注意書き
一般向けのタグであるため、腐向け作品(BL松)との棲み分けを求む。
BL松やCPタグとの併用はやめよう。
概要
速度松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、長男である松野おそ松および三男である松野チョロ松のコンビ名。
由来は、二人の名前が素早さ(速度)の形容に使うことの出来る言葉であることから。
例)おそ=遅い、チョロ=チョロチョロ素早い
実際に原作にて、チョロ松の名前は「ちょろちょろすばしっこい奴」の意味合いから来ている。おそ松は「お粗末」だが。
単に略して「おそチョロ」と呼ぶ人も多いが、カップリング表現と紛らわしくなるため、一般向との区別のため、腐向けでない限りは速度松の表記を用いることを推奨する。
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する
おそ松くん
『おそ松くん』では、おそ松とチョロ松で行動することが多い。原作で明確にコンビ行動が多いのはこの二人の組み合わせだけである。おそ松は兄弟の中でも特にがめつく、常に他の弟を出し抜いて一人利益を得ようと考えたり、悪事を働いたときは他の弟を身代わりにして逃げようと考える程度の正真正銘の悪童であった。その分、行動力は兄弟の中で群を抜いており、主人公らしく常に事件を引き起こす。
おそ松さん
小学生のときと大きく変わらない性格のまま大人になったおそ松と小学生のときより大きく変わって真面目な常識人ポジションとなったチョロ松である。ポイントは、チョロ松はツッコミスキルを手に入れたということだ。ギャグアニメの主人公であるおそ松に対してもよくツッコんでいる。
第3話の銭湯クイズでは、主にこの二人のやり取りで話が進んでいた。
第2話Bパートではチョロ松が大好きなアイドル橋本にゃーのライブに来ていたところ、弟達に相手にされず寂しがっていたおそ松が絡みにきたあげく、当人は橋本にゃーに放送禁止用語を浴びせて帰っていった。その後チョロ松はおそ松を殴り飛ばし絶縁宣言をし、言葉通り「ニューおそ松兄さん」を家庭に迎え入れ、「先代とは違うんだから」と楽しそうに兄弟でポーカーをやっていた。
このように、いい加減でデリカシー皆無なおそ松と真面目な常識人?のチョロ松は性質が正反対なためか、しばしば意見が対立したり遠慮なく言い合ったりしている傾向にある(おそ松がチョロ松をdisる際には大体トド松も一緒になって悪口を言っている)。
第6話Aパートではハタ坊がくれるという大金に目が眩む兄弟たちを制止するチョロ松と、それに反発しハタ坊を「金ヅル坊」とまで呼ぶおそ松がいがみ合う場面があった。
13話Cパートでは、おそ松に恥ずかしい場面を見られたチョロ松が、「シコ松」とのあだ名をつけ茶化すデリカシーの無い長男にブチ切れ、はじめは長男のみを罵倒していたものの逆に就活してますアピールはしているが実際何もしていないことを突っ込まれるなど口で負けてしまい、止めにトド松が地雷を踏んだため最終的に兄弟全員を巻き込んだ醜い兄弟喧嘩となった。
「おそ松くん」時代に比べ2人で組んで何かをしたり、悪巧みや悪戯をするということは全くと言っていいほどないが、なんだかんだ言いつつチョロ松のほうは依然としておそ松をリーダーとして頼っていることも多い。
(2話Aパートなどで見られるが困ったりするとすぐに「どうするの」と言ったような形で始まりを投げる癖がある)
5話Bパートではおそ松は、一松を頭ごなしに注意していたチョロ松を無言で制すなど、行き過ぎた叱りをさせないようにしていた。これに対しチョロ松は素直にしたがっていた。
8話Aパートのなごみのおそ松では、設定上、この回におけるチョロ松はボケ役であり、奇行で周囲を和ませるおそ松のことを好意的にうけとめ受け入れる体制になっている。
(この回のチョロ松は普段と違いおそ松の行動を全面的に肯定しており一切ツッコミや罵声をあげない)
10話ではいつものごとく六つ子全員でグダグダと暇を持て余している際に、おそ松は漫画を読みつつ「俺たち大人なのにダラダラしているのはよくない」と言いなぜかチョロ松に対して熱海旅行に行くことを誘っていた。これに対しチョロ松は完全無視で求人誌を読んでいた。
11話のクリスマスプレゼント交換では、チョロ松はおそ松のプレゼントを手に入れ、他の兄弟のようにガラクタやダサいとボヤいたり泣いたり悲観することなくただ一言、「おそ松兄さんかぁ」と低めのテンションでつぶやいただけであった(恐らくは中身の検討がついていたのか隣で神に助けを求める弟よりマシと判断したものと思われる。ただ、直前に安パイであるトド松のプレゼントが届いたカラ松を羨ましそうに見ていたため、トド松以下ではあると考えている様子)。
14話Bパート「トド松のライン」では、二人してあまり自分のことを語らないトド松の知らない面に驚き、厳しく突っ込みを入れていた。
