「イーカんじ。イーカんじ。イカりにまかせて復讐を果たさせてもらうゲソ」
CV/関智一
概要じゃなイカ!
かつて仮面ライダー新1号との死闘の末、倒された死神博士ことイカデビルが魔法の力より強化復活を遂げた姿にしてスペース蜘蛛男と並ぶスペースショッカーの大幹部。
配下にはザンジオーやジャガーマンなどの歴代旧ショッカー大幹部時代に猛威を奮った怪人たちが多い。
生前のイカデビルをベースに近代的でスタイリッシュなアレンジが加えられたデザインになっている。大幅なパワーアップを遂げている為、強いことに変わりはないのだが語尾に「ゲソ~」「○○じゃなイカ~」など、どこぞの萌え萌え深海娘のような(一部の昭和ライダーファンや死神博士ファンにとってはふざけた)ダジャレを利かせたセリフ回しで会話するという特徴を持っているため、何かが違っている気がしないでもない。
現代風にアレンジされた不気味というよりは洗練されてかっこよくなった姿やその親父ギャグの様なふざけたセリフ回しに意識が寄りがちだがその性格は残忍にして冷酷であり、撃たちに偶然とはいえ、一度助けてもらった恩を返したあと (兄弟以外には攻撃的だったこともあるが)撃との正々堂々たる決着を望んだグランダイン、スカイダイン2人の悪のキョーダインたちを容赦なく粛清するなどの行動を見せている。
主な戦闘スタイルは電流を纏った両腕の触手で相手の首などを締め上げ、鞭のようにしならせて打ちのめす攻撃を得意としており、更に魔法の力で魔法陣を発生させて空間移動をすることも可能。
また、両腕の触手で二体の敵を締め上げ、お互いを叩き付けて粉砕する『ゲソクラッシャー』なる必殺技を持つ。
自分達に反抗的な上に正々堂々と戦おうとする単独プレイが目立つグランダイン、スカイダインを粛清後、ギャバンtypeG及びゴーカイシルバーと交戦し圧倒するが、ゴーカイジャーの5人そこへ駆けつけ、彼らがギャバンtypeGから託されたメタルヒーローキーでメタルヒーローへと豪快チェンジした事で形勢が逆転。
最後はメタルヒーローキーを使って放たれたゴーカイメタルガレオンバスターのメタリックストライクを受け部下諸共吹き飛ばされ爆死した。
これが俺様のハイカじゃなイカ!
なかなか納得のいくチョイスである。
再登場じゃなイカ!
映画『超スーパーヒーロー大戦』
『仮面戦隊ゴライダー』
トーテマが作り出した怪人の一体として登場。
ヒルカメレオンや黄金狼男と共に出現し、仮面ライダーバロン、仮面ライダーマリカ、仮面ライダーエグゼイドと交戦。
バロンと交戦するも追い詰められてしまい、バロンの「スピアビクトリー」を伸ばした触手で抑えようとするがその触手を連続で切られ、そのまま「スピアビクトリー」で貫かれて爆散した。
その後は、正体を明かしたトーテマによって多数の怪人たちと共に生み出され、6人の仮面ライダーと戦うも、ライダーの一斉攻撃を受けて爆散した。しかし幾度もなく復活を果たし、永夢のおかげで希望を取り戻したアナザーアギト、マリカ、バロン、レーザーを追い詰めていく。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』
「イカーゲン?我こそはショッカーのスペースイカデビル様だぁ~!」
「あぁ、そうですか。そりゃ邪魔してごめんなさいね。…てっ、そうはイカない!」
『超スーパーヒーロー大戦』公開記念を兼ねた第7話に登場。声はスーパーヒーロー大戦Zと同じく関智一氏が声を担当。
今回は通常のショッカー所属となっており、同じくイカモチーフで口調も似ているイカーゲンと勘違いされる一幕もあった。ジャークマターでは無い別の敵勢力だが何のために現れたかは不明。
ダイカーンのトゥーミーが占拠しているに建物の前に突如出現し、シシレッドに「悪いけど、ちょっと忙しいから」と言われ、上記のセリフを言いながら帰ろうとしたつつノリツッコミした後シシレッドとサソリオレンジと交戦。
シシレッド達を苦戦させるが、ショウ・ロンポーが転送したエグゼイドキュータマの力で召喚された仮面ライダーエグゼイドによって反撃される。
自身も電気を纏った右腕の触手で応戦するも、最期はシシレッドのキューソードとエグゼイドのガシャコンブレイカーのブレードモードによる同時攻撃を受け、「ショッカーに栄光あれ~!!」と断末魔をあげ、爆散した。