概要
作中では世良真純の登場を機に関係が徐々に明らかになっていき、『さざ波の魔法使い』の回想において初めて家族として描かれた。
劇場版第24作『緋色の弾丸』では母と三兄妹の4人が揃って活躍している。
メンバー
父親。『さざ波の魔法使い』にて初めて顔と名前がはっきりと描かれる。
自身が狙われるようになったのを機に妻や子供たちをイギリスから日本へ送った後、消息不明となっており、遺体も発見されていない。
母親。務武と同じくMI6に所属していたが、日本に渡る直前のイギリス滞在時にベルモットにAPTX4869を飲まされ、中学生くらいの身体となってしまった。
現在は高級ホテルの一室に身を潜めつつ、真純に指示を与えている。
長男。消息不明となった父の真実を追って、FBIの捜査官となった。一時死亡したかに思われたが、現在は沖矢昴として雌伏の身である。
母が幼児化していることは知らなかったが、後にコナンとのやり取りでその可能性が高いことを認識しており、前後して『緋色の弾丸』終盤ではそれを確信したような様子を見せている。
次男。将棋棋士。日本への移住後に羽田家の養子となり、天才的な記憶力で七冠王を目指す。
妹の真純との交流は続いており、電話を通して何度か助言をしている。
同時に家族内で唯一兄・秀一の存命を知っている人物。
長女で末っ子。女子高生探偵。
現在は帝丹高校に在学しつつ、コナンと関わったり、長兄・秀一の死の真偽について調べたりしている模様。
秀吉と連絡は取りあっているが、彼の職業は家族で唯一知らない様子。
親戚
原作者によって秀一と明美が従兄妹同士である事は以前から明らかになっていたが、ベルモットの発言からメアリーとエレーナが姉妹であることが確定している。
その他
秀吉の義理の兄。秀吉が最も尊敬する天才棋士だったが、17年前にアメリカである事件に巻き込まれ死亡。務武がこの事件に関わっていたらしい。
秀吉の交際相手。
彼女のイメージ映像ではキャラ崩壊寸前の秀一とメアリーの顔が確認できる。
関係者
前述の『さざ波の魔法使い』にて、務武を除く家族4人が新一、蘭、有希子の3人と出会っていたことが判明(ただし有希子は元・世界的女優として有名人なため、帽子と眼鏡で半ば変装したような雰囲気で名前も名乗っていない)。
それから10年経った現在、奇しくも当時と同じ見た目のコナンとそれぞれ何らかの形で関わっている。
務武が彼らと思われる組織に狙われ、消息不明になったのを機に、赤井家全員が組織と何らかの形で関わり、あるいは狙われるようになってしまっている。
このことから現在は身分を隠すために母方の旧姓や他家への養子入りなど、長男以外は別性を名乗っていることもあり、赤井家の相互認識には不透明な部分がいくつか存在している。
余談
順に山寺宏一、田中敦子、池田秀一、森川智之、日髙のり子と、中の人が豪華なこともファンの間ではよく話題になる。
原作者によると『緋色の弾丸』は、脚本担当の櫻井武晴は秀一をメインに据えて書いていたが、自分が秀吉と真純の出番を増やしたため、「秀一ではなく、赤井一家の話」と指摘され、赤井一家が全員メインとなる作品になったとのこと。