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ゲーム概要編集

バンダイナムコゲームスのバンダイレーベルより2009年2月19日に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。

超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」のゲーム版として作られた。


ストーリー編集

前作のゲーム版は概ね映画と同じストーリーだったのに対し、今作は完全なるパラレルワールドと言及されている。


基本的には映画版と同じようなあらすじだが、新キャラクターであるドララ特務兵が登場する影響で、彼が登場するストーリー部分の展開が映画と異なる他、物語の結末も映画版と少し異なっている(あのキャラが誕生するところは同じ)。そのため本作は映画を見ていても見てなくてもどちらでも楽しめるゲームとなっている。


なお今作が完全なるパラレルワールドの扱いなのは実はとある設定があり、その設定というのが「本ゲームで登場するあるもの」によって判明する。これ以上記述するとネタバレになるため、知りたい人は実際にゲームをプレイして確認してほしい(どうしても知りたい人はこちらを参照。ただしこの項目は映画のネタバレも含まれるため、両方のネタバレが許される人のみ閲覧を推奨します)。


ちなみに次回作である5はゲーム化されなかった(一応原作漫画版としてパラレルワールド的なものは作られている)ため、映画のゲーム版は今作品で事実上最後の作品となる。


ゲームシステム編集

前作である「超劇場版ケロロ軍曹3 天空大冒険であります!」のシステムを引き継いでいるため、キャラの操作やシステムは前作とほとんど同じ。だだし今作では仲間の交代が不可能になり、各キャラに個別の性能調整が入っている。(キャラの調整内容については後述)


追加点編集

サポート編集

今作では新たに「サポート」が追加された。召喚するとそのキャラに応じた能力が発揮される。使うためにはステージに浮かんでいる「クリスタル」を25枚以上集めなければならない。どのサポート技も約5秒間有効である。

チャージ攻撃編集

通常攻撃(Aボタン)長押しでチャージが可能になった。溜めた後に放すとそのキャラ特有の性質が使えるようになる。使用制限などはない。

専用ステージ編集

特定のキャラのみが挑戦できるステージ。特定外のキャラは選べなくなっている(ドララ特務兵を除く)。

その他ギミック編集

  • 専用壁

ケロロ小隊のいずれか一人しか壊せない特殊な壁。基本的に通常攻撃で壊せる。

    • 藁の壁…ギロロ
    • レンガの壁…タママ
    • スライムの壁…ドロロ

変更点編集

プレイアブルキャラのバトルシステム編集

上記のように仲間の交代が不可能となったことでケロロ小隊各メンバーに対する性能に変更が施されている。

細かな内容は後述の「登場キャラクター」欄で記述するが、全員に共通する点として前作よりも使いやすさがさらに上がったという点だろう。特に上記のサポートやチャージ攻撃が追加されたことによってキャラの差別化がさらに徹底されており、前作と比べて全員が均等にバトルキャラとして使えるようになっている。

なお前作のような仲間の交代制は廃止されたものの周回プレイ要素はきちんと残っており、全員選択可能なステージで該当キャラでないといけない隠しゾーンのようなものは存在している。


ミニゲーム編集

前作から搭載されていたミニゲームが、今作では新たに別のゲームが搭載されている。

前作同様、ゲーム名はナムコ作品からパロっている。ルールなども全く一緒。

称号編集

コレクションの中に入っており、前作の「カード」に相当するもの。取得条件は概ね前作と同じ。

フィギュア編集

前作の「ガンプラ」に相当するもの。ケロロ軍曹のキャラクターのフィギュアになっている。


登場キャラクター編集

ここではゲームに関係するキャラのみ記載する。映画版のキャラについては映画の記事を参照。

通常プレイヤー編集

最初から使用可能。お馴染み主人公。前作同様ケロボールを使用する。

細かな変更点としてケロボールキャッチの飛距離が長くなった他、移動速度が僅かにアップした。

チャージ攻撃は近くの敵をアイテムに変えてしまうチェンジ能力。基本はスターもしくはクリスタルだが、敵によってはケロロ専用ブロックだったり、コレクションのフィギュアに変わるものもいる。ただし当然というべきか巨大な敵やボスには効かない。


