概要
主にYouTubeで活動する男性マリオカートプレイヤー。
マリオカート8DXのチーム「NX」のリーダー。
マリオカート8DX日本代表のキャプテン(2018〜2023)である。年齢は26歳。誕生日は3月25日。
今ではYouTubeなどでほぼ毎日配信しており大体は交流戦、ラウンジ、NITA(No Item Time Attack)などをしている。
ラウンジ(スマブラでいうスマメイトのようなガチ勢専用部屋)では最高ランクのグランドマスターに到達した経験が8回(シーズン3、4、5、6、7、8、9、10)もあり、ランクの平均がマスターと最上位層の実力がある。シーズン9ではグランドマスターに要するmmr(ラウンジレート)が17000なのに対して一時mmr17996に到達し、彼以外にグランドマスターはおろか一つ下のマスター(mmr16000)すら3人しかいない中で2位のプレイヤーにmmr2000近い差をつけて圧倒的な実力を見せつけた。
シーズン10に関しては、なんと59戦でグランドマスターに到達を果たしている。ちなみにこのとき、マスターは彼以外に一人しかいない。
また、マリオカート8DXでは公式大会が定期的に開かれるわけではないため有志によって大会が運営されているが、そこでも好成績を残している。大会での決勝進出は数知れず、準優勝優勝回数も最多クラスに多い。もっとも、文字通り独走状態のラウンジ成績に対し大会通算成績では彼に比肩する、あるいは上回るプレイヤーも少数ながら存在する。特に個人大会のツキがないことは有名で、発売から実に7年近く経った2024年4月に自身初めての個人杯制覇を成し遂げている。
野良レートもレースはカンスト(99999)している。プレイ時間も先日カンストした。「発売から約6年2ヶ月、毎日4時間半プレイしてる計算になるらしい。」とTwitterでも呟いている。
極めて正確なキャラコンを武器としており、難易度の高い走法も機械のように安定して成功させる。反応の速さや視野の広さも抜群でありゴール前の激しい乱戦の隙間を縫って上位に生き残ることも日常茶飯事。
配信は基本深夜に行い、それ以外の時間帯で配信することは滅多にない。仕事をしているかどうか、どんな仕事をしているかなどの情報が一切ないため、理由は不明。ニンダイが朝に配信される時は朝に同時視聴枠を設けていた。
大会決勝やDLC配信初日などの配信は同接数が一万を超えることもしばしばある。
配信の流れは基本的に主要前コースのNITAから始まり、野良を挟んだり雑談したりした後ラウンジを始める。終わった後はスパチャ読みなどはなく即終了する。(くさあんに送られたスパチャは送られたその都度読まれる)
上記の通りマリオカート8DXには公式大会がない(オンラインチャレンジを除く)ので、小規模大会どころか世界大会も有志によって開催されている。くさあんはその世界大会にマリオカート8の頃から日本代表として出場しており、今まで5度の優勝を経験した。2018年から2023年は日本代表のキャプテンを務めている。
マリオカートWii元ガチ勢でもあり、SFCマリオサーキット3のタイムアタックでは日本上位10位まで入っている他、数々の大会に出て実績を残している。
他にも太鼓の達人などの音ゲーが上手く、アーケード版太鼓の達人では天下一音ゲ祭の東京ブロック決勝進出経験もあるほどの実力者。最近ではSwitch版の太鼓の達人を稀に配信している。2014年にアップロードされた太鼓の達人 ドンカマ2000 フルコンボという動画が、当時おそらく世界初であるハウスバチでのドンカマ2000フルコンボとして注目された。この動画を撮影したくさあんの友人とは、今でも一緒にスマブラをする仲。
他にもデレステガチ勢であり、8eeという別名義で活動していた(本人明言済み)。太鼓の達人をはじめ音ゲー全般も好み、プロセカ配信も行っていた。
RTA in Japan
走者くさあん 解説シェリン・バーガンディ、もあ
RTA in Japan winter 2023にて、くさあん氏は12月30日に48コースRTAを走った。
記録は1時間54分25秒とspeedrun.comに登録されているもので世界2位の記録をたたき出した
くさあん語録
くさあん氏の配信の中では特徴的な語録がいくつか登場する。
•mamama
