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ミズキ(NARUTO)の編集履歴

2015-03-06 02:29:40 バージョン

ミズキ(NARUTO)

みずき

ミズキとは『NARUTO』に登場するキャラクターである。 うずまきナルトにとっては最初の敵である。

CV:三木眞一郎菅沼久義(幼少時代)


概要

第一話にて登場。ミズキ先生と呼ばれることが多い。

忍者アカデミー卒業試験に落選したナルトを騙し、初代火影千手柱間の禁術の巻物である封印の書を盗ませ、何も知らないナルトに九尾が封印されていることを暴露し、ナルトとイルカを殺そうと襲いかかる。

イルカの心情を知ったナルトは影分身の術でミズキに対抗するが、影分身に驚き油断したミズキは呆気なくボコボコにされてしまう。

その後のミズキがどうなったかは不明だが、アニメでは過去に大蛇丸と出会い、部下として活動していた事が分かる。

ナルトに倒された後、厳重施設に投獄されていたのだが、同じ囚人の風神・雷神兄弟で猿飛アスマ夕日紅を倒し脱獄。

奈良一族の研究施設から奪った薬剤を調合した薬を飲み、トラの如く猛獣化した。

これをナルトはサスケの呪印で強化した状態2を彷彿させたようだ。

再びナルトやイルカと激突したが、成長したナルトには勝てず、螺旋丸に敗北する。

薬の副作用で老化し尚ナルト達に執着していた。

ミズキも又、君麻呂達同様捨て駒としか思われていなかったのである。



人物像

ランクは中忍で元教師。

お人好しで優しい性格だが、裏の顔は野心家で残忍な性格。

主に風魔手裏剣(大型の手裏剣)を使用して戦う。

アニメでは施設で脱獄に備える為に鍛え、真っ暗な空間でも再不斬のようにを使わなくても戦う事ができるようになっている。

施設に入れられる前から独学で、傀儡幻術なども使えていてオールラウンドであり、木ノ葉の秀才だとイルカは認めており、昇格会議では昇格の話があったが三代目火影である猿飛ヒルゼンからは、同胞殺しの疑いがあった為昇格は取り消され現在に至る。

当初はイルカを毛嫌いしている割には、試験で死にそうになった時は庇い助けたりなどもしていて、実際は、強烈な嫉妬を抱きながらも、仲間としては認めていたのかもしれない

だが上記の様に任務に忠実であるが故、任務に支障をきたす同僚を平気で見殺ししたり、偽装工作さえしたりしていた。

木ノ葉の里は火の意志を胸に抱え、忍びとして動く訳だが、ミズキは里に不満に思っており、里や三代目火影猿飛ヒルゼンなどの思考は異なる。

木ノ葉の里の仲間主義に嫉妬に近い苛立ちと、言い難い感情を覚えていた。

…なんだか誰かと似たような境遇である。

ミズキの境遇は大蛇丸に目を付けらるのも必然かもしれない。

封印の書は大蛇丸に力を貰う為の土産だった事が判明している。

これらからして大蛇丸と封印の書との関連性はない訳だが…ミズキには、いくらかが残されている…(千手一族の遺産へと追記する)


「 なんで俺だけ認められはしないんだっ! 」


ミズキはいつもに飢えており、任務で同僚を見殺しにしたのも、全ては任務に全うし火影に里のみんなに認められたかったからだ。

「 ナルトは俺と同じなんだよ 」


かつて昔、誰からも認められずにいたナルトを、見比べナルトを軽蔑することで「 自分の存在価値 」を見出そうとしていたのかもしれない。

だがその後、ナルトは木ノ葉で活躍し期待されてる事を知ったミズキは、ナルトを認めてる木ノ葉隠れに、自分を認めてくれない里の連中に… 認められてるうずまきナルトに、牙を剥き出しにするのである。