15話Aパートの「面接」においては2人揃って採用試験における面接官役として登場。
2人揃ってスーツ姿であり面接官を担当している事や社長の意見を完全に無視するなど地位はそれなりにある役員もしくは管理職的なポジションと思われる。
チョロ松が十四松の面接に困り果てた末におそ松に頼み込む形で交代を申し出ている。
やりとりを見る限りは「くん」 時代同様の相棒感がでており互いを信じ頼りにする描写がみられた。
17話では、十四松がなぜあんな性格になったかについて語る際に、トド松と共に逃げようとしたチョロ松をおそ松が止め、他の兄弟と共に十四松について話し合っていた。
18話Bパートでは、チョロ松はおそ松にカニ(赤甲羅もどき)を投げ、「お前だよ1番の敵は!」と叫んでいたり、一方でおそ松はイヤミによって殺された弟達を悲しむどころか、「だってあとはお前を殺れば主役は俺のもんじゃん!」と発言したりなど、お互い敵対心を持っていた。
19話Cパートでは、自意識が高いチョロ松に対しトド松と共に終始苛立ちを見せ、ツッコミを入れていた。そしてまた、ライジングシコースキーという変わったあだ名をつけていた。
21話Bパート「神松」冒頭の銭湯の場面では、19話以降自分もダメ人間と認め始めたチョロ松を見たおそ松が、「チョロ松がこんなになっちゃったから、俺たちはもうおしまいだ~!」と楽しそうなトーンでしゃべっていた。また、就寝する際に布団が狭く感じると2人で会話していた。
22話Bパート「希望の星、トド松」では、六つ子で家にいる中、一人足りないという合コンメンバーの条件に合う人が周りにいないと独り言をぶつぶつ呟くトド松に、二人は「いや、いるだろ!!」とシンクロツッコミ、「いるよね?」「いるよ?」などとお互い言い合い肩を組んで笑い合った後、末弟に対し二人してハッキリ自分たちのこととは言わないものの猛アピールしていた。意見が対立する場面も多いが、普通に仲は良いようだ。
その後開かれた合コンメンバーのオーディションでは、女子役のトド松を襲い出すおそ松をチョロ松が羽交い絞めにして止めていたり、またもや自意識がライジングし出したチョロ松におそ松が飛び蹴りを食らわせ縄で縛り吊し上げ、「そうやってライジングしてろお前は!」とキレていた。
「ファイナルシェー」では、イヤミの出る武術大会を六つ子で見に来た際、おそ松がチョロ松にいくらかけたか聞く場面があった。また、イヤミにチョロ松がおそ松と間違えられていた。
23話Aパート「灯油」では、チョロ松が給油しに行かなければならない流れになった際、衝撃を受けるチョロ松におそ松はゲスい笑顔を浮かべていた。
続く「ダヨーン族」では、灯油を買いに行ったまま長時間帰ってこないチョロ松を探しにおそ松が出て行っていたり、ダヨーンの体内で目が覚めた場面では、おそ松は何も言わずチョロ松の頬を引っ張り痛いと訴える彼の姿を見て夢ではないことを悟っていたり、嘔吐するチョロ松を見て「相変わらずよえーなぁ」と言っていた。
1クール目はチョロ松がツッコミを担っていたこともあり、おそ松を注意したり罵るなど対立していることが多かったが、2クール目からチョロ松がいじられキャラになりさらに19話のチョロ松ライジングにて、完全に箍が外れたのか徐々におそ松とともに悪乗りしクズ活動をしていることが増えてきている。
22話あたりからは完全に開き直ったのか、2人して人の通帳を盗んだり、灯油を買うお金で呑んだくれたりと完全にやりたい放題とかしており、終盤においてまさかのくん時代の再来となっている。
24話Bパート「手紙」は、就職が決まったチョロ松と、その祝いの席で一人機嫌が悪いおそ松から始まっており…。
25話「おそまつさんでした」では、おそ松が回想(勝手に改変されている)にひたっているのに、チョロ松がツッコミを入れていたが、結果2人ともピッチャーが出来なかった。そしてベンチで酒で酔っ払いながら、自分ところの野球チームにヤジを飛ばしていた。
2016年2月号オトメディアの松野6兄弟バレンタイン意識調査Q&Aでは、チョコのロシアンルーレットでハズレを誰に引かせたいかとの質問におそ松がチョロ松と答え、その理由に何の恨みか「あいつが苦しんでる姿見たくない?ハハハ、絶対に面白いってー」といった回答をしていた。
Blu-ray/DVD第四松の特典映像はショートフィルムシリーズ#04「ロボ松さん」となっている。
因みにショートフィルム登場回数は3回でぶっちぎりトップ。
お仕事体験ドラ松CDでは、第3巻がこの2人。職業は「TVプロデューサー」。
関連イラスト
関連タグ
一般
おそ松くん おそ松さん 六つ子(おそ松くん) おそ松 チョロ松
トリオタグ
カラ松を入れる⇒兄松 十四松を入れる⇒奇数松 トド松を入れる⇒六つ子マトモ組
腐向けタグ
※以下のタグはBL松タグとの併用を推奨する。