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千歳(艦隊これくしょん)

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ちとせ

千歳とは、千年を意味しめでたい寿ぎの詞である。 また日本帝国海軍の軍艦、それを元ネタにしたブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する艦娘の一人でもある。

概要、私に任せて。

銀色の髪に凛々しい表情をした艦娘

姉妹艦に千代田がいる。

千代田が何かと「千歳お姉、千歳お姉!」姉べったりなのに対し、千歳の方は妹を気遣いつつ提督への配慮も忘れない素敵なお姉さんである。

有能さを感じさせながらも落ち着いた物腰、ふと見せるイタズラっぽい一面や提督への好意、更に提督へのお茶出しや晩酌にも進んで付き合ってくれるような台詞から「秘書に最適」「リアル嫁に欲しいタイプ」として一部の提督から熱烈な支持を受けている。

公式4コマ16話では、夕飯のメニューに焼き鳥が出ると聞いて、呑み仲間の隼鷹と盛り上がっていた。

そういえば、13話でこっそり深夜の飲み会をやっていたのはこの2人である。

35話では隼鷹と宴席の準備の後に酒が入った途端、二人とも脱ぎ出して一枚目で止められた。

また、2013年10月23日のアップデートでは妹の千代田と共に時報ボイスが追加された。

が、その内容は提督好き…を通り越して完全に提督LOVEの域に達している。

(千代田は相変わらず、病的レベルの千歳お姉LOVEである)

ここpixivでは、新たに提督LOVE勢と認識されているようだ。

性能はいかが?

最初は水上機母艦として手に入るが、水上機母艦→改(Lv10)→甲標的母艦(Lv12)→軽空母(航)(Lv15)→航改(Lv35)→航改二(Lv50)となんと最大で5回も改装できる。

千歳改・千歳甲

千歳航改二

どこぞの宇宙の帝王もびっくりである。

千代田と異なり、史実では甲標的母艦となる事はなかった(ペーパープランは存在した)が、ゲームにおいては改装可能である。

ただし、給油艦としての運用は今のところできない。(給油艦であった事を匂わせる台詞はいくつかある)

最初は水上機を射出する為のカタパルトボウガン状にして両手に持っており、改になると更に肩に2本増え、甲標的母艦になると足に魚雷発射管が付く。

軽空母になるとそれらの装備の代わりに木製のからくり箱のようなものを右手側に置き、そこからマリオネットのようなヒモがくっついた航空機を出している。

2013年7月24日のアップデートから千代田と共に軽空母改二への改装が可能になった。

それまでの凛々しい表情から一転して温和な表情に変わり、装備や服の模様も変化した。

大体は軽空母の時と同じだが、ジャケット・袴・帯に迷彩柄の雲の装飾が入る。

からくり箱も緑の迷彩柄になり、口で説明するのがムリと言っていいぐらいワケのわからない開き方をするようになる。

髪型はショートヘアに描かれる事が多いが、最終状態の中破/大破絵をよく見ると長い髪をまとめて背中側に流している事が分かる。

が、何よりも特筆すべき事は中破絵において千代田と共に愛宕高雄に匹敵する爆乳を披露した事である。

「やだ……燃料が……あふれちゃうよぉ……。」

以前から「かなり大きいのでは?」という声はあったが、いざ破けてみれば提督たちは大興奮、彼女らを旗艦にして演習に挑む提督が続出した。

ちなみに改二へと改装可能になるレベルは50…根気よく頑張って頂きたい。(千歳型以降に追加された空母娘の改二は全てレベル70台とかなり高い為、レベル50で改二に出来る彼女達は破格である。)

その苦労に違わず、性能も千代田と共に軽空母最強クラス。

余談だが、史実での空母に改造された千歳はフラットトップである(千代田も同様)。

期間限定グラフィックですね?喜んで!

2015年9月のアップデートで、千代田と共に期間限定グラフィックと期間限定ボイスが追加された。

普段の上着を桔梗色に紅葉をはじめとした秋の紋様で飾った鮮やかな水屋着に変え、右手に焼き芋を持ちながら左手で箒を携えている。

中破時には水屋着がはだけてワイシャツ姿に変わるのだが、ワイシャツのボタンがはじけて胸部装甲がチラ見えている。なにげに破れたタイツをまとう細い脚も美しい。

運営曰く「焼き芋mode」で、ボイスも秋の気配は感じながら千代田と焼き芋に興じるものに変更されている。しかも豪華なことに3種類もボイスが実装され、千代田の内容と合わせることで会話が成立するという凝りよう。

2016年6月10日には、「梅雨の鎮守府」の期間限定グラフィックが千代田とセットで実装された。

軍艦色の雨外套(士官用の雨合羽)らしきものを羽織って、蛇の目傘を差す姿が何とも凛々しくもたおやか。しかし右腕に銚子運びとずらりと並んだ徳利が見えており、手にはお猪口を二つ握っている。

どう見ても呑む気満々です、本当にありがとうございました

同時実装の限定ボイスも呑む気満々。

ただお猪口が“二つ”と言うところがミソで、もしかすると提督を呑みに誘いに来たのかもしれない。

……あ、そこのイタリアの飲兵衛は呼んでません、お帰りください。

くーろくろ氏からは「ちとちよの羽織ってる黒い雨衣は、肩の幅で大きくプリーツの入ったポンチョです。」と紹介されている。

肩には「カタパルトに載った水上機+絡繰糸の艦載機」を合わせた、千歳型独自の紋が付いている。

なお中破時には袴の紐が切れてしまい、必死にを隠そうとする姿を見せる。ただどう見ても、穿いているべき布地が見当たらないわけで……

関連イラスト、行っけえー!

史実

旧日本海軍が運用していた軍艦。

最初は水上機母艦として建造されたが、その船体構造を生かし給油艦としても運用されていた。

更に小型潜水艇「甲標的」の母艦として運用する計画も上がっていた。

ミッドウェー海戦での大敗後に失った正規空母の埋め合わせとして姉妹艦である千代田とともに軽空母への改装がなされた。

その後、千代田と共に第三航空戦隊へと転属、諸戦を戦ったが、最期はレイテ沖海戦にて囮として出撃し、米軍機の猛攻を受けた末、妹艦である千代田の目前で轟沈。千代田も後を追うようにして轟沈している。

戦後、艦名は海上自衛隊の「ちくご」型護衛艦・DE-220「ちとせ」として受け継がれた(1971年就役~1999年除籍)。3代目に相当し、旧海軍の空母の名を受け継いだ初のケースでもあるが、命名法則は異なり、こちらの艦名は北海道の千歳川に由来している。

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