だが猿飛アスマ夕日紅シズネうみのイルカなどミズキに対しては仲間として受け入れているような言葉があったが、本人のミズキは皆の気持ちを理解できず、に拘った挙句、本来の力を失ってしまった。 なんとも皮肉な話である。

による全てを支配しようとするミズキは、かつて、「人を力で束ねる」思想を持つうちは一族の元祖とも言えると思考時折重なる事が多い。


ミズキには恋人もおり、椿( 声優CV: 永島由子 )とは婚約関係であるが、改心して欲しい悲痛の叫びはミズキに届く事は無かった。





千手一族の遺産

原作でミズキが奪った封印の書の件である。

それは初代火影が封印した危険な書物である、封印の書の内容を知っていた事である。

ミズキがナルトに対する台詞だが、「その巻物はお前を封印するためのものなんだよ」

ただ単にナルトを見下す為の言葉かもしれないが、初代火影千手柱間うちはマダラとの戦いで、封印の書らしきものを広げ戦っている姿が見受けられており、九尾を封印していた巻物の可能性があるからである。つまり火影は極秘に「どこからともなく現れる天災」ではないと知っていた可能性がある。

自来也でさえ尾獣は天災から来るものだと昔まではそう認識していたが、自来也はそうでないと睨み始めたのは最近の話である。

九尾が木ノ葉の巻物に封印されていのなら、それは木ノ葉では、初代と二代目、三代目でしか知らない事実なのだ。四代目である波風ミナトでさえ、あやふやではあるが、口寄せしたものでは? と分かったばかりの話なのだ。

しかし、その謎をなぜミズキは「封印の書は尾獣を封印出来るものである」と火影の極秘情報を知っていたのだろうか?(この詳細は”裏で見え隠れする人物との関連性”にて↓

身分も高くない中忍であるミズキだが、謎が多い人物である。

『ミズキ「ナルトに多重影分身を与えた男」(NARUTO登場人物雑考)』を参考にしました。



裏で見え隠れする人物との関連性

上記の様にアニナルにおいて、木ノ葉隠れでミズキが犯した事件の件で、ミズキが禁を犯してまで封印の巻物を音隠れに運送しようとした事なのだが、実はこれが初めてではなく、似たような事件がもう一件存在する。

少年編アニメオリジナルストーリー102話〜106話で、ナルトがミズキを彷彿させた同じ手の口を使っていた元木ノ葉の忍びで、森乃イビキの弟である森乃イダテを利用した上忍緑青アオイがその事件の首謀者であり、二代目火影の雷刃の剣を盗み禁を犯し、雨隠れに移行した忍びである。

一回目の事件では緑青アオイが二代目火影の千手扉間の雷刃の剣を奪い、二回目の事件では九尾を封印できる初代火影千手柱間が記したとされる封印の巻物はミズキが盗もうとした二つの事件である。

どちらも木ノ葉隠れの秘宝でありながら千手一族の遺産を狙い他国へと流通させる事を目論み大罪を犯している。

その事件へと発展するまで関与していた里は、音隠れ雨隠れである。

ミズキは音隠れ大蛇丸と関与しており、緑青アオイは雨隠れの忍び達と関与している。しかも初めから逃走回路を用意されていたらしく、(ミズキは邪魔されたが)後に里と合流する事も含まれている。


ここで疑問が浮かぶ

ミズキはどこから火影の厳密な情報である封印の巻物の秘密を知ったのか?

アオイはどこで雨隠れとコンタクトを取り、どこで手筈が行われたのか?