おそらくくさあん語録の中で一番有名。
「ままま」、「まあまあまあ」とも。
キツいレース展開で耐え切った時や、攻撃アイテムを被弾した時などに焦らず自分を落ち着かせるために発する言葉。おなじみのセリフとなっており、こういった耐え切ったレース後のチャット欄はこの言葉で溢れかえる。
•トゲェ…
1位を走っている時に限らず、トゲ(トゲゾーこうら)を観測した時にくさあんの口から出る言葉。特徴的で真似しやすいため、多くのファンの間で親しまれている。
•n位でええ
レース終盤に1位以外を走っている時、上位を狙わずあえて安定を取り現在の順位の維持を狙う時に出る言葉。「今日は2位」などのバリエーションも存在する。2位のときに言われることがほとんど。
•悪くない
「悪くはない」とも。被弾をもらったりアイテムを取り逃がしたりと、一見きつそうな盤面でも上位を狙おうと自分を励ます言葉。あまりにもきつすぎると「悪くはある」に変化する。
•お守りします
前を走っている味方に被害が及ばないよう、味方に危害を加えそうなアイテムを持っているプレイヤーを妨害したり牽制したりする時の言葉。
•風雲くさあん城建設
建設するものはいろいろ種類がある。元ネタは風雲!たけし城。トリプルミドリこうらや、トリプルバナナなど、強い防御アイテムを引いてその順位に居座ろうとした時の言葉。
•このゲーム簡単やなぁ
運勝ちした時に発する言葉。2023年6月ごろから頻繁に用いられるようになった。例えばキノコキャニオンではラストに大きなショートカットである「崖越え」があり、それを成功させたプレイヤーがほぼ勝つというゲームになっている。そこでショートカットするためにキノコをラストまで使わず取っておくがサンダーが降ったりテレサに盗られたりした時、最後のアイテムボックスでキノコを引き直しショトカして上位、といったレースなどで使われる。
•降らねぇかな
落下してしまった時、もしくは被弾してしまった時に、それを帳消しにするようにサンダーが降ることを期待した発言。
•このコースは裏切らん
主にDKスノーボードクロスのことを指す。くさあんはマリオカートWii勢だったためこのコースに思い入れがあり、かつ二段ショートカットという高難易度のショートカットが得意であるため、このコースではよく上位を取る。絶望的な盤面でも耐える(ましな順位でゴールする)ことが多く、その結果「裏切らない」と言われるようになった。
•失礼します
いきなりミドリこうらを当てに行くなど、失礼な行動をした際に出る言葉。
•テレサ待ってや〜
主にクラクションでトゲ回避を狙う時にテレサを牽制する言葉。
•まてまてまてまてまて
回数は増えたり減ったりする。例えばいつサンダーが降ってもおかしくない状態でダブルアイテムボックスを割り、表にパワフルキノコ、裏にスターを引いた時、パワフルキノコ消費中に唱え続ける呪文。サンダーを牽制する役割がある。
•いまいまいまいまいま
↑の後、スター消費中に唱え続ける呪文。サンダーを降らせる役割がある。
•ガロン
got onのこと。緑バクスナが敵にヒットした時などに使う。他のNXメンバーであるもあなども使う。元ネタはくさあんではないが正確な発生源は不明。
また、任天堂のゲームスプラトゥーンに登場するブキにガロンというものがあるが、これとはおそらく無関係。
•解雇
「破門」とも。希望を持って使い始めたキャラやカスタムが、思ったほど良くなく欠点がいくつか見つかった時に解雇を言い渡すことがある。
なお、再雇用される例もある。→くまライド
•さす◯◯
さす豆、さすパタなどのレパートリーがある。そのマシンの特徴がいい方向に転がった際に出る言葉。例えば車体が小さく小回りがきく「そらまめ」というマシンでは、現環境であるくまライドでは当たってしまう被弾を避けれることが多々ある他、同性能のパタテンテンを除く他のどのマシンよりもターボ値と加速値があるため、復帰力の面でもかなり評価されている。
(なお、前環境のハナチャンバギーもくまライドと同様そらまめよりも車体が大きく、復帰力も弱かったため、ワルイージ+そらまめのカスタム「悪豆」や、同性能であるワルイージ+パタテンテンのカスタム「悪パタ」を使うプレイヤーも一定数いた。)
•多分本物だと思う
偽物。主に野良レースにて、著名人と同じ名前のプレイヤーと同部屋になった際に言われる。
•メリクリ〜!
