー……巨大生物クラブへの愛が重い変人集団。
- スケルトン盗賊……自分たちをスケルトンと思い込んでる人間の派閥。
- 皮剥ぎ盗賊……新鮮な皮膚を求めて人間を狩る、狂ったスケルトン集団。
- 第二帝国
帝国に残された兵器・道具の一部は、今なおも稼働を続けている。
種族
- 人間
我々と同じ人間である。上にたつ者は王様だったり侍だったり、下の者は乞食や泥棒、あるいはゴリラみたいなやつ。
- グリーンランダー
この世界における一般的な人たち。農業や化学が得意。
- スコーチランダー
木炭のように黒く焦げた肌をした人間。アウトドア気質で鍛冶の才能を持つ。
- ハイブ
社会性昆虫の性質をもった生命体。
黄色い肌の「ウェスタンハイブ」は他国との交易で力をつけ、桃色の肌の「サウスハイブ」は世界征服を目指して侵略を繰り返している。
女王陛下の下、その生涯をハイブに捧げるという本能が刻まれているが、不幸にもその本能から外れたものは「ハイブレス」として同族に追放されてしまい、この非情な世界をどうにかして生きなければならない。
プレイヤーが選択可能なものは「ウェスタンハイブ」の「ハイブレス」のみ。
- ハイブプリンス
- ワーカードローン
- ソルジャードローン
- シェク
いたるところに角を生やした戦闘民族。
基本的に力持ちかつ不器用で弱肉強食を是とし、他種族を「フラットスキン」と呼んで見下している。
ただし一度でも強さを認めれば友好的になる。
- スケルトン
顔の無表情とは裏腹の、人間と同じような感情を持った人型の機械生命体。
第二帝国時代を知るなど、数千年以上も生きてる個体がいるほどの長命。
余談
あれやこれや詰め込み過ぎた弊害なのか、極たまに物理エンジンが機能してなかったりする。具体的には、担いだ相手を下ろすとたまに妙な跳ね方をしたり、天高く昇っていったりする。「ハヴォック神のお戯れ」なんて呼び方もある。
発売当時の日本においては知名度が非常に低く、長らく知る人ぞ知らないゲームだった。元々クリス氏が個人で製作していたのもあって、長い間ゲームが未完成な状態だった事と、日本語化対応がされておらず、非公式の日本語化MOD等で対応しなければいけなかった事が大きかった。
しかし、後述のニコニコ動画にて投稿された実況動画を機に知名度が一気に上昇、日本人ユーザーが急増したことで、2018年4月に日本語対応される様になった。同年のTGSのメディアアワードにおいて優秀賞を飾り、様々なレビューにおいて高い評価を受けている。
関連動画
本ゲームのPV
↓ブームの火付け役とも言える動画