概要
ラムの幼馴染。海王星の女王であり、雪と氷と冷気を操る宇宙人の雪女。
瞳の色は原作とOVA「ザ・障害物水泳大会」、令和アニメ版では水色、初代アニメ版は赤色。
普段は白い着物だが、着物の下は露出度の多いハイレグ水着のような宇宙服（？）。
性格も容姿もクールビューティーで、ラムからは「おしとやか」と言われ、教師受けも良い。
しかしランは子供の頃、怒ったおユキの巻き添えになり（おユキ自身はランを巻き込むつもりはなかったが）、その冷ややかな恐ろしさを目の当たりにしているため、おユキに「（仲直りしないと）怒るわよ」とたしなめられ、それまで盛大に喧嘩していた弁天に素直に謝るほど、彼女の怒りを買うことを怯えている。
いわく、「怒らせた者は恐ろしい目にあう」とのこと。
一旦本気で怒ると、冷気によって蜘蛛の巣状の氷の網をめぐらせて周囲を凍りつかせ、怒りの対象となった者に氷の武器や技を使用して最後に氷漬けにする。大技ゆえにその際は関係ない周囲を巻き込む（当のおユキは意に介さない）。
海王レミングの悪戯をおユキが怒り、初めて巻き添えになったことでラムや弁天もランの言葉の意味を知ることになる（ラムは鈍いのかそんなに怯えてなかったが）。
また、この手の姫キャラには珍しく、金銭管理はしっかりしていて、大福帳を持ち歩いている。海王星の特産品で儲けようとするなど、金稼ぎする場面も見せていた。
手広く商売を展開しているらしく、様々な場所へと瞬間移動するための異次元トンネルを開く。
雪女の弱点と言われる熱や暑さには特にダメージはなく、銭湯などにも普通に入れるあたりは、やはり宇宙人というところか。反面、風邪を引くこともあり、零下まで体温が下がり冷気で海王星全土を凍結させる危険に晒した。
諸星あたるに優しく接する数少ない女性の一人であり、彼の事を（ラムの）ご主人様と呼ぶ。そして三宅しのぶの事を原作及び2022年版のアニメでは「2号さん」、1981年版のアニメでは「愛人」と呼び、怒られた。
初対面時にあたるに押し倒されたときは、途中邪魔が入って未遂に終わったが、「いいところだったのに…」と呟くなどまんざらでもない様子だった（これは海王星の気候が問題で男性との出会いが普段無い事も関係している）。
2022年版アニメ
おユキ初登場のエピソード「お雪」に、原作と旧アニメ版では登場していない面堂終太郎が登場しており、おユキがあたるに迫られてまんざらでもなかった様子なのは、男手の少ない海王星に労働力として残って欲しかったからと示唆されている。
…現に海王星の雪女達にいい顔をしたかった面堂はやつれた姿で雪かきを続けていた。
「ラムのご主人ももう一押しだったのに残念ね。」
関連イラスト
関連タグ
胡蝶しのぶ：2022年版の演者の早見氏が演じているキャラ。お淑やかなところや怒ると怖い部分など共通点がある。ちなみに、彼女の因縁の敵キャラを面堂の中の人が演じている。
神里綾華：中の人（2022年版）繋がりに加え、髪型や髪色、高い身分に日本モチーフという設定、更に氷使いといった共通点が多い。
ドロンジョ：1981年版の演者が演じた美女キャラつながり。ただし、あくまで守銭奴なだけで基本的には善人なおユキとは違い、こちらは本当に泥棒であるが。