決してくさあん本人の発言ではなく、くさあんのチャンネルを毎年のクリスマスに乗っ取って配信をする、「くさあんに声のよく似た」サンタの発言である。「失礼」のクリスマスバージョン。
くさあん用語
くさあんにまつわる用語を紹介する。
•くさあん1st
2020年6月から投稿を開始した動画シリーズ。タイトルとサムネから分かるように、くさあんのレース1位集である。昔は休日更新であったが、ストックがなくなりつつあるため週一更新、そして不定期更新へと変わっていった。この動画で取り上げられている1位はただの1位ではなく、ほとんどがくさあん氏の実力をうかがわせる技あり1位であり、そのため配信内で上手い1位の取り方をすると「1st行き」と言われる。動画内では絶望的な状況から1位をもぎとるレースなどでは「これは1位は無理か…?」などの煽り文句が使われてるが、もちろん全てのレースで1位を獲得する。と思われたが…(YouTubeにジャンプします)
くさあんの配信は基本的に本人によって録画され、くさあん1stはその録画映像の中から切り抜かれて作られているが、まれに録画を忘れるという事態が起こり、その際に1位をとった良いレースは「切り抜き行き」となり、後述の「鹿に紅葉」や他には「くさあん切り抜き集」などの切り抜き師によって別途切り抜きが上がることになる。
•NX
くさあんと、界隈の伝説的存在であるNOBUOが立ち上げたマリオカートのチームである。数多くのガチプレイヤーたちが所属しており、界隈内でも特に強いチームとして一目置かれている。現在のリーダーはくさあん。くさあんが現在所属しているJPN以外のチームはNXだけである。
名前の由来は「NOBUO」のNと「くさあん」のXからという説もあるが明言はされていない。
とれいん、もあ、そして2022年夏開催のマリオカート8デラックス公式大会であるオンラインチャレンジに出場した4人のプレイヤーのうち2人であるton、taなどがメンバーとして挙げられる。また、有名実況者のB!KZOも所属しているが、登場は激レアである。
直近では前張り走力が化け物と言われるAK(らみち)が加入した。
オンラインチャレンジについてはこちら→マリオカート8デラックス オンラインチャレンジ
•逆走シリーズ
2019年末に頻繁に更新されていたシリーズ。その名の通りマリオカートのコースを逆走して一周すると言う趣旨の動画である。まずは普通に逆走を試み、ジュゲムに釣られてしまうという茶番を行ってから本題に入る。コースはドラゴンロード、ねじれマンション、ワリオこうざんなど一見逆走は不可能そうなところが選ばれている。すぐに更新の波は途絶え、もう更新はないと思われていたが、タイトルこそ微妙に違えどココナッツモールの逆走動画が投稿された。
•スティック音
くさあんの配信を見ていてよく耳に入るのがスティック音であろう。本人はスティック音が配信に乗った方が良いとしており、ノイズキャンセルがあるマイクを使っているがそれを切り、スティック音を流している。視聴者からは「ASMR」と呼ばれることも。
一度マイクを変更するという発言を配信でした際、視聴者から
「カチャカチャ音無くなるの?」 「カチャカチャ音ならないなら配信来ないな〜」
というコメントが多く流れ、本人は
「僕首から上いらない?w」
という自虐発言があった
•太鼓
マリオカート内での友人から呼ばれている名前。アイコンが太鼓であること、またドンだーであることに由来すると考えられる。「あんさん」などとも呼ばれる。口が悪いと「太鼓野郎」とも呼ばれる。
