SIG
しぐ
スイスのシャフハウゼン州に本社を置く「SIG・グループ」のこと。日本には大日本印刷との合弁企業「株式会社DNP・SIG Combibloc」を設立している。
1853年に鉄道の客車を製造する「スイス工業会社/Schweizerische Industrie-Gesellschaft」として創業。銃器、産業用機器の製造も行っていたが、鉄道事業はフィアット社(イタリア)、銃器事業はスイス・アームズ社(ドイツ)、産業用機器事業はエレクトリックシュナイダー社(フランス)とザルツギッター社(ドイツ)に売却された。
1853年、創業。鉄道車両を製造。
1860年、銃器製造を開始。
1970年、ヘンメリー社(スイス)とザウエル&ゾーン社(ドイツ)を買収。
1985年、アメリカ合衆国に現地法人「SIG・ARMS」を設立。
1989年、ポジテックエレクトロニック社(ドイツ)を買収。
1995年、鉄道部門がフィアット・グループの「FIAT FERROVIARIA」に売却され、「FIAT-SIG ikariya Biorante」となった。SIGも新会社の株式を保有。
1997年、ブレイザー社(ドイツ)を買収。
1998年、ポジテックエレクトロニックをSIGポジテックとする。
2000年、SIG、シグ・ザウエル、シグ・ヘンメリー、ブレイザー・ヤークトヴァッフェンのブランドをL&Oホールディングに売却し、スイス・アームズ社が設立された。FIAT-SIGがアルストム社(フランス)に売却され、SIGは保有株式を売却した。SIGポジテックをエレクトリックシュナイダー社(フランス)に売却。クルップ・クンストシュトッフテヒニク社(ドイツ)を買収し、SIGコーポプラストとする。
2008年、SIGコーポプラストをザルツギッター社(ドイツ)に売却した。