曖昧さ回避
- ローマ神話における騒々しく有害な死霊。レムレースとも。単数形はレムール。
- 『ぷよぷよフィーバー』シリーズのキャラクター。本項で解説。
- 『美少女戦士セーラームーン』に登場する魔物。 → レムレス(セーラームーン)
- 『吸血姫美夕』のキャラクター。→レムレス(吸血姫美夕)
ぷよぷよシリーズのレムレス
「世界中の人の笑顔を守る魔導士…
それが、ボクの目標なんだ。」
「そばにおいで」
『ぷよぷよフィーバー2』より登場するキャラクター。名前のスペルは「Lemres」。
クルークのご近所さんで、隣街の学校の生徒。学生でありながら、既に魔導師として活動している。通称「彗星の魔導師」。若年ながら高い魔力を持っているようで、アコール先生にお客さんとしてプリンプ魔導学校に招かれる。が、途中で迷子になり、何故か砂漠でうろついている。
その高い魔力は『ぷよぷよ!』で魔導物語からの参戦メンバーからも一目おかれ、闇の魔導師シェゾからは例のセリフを言われている。
後輩であるフェーリからは尊敬と憧れの情を抱かれており、他人を見下すクルークからも素直に尊敬されている。落ち着いた大人っぽい性格で、人当たりもいい。甘い物が大好きで、親切な性格からか色んな人にお菓子をプレゼントしようとする。が、初対面でも容赦なく言う上、言動がいちいち変質者じみていたりする為、よくあやしいと言われる。
アミティのはらはらコースでは取り憑かれたクルークを助ける為に駆け付けたが、直前にアミティと「勝った方が先に行ける」というルールで勝負し、わざと手を抜いた。
また、ラスボスの宿命なのか、シグ、ラフィーナ、アミティから立て続けにボコられる。最後に勝負したアミティにより学校に連れてこられた時には、ズタボロにされヤバい感じの咳までしていた。
なお、校章のコメットマークは「光り輝いて欲しい」という意味が込められているとのこと。
また、ぷよぷよフィーバー2の取扱説明書によると、『小中学生から見た高校生のお兄さんのような存在』と書かれている。なお、魔導師は見た目と年齢が釣り合わないことは少なくないので年齢が本当に16~18歳なのかは不明。
フィーバー2当時は魔導師の服装が使う魔法の種類に影響するという設定から、その深緑の服装とアヤシイ雰囲気によって闇系の魔導師だと思われていたが、ぷよぷよ!では闇の魔導師シェゾ・ウィグィィと対峙した際に「闇を照らすアヤシイ光」を名乗り、光の属性「彗星の魔導師」である事が明かされた。
ぷよぷよ!!クエストによれば、元々はダークな魔法の名門の出なのだが、今はあまり家に帰らず自由気ままにふらふらしているとのこと。闇の魔法に優れた才能があり、クルークからも憧れの対象として見られているのだが、レムレス本人は人を喜ばせることや笑顔が大好きなため、甘いお菓子のように幸せをふりまく光の魔導師を目指している。
そのためかぷよぷよ7のだいへんしん(でか)の際には白魔導師を思わせる真っ白な衣装になっていた。もしかしたらしろいフェーリの姿も彼の影響なのかもしれない。
また、同作品に登場するさかな王子を魚の姿に変えたのも彼。
ちなみにぷよぷよフィーバーのサイトの説明で「魔法で魚の姿にされてしまった」と書かれているが、ぷよぷよ!で「さかな王子自ら頼んで魚の姿になった」と言っている。
ドラマCD Vol.2ではこの件について補完されており、王子に頼まれたレムレスが覚えたばかりの変身魔法を使ったが失敗、しかし王子はそれでも喜び、それに感化されたレムレスが人を笑顔にする魔導師になるため家を出ることにしたらしい。
重度の甘党
常に甘いものを持っており、出会う人に渡すのは日常茶飯事。ちなみに配っているお菓子は全て手作り。和菓子も好きだが日持ちしないので持ち歩けないのを残念がっている。
しかし、その彼の行動や言動からか『ぷよぷよフィーバー2』ではアミティに不審者扱いされたり、シグに無視された上ボコボコにされしかも洗濯物扱い(ぺいっと投げられた)されたりと散々な扱いを受けたり、後の『ぷよぷよ!』『ぷよぷよ7』『ぷよぷよ!!』でも怪しいお兄さん扱いされている。
甘いものを長時間食べないと禁断症状を起こし、さらに酷くなると人格豹変まで起きる。
『ぷよぷよ!!』では魔力の源である甘いものに頼らない修行をしていたものの、枯渇した状態でシグが木に塗ったムシよせハチミツに引き寄せられ、ムシが逃げて彼をマジギレさせてしまい、どんぐりガエルが飴玉に見えてきてかぶりつこうとし、クルークに餌付けされ、しかも塩と砂糖を間違えていたために気絶し、最後は闇のヘンタイの作ったウェディングケーキを許可なく完食してしまった。
ちなみに、彼の作る甘いものはお菓子だけではないようで、ポポイのまめちしきによると、彼の作る食べ物はすべて甘くなってしまうという。
またぷよクエACの漫才デモではポケットの中に山ができるほどの大量のお菓子(中にはホールケーキ等ポケットに入らない大きさのお菓子も入っていた)が入っており、またお菓子のない世界を想像したら何もない世界が思い浮かんだ等甘党方面が更に強化されており、彼になついたパノッティを驚愕させていた。
その他
ぷよぷよフィーバー2でクルークに封印のきろくの事を教えたのは彼だと判明したり、ぷよぷよ!!でシグの手について何か知っているような描写がされていたり、ぷよぷよ!ですけとうだらから危険な香りがすると指摘されたりしているが、これらについてはゲーム本編で詳しく語られていない。
ぷよぷよテトリスでは、プリンプタウンにテトリミノが降ってくる事件が起きたため、すずらん中学校にいたアミティ達に協力を頼みに行ったところで、ティ達テトリス世界の住人と出会い、テトリミノの消し方を教わる。この時、ティにシフォンケーキやプリンやシュークリームやゼリーを勧めたところ、柔らかい物が珍しい世界の住人であるティは興味津々だった。
プリンプタウンとすずらん中学校を行き来する時、アルルやアミティも知らなかった通り道を使っていた。ボイスチェンジでは穏やかな性格とは一転し、乱暴で傲慢な不良の声に変化する。また、語尾もあまり伸ばさない。
ぷよぷよテトリス2では、異変の初期の段階に怪しい少女と接触するも、干渉を跳ね退け独自に調査を行っていた。ボイスチェンジではより乱暴な声になり、命令口調になっている。
当初は常に箒を持っていたが、ぷよぷよ!!で同じく箒を持っていたウィッチがプレイアブルキャラとして復活した関係で杖に変更されている。そのこともありpixivで投稿されたイラストは両仕様が混在している。
呪文は全てお菓子に関するものだが、洋菓子限定である。
角川つばさ文庫版「ぷよぷよ」
シグのヒミツでは、シグの異変に誰よりも早く気付いており、先回りして彼を助けようとしていた。(が、助けることはできなかった。その後、彼がどうなったかはシグの章を見ると分かる。)
関連イラスト
関連タグ
ぷよぷよフィーバー ぷよぷよフィーバー2 ぷよぷよ! ぷよぷよ7 ぷよぷよ!!
リボルバー・オセロット(MGS3) 中の人繋がりだがレムレスの登場あと1年早かったら発売年(2004年)がほぼ一致していた。