しろねこなどのNXメンバーからは「おっさん」などと言われる。これはMiiがおじさんの顔をしている、昔くさあんと会ったネット民が顔を「おっさん」と評したことなどに由来すると考えられる。
•順位当て
くさあんは「これ最終4位ね」などゴール時の順位をレース中に予言することがある。余程のアクシデント(デスコンなど)がない限り的中するため、視聴者の間でもかなりの信頼度を誇っている。タッグの時に相方の順位をも当てるだけでなく、プルスでも全員的中させることもできる。
•バチでしばくぞ
くさあんの発言ではなく、同じNXメンバーであるとれいんの動画内での発言。くさあんのMiiである通称:おじさんMiiのコスプレをし、くさあんを象徴する「太鼓の達人」のバチを持ってマリオカートをプレイするというネタ動画の中で飛び出した(名)迷言。被弾した時に某実況者のように怒りをあらわにするために使われた。くさあん本人も認知しており一時期くさあんの周囲で流行した。本人の動画内でも一度だけ使われている。
なお、くさあんの声がNXメンバー内でも低く特徴的で真似しやすいという理由で、通話内でよく声真似をされていたりする。
•Yボタンチート
2021年末ごろから視聴者の間で使われていた言葉。「チートと見紛うほど上手いプレイ」が飛び出た際に「マリオカート8デラックスでは使わないYボタンを使ってチート行為をしている」という本人の冗談から派生。また、その順位ではありえないほど強いアイテムを引いた場合にも言われていた。現在はブームは下火。
•発作
まだ悪花(ワルイージ+ハナチャンバギーのカスタム)一強時代、くさあんはあえてデイパタ(デイジー+パタテンテン)という誰も使わないようなカスタムを使うということが何回かあった。発作のように不定期に起こることから視聴者から「発作?」「また発作か」などと言われていた。他にもロゼッタや軽量級を使ったりしたこともあった。
•賭博
Twitchのチャンネルポイント予想という機能を使った賭博配信。視聴者の治安が競馬並になることで有名。
•芒に月
くさあんと、同じくマリオカートガチ勢であるおまえモナー(通称:モナー)で運営されていた共同チャンネル。コンビ名は「くさもな」。センシティブな話題なのでここでは触れないが二人とその周囲でいざこざがあり、現在更新停止中。
•グラマス2
ラウンジシーズン9でくさあんがmmr18000に到達しかけた時にできた。通常17000のグランドマスターより上のランクは存在しないのだが、くさあんがあまりにも異次元の強さを見せたため18000=グラマス2と表現された。他にランク「kusaan」などとも。もちろん実際は存在しない。
•くあさん
昔くさあんがとある方の配信でコメント等をしていたのだが、配信をされている方が間違えてくあさんと言ってしまった。(ずっとくあさんと呼ばれ続け、気づいてもらえなかったらしい)くさあん本人は
「くあさんってちょっと言いにくいなと思わんのかな?」
と語っている。
•鹿に紅葉
くさあんの切り抜きチャンネルを運営している。公認ではないが、くさあんの投稿するDLCコースの評価動画の編集を依頼されたりと、くさあん本人からも、その編集技術に信頼を置かれている模様。切り抜き師としては珍しくくさあん本人の視聴者からも人気があり、「鹿さん」という愛称が存在する。
くさあんは鹿せんべいで鹿に紅葉を雇っている。
他にも「くさあん切り抜き集」、「ワルカー」などの切り抜き師がいる。後者のワルカーはくさあんがまだそこまで知名度がなかった頃から切り抜きチャンネルを運営していたが現在は動画投稿をしていない。