概要
ガラガラヘビは南北アメリカ大陸に生息するクサリヘビ科の毒蛇であり、凶暴かつ俊敏、更に牙が多種の毒蛇よりも長く毒量も多い為、咬毒被害者が後を絶たない危険生物である。最大種はヒガシダイヤガラガラヘビで最大全長240cm。
尻尾は脱皮した殻が重なった構造をしており、瞬時に高速で打ち鳴らしガラガラと警戒音を発する。和名及び英名「rattlesnake」の由来である。
大概の蛇の鼻にはピット器官と呼ばれる赤外線感知器が備わっているが、ガラガラヘビは特にそれが進化しており、アメリカ軍の赤外線感知式ホーミングミサイルには、ヨコバイガラガラヘビの英名である「サイドワインダー」の名が冠されている。