音隠れ雨隠れどちらも木ノ葉隠れにとっては良好な関係ではない。

それどころか雨隠れは国外への干渉などせず関係を持たない為、木ノ葉との繋がりが曖昧なのに、木ノ葉隠れの忍びであった緑青アオイが雨隠れと平然の様に取引出来るはずがないのである。


禁を犯すミズキと緑青アオイには共通点もあり挙げていく。

  • 千手一族の遺産を狙う
  • 今の木ノ葉隠れに不満を持っている
  • なるべく自分の手を汚さない様に動き、相手を利用する。
  • 他国に渡る逃走回路は得ている
  • 有能な人材である(緑青アオイは木ノ葉隠れでは上忍で、雷刃の剣をも扱える人材。ミズキは中忍ではあるが、忍びの才はあり様々な忍術を駆使する秀才である。)
  • 音隠れ又は雨隠れは拒まず受け入れられている。
  • 目的の為なら手段を選ばない心に闇を秘めている。 などの共通点がみられる。

共通点から千手一族の遺産を強奪し国外へと関連付けている。

千手一族との関わりや秘密を知る三代目火影のヒルゼンが許す訳もなく、他国へとの関連性がある雨隠れ音隠れとも追求されておらず、ヒルゼンと雨隠れと音隠れには深い関係にある描写や話は挙がっていない。


関連付けた里が半蔵が仕切る旧雨隠れの里、大蛇丸が創立した音隠れの里。

裏でミズキは音隠れと手引き、緑青アオイは雨隠れと手引きし木ノ葉隠れの里の秘宝を他国へと流通させ繋がりを維持するのが本当の目的なら、裏で密かに和平交渉が存在する事になり、木ノ葉隠れにも裏での和平交渉を行い指示する首謀者がいる事になる。

しかしヒルゼン以外にも千手一族との関わりや秘密を知る者又雨隠れ音隠れとは深い繋がりがあり山椒尾の半蔵、伝説の三忍の一人大蛇丸…この二人に深い繋がり裏に暗躍する者…もしかして…


だが半蔵が仕切る雨隠れは滅ぼされ、音隠れも壊滅。

千手一族を知り裏に暗躍するも死亡している為に裏における木ノ隠れの里の和平交渉が実在してたならば必然的に抹消された事になる。

結局繋がりがあったかを知る者は大蛇丸とミズキだけで(本来なら薬の副作用で死んでもおかしくなかったが)他の者は滅ぼされた流れになる。


NARUTOと影分身の術

ナルトの得意技は多重影分身の術である。

影分身という術があったからこそナルトは強くなり、ライバルでもあるうちはサスケと肩を並べれたのである。

螺旋丸風遁・螺旋手裏剣、又は、仙人モードによる難点も影分身で解決している。

そして、あの大筒木カグヤを唖然とさせたハーレムの術影分身があったからこそ。

ナルトのこの影分身の術は、今や世界を救うのに欠かせないくらいキーマンなのだ。


この術を与えるキッカケを与えたのは自来也でもはたけカカシでも、ましてうみのイルカでもない。

皮肉にも、ミズキなのであり、重要人物なのである。


だがナルトが一番成り立つものは影分身では無く、最初に手にしたのはミズキに立ち向かう 未知なる力 なのだ。

波の国で、絶望していた少年イナリに、敵であるワラジとイナリの父の仇であるゾウリを倒し、ヒーローがいる事を証明させた意外性

日向ネジから浴びせられた現実でも、忍道を曲げない。

ネジを変えた人を変える力

薬師カブトから何を言われても綱手を護り約束は守る。

綱手を信じ込ませた諦めないど根性

本当の平和など無いと長門の呪縛から心を動かした予言の子として、この世界の繰り返される復讐と言う名の正義を、どーにかして止めると約束したうずまきナルト

うずまきナルトという名を貰ったナルトはナルトなのだ。

今や、影分身はナルトにとって身体の一部でしかなく、ナルト自身が力でありナルトで無ければ影分身も成り立たないのである。


九尾である九喇嘛を変えたのも、うずまきナルトだったからこそ成立するのである。


関連イラスト

懐かしい春のミズキ祭り2014


関連タグ

NARUTO

うみのイルカ うずまきナルト 影分身

忍者学校 木ノ葉隠れ


表記揺れ

ミズキ

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