他人の不幸で飯が旨い
今日もメシウマ!
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キタ━/⌒ ⌒\━!!!!
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概要
主として2ちゃんねるのニュー速やVIP、なんJ、嫌儲などの実況・雑談系板で用いられるネットスラングであり、意味合いとしては「幸災楽禍」「他人の不幸は蜜の味」といった言葉とほぼ同じ。
他人の不幸そのものが「美味い」のではなく「他人の不幸をおかずにして食べる飯は美味い」というやや遠回しな比喩を略したものである。
もともと特に「料理がおいしい」ということを示すわけではなかったが、対義語のメシマズが「料理が下手・おいしくない」という意味で使われることが増えたのと比例して、料理の味や腕前に関する評価として使われることも増えている。
掲示板では記事冒頭に掲載したアスキーアートと共にこのフレーズが登場することも多い。
また、単純に不幸な出来事だけではなく自業自得な状況に対する嘲笑としても用いられる。
「他人の不幸をあざ笑う」というのは当然ながら不謹慎な行為であり、特に予測不可能な事故や災害、被害者側に大きな否のないような事件といった、理不尽かつ重大な被害のあった事象に関しては表立って使うべきではない。現実世界やそれに近い環境でのやり取りならなおさらである。また、仮に匿名性の高い場面であっても、個人への誹謗中傷につながるようなものは発信してはならない。
きっかけ等
2003年(平成15年)頃に、野球chのアンチ巨人のスレッドにおいて「巨人が負けて今日も飯がうまい」という趣旨の発言がされたのがおおよその始まりであるとみられ、その後、「巨人が負けるとメシが美味い」と題するスレッドが立てられたことから広まり、2008年頃から、ニュー速などで巨人に限らず「他人の不幸で飯がうまい」という意味での「メシウマ」が使われるようになったとされる。
なおもともとは「実力のある大球団」である巨人に対し、他の(負けている)球団のファンが不満を訴えるという、いわば判官贔屓というニュアンスが強かったと考えられている。
「メシウマ」の名前がつく前から「他人の不幸を笑いの種にする」という冷笑の文化は存在しており、特に1990年代のサブカル・アングラの流れを汲む2ちゃんねるでは、当時のサブカルを象徴する一つのスタンスである「冷笑系」の捉え方が住民の間に浸透していた。このため、メシウマのニュアンスが変化したのもある意味では当然の流れとも言える。
対義語
こちらはメシウマの反対で「他人の幸運で今日も飯がまずい」の略であるが、どちらかといえば料理下手という意味で用いられることが多く、事例としては2chの嫁のメシがまずいスレッドが有名である。
また、不幸なニュースなどに対し「メシマズ」というコメントが寄せられることがあるが、これは「悲しい」「胸糞が悪い」というような意味合いで発していると考えられる。
関連イラスト
関連タグ
鉄平 ヘヴン状態…冒頭のAAの元となったと推測されるAA。なお、鉄平はメシウマという言葉が生まれるきっかけとなった巨人に在籍したことはなく、中日→楽天→オリックスという所属遍歴だが、VIPの象徴やる夫がAAのベースかつ野球ネタであることからなんとなく選ばれたと考えられる。
シャーデンフロイデ…ドイツ語における「メシウマ」に相当する言葉。シャーデンは「損害」「不幸」、フロイデは「喜び」を表し、これを意訳すると「他人の不幸は蜜の味=メシウマ」となる。
漣(艦隊これくしょん)…入渠(ドック入り、ゲーム中における回復システム)の際に「メシウマ」と発言しており、おそらく正確な意味は分かっていない。ちなみに、ktkr(キタコレ)なども使っているが微妙に使い方が違う。