1-2から使用可能。パワー担当。

前作よりも攻撃力が下がってしまった代わりに新たに上攻撃が使用可能になった。

チャージ攻撃でタママインパクトが追加されたことで遠距離攻撃も可能に。


1-4から使用可能。白兵戦担当。

前作からジャンプ力が僅かにアップしている。

変更点として通常攻撃がビームライフルからザクマシンガンに変更されており、これにより連続ヒット数の大幅アップが見込めるように。

なおビームライフルはチャージ攻撃で使用可能。前作のビームライフルと異なり貫通するようになっており、ブロックや敵の一掃に大きく貢献できるようになっている。またギミックを発動させるための重要な要素もあり、一部ギミックはこの仕様が必須なものも存在する。その他にはチャージ攻撃を手榴弾で使った場合、手榴弾をより高度に投げられるようになった。


1-5から使用可能。参謀担当。

洗脳電波の範囲が拡大したことにより敵への麻痺攻撃がより当たりやすくなった。

追加点としてチャージ攻撃で催眠術が使用可能となる。これにより他隊員同様通常の敵を倒すことができるようになった(ただし一部の敵を除く)。混乱させた敵は違う敵に当てて倒したりスイッチ等のギミックを起動したりもでき、上手く使えば遠隔操作での攻撃も可能となる。


1-6から使用可能。スピード担当。

通常攻撃と空中攻撃の発動時間が短縮され、より連続攻撃が期待できるような性能に。

チャージ攻撃では分身の術が使用可能。普段は絶対に取ることができないスターやクリスタルが獲得できるようになる他、スイッチや敵などのギミックも起動することができるようになる。


通常サポート編集

ケロロのサポートとして登場。発動するとHPが全回復し、コインやクリスタルの効果が2倍になる。

デフォルトでは唯一の回復系サポートであり、発動のタイミングもHPが少ない時に使えるとにかく使い勝手がいいサポート。


ギロロのサポートとして登場。パワード姿で近くにいる敵を自動で倒してくれる。

パワード夏美も参照してほしいが、自動で戦うためプレイヤー自身は彼女を操作することができない。

しかしNPC(それもコンピューター)にしては賢い頭脳を持っており、より素早い移動範囲であらゆる敵を倒してくれる。ステージによってはスイッチ等を自動で押してギミックを起動してくれるという万能さもある。


タママのサポートとして登場。パワードスーツ姿となり、通常攻撃で「ダブルインパクト」を放つことができる。

デフォルトサポートの中ではダメージと攻撃力に特化しており、タママと桃華で同時にインパクトを出すことができる。

タママはその代わりに通常攻撃が使用できなくなるが、インパクトの範囲が広いのに加えてタママと桃華の実質二人分の攻撃が与えることができるため、攻撃力・ダメージ数共々大いに期待できるはずだろう。またやりようによっては別方向からそれぞれインパクトを放つことも出来たりと、コンビネーションの応用も可能。


クルルのサポートとして登場。出現すると実体化ペンでステージ攻略の手助けをしてくれる。

効果は様々で、基本は「大きいクリスタルまたはコインを五個出現」「シールド展開」などをしてくれる。目の前に針や落とし穴などがあるとブロックで埋めてくれることもある。

完全ランダムなのでどの効果が出てくるかは分からないが、後者のブロック埋めは落とし穴などがあると必ず埋めてくれるので、かなり便利なサポートとなっている。

ただし一度の使用で発生する効果は一個だけ。対象のものがなくなったり時間切れになるまでは再び使うことはできないので、ハズレの効果を引いてしまい、ゲームオーバーになる場合もある。使う際は注意しよう。


ドロロのサポートとして登場。「忍法・吹雪隠れ」を使い、敵から自身の姿を見えなくする。

デフォルトサポートではこれ以外に特殊な能力がないため弱く見えるが、ステージによっては万能サポートにもなり、マリオシリーズでいうドッスンのようなキャラには非常に有効で、身軽なドロロにとってはかなり自由に行動できることに繋がる重要なサポートでもある。

また敵に触ってもダメージが当たらなくなる。


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隠しキャラ編集


関連タグ編集

超劇場版ケロロ軍曹4 ゲーム版


映画版パラレルワールド

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