概要
日本語で『猛襲』『猛攻撃』などといった意味
固有名詞
- 『トランスフォーマー』シリーズに登場する、デストロンのコンバットロン部隊の一人
- MARVELの登場キャラ。格ゲーでの「うどんは日清」の空耳でも知られる。
- 日本の競走馬。南関東で活躍した後JRAに移籍し、そこでも年度代表馬になった。
- イギリスのバンド
G1
CV:島香裕ほか
コンバットロンのリーダーで、役職は攻撃参謀。トレーラータイプの自走榴弾砲に変形する(元はアメリカ軍のM16対空自走砲もしくは日本軍の一式半装軌装甲兵車)。ブルーティカス合体時は胴体に変形する。
ソニック・スタンガンと、背中に装備した光子ミサイルを発射する2門のキャノン砲が武器で、キャノン砲を取り外してセイバートロン星のデストロン基地のコンピューターに取り付け、付いているレバーを操作して誘導システムを操作できる。
「理知こそ最大の武器」をモットーとする戦略家であり、重い任務を成功へ導くには立案した作戦の完璧さが鍵だと固く信じている。敵にとって不吉極まりない謀りごとをじっくり巡らすのを好むが、ひとたび直に敵と接すれば途端、容赦なく苛烈に戦闘へ身を投じていく戦闘狂な一面もある。部下からの信頼は厚いものの、どちらの活躍が上だったかでボルターと喧嘩になったこともある。
一時は他のコンバットロンとともにセイバートロン星を制圧した事もあるが、コンボイとメガトロンの連携に敗れ、後にメガトロンによって忠実になるように再プログラムされる。ブルーティカスに合体する際には胴体に変形する。
アメコミ『Wings Of Honor』では、サイバトロンの精鋭部隊エリートガードに所属しており、メタルホークらとは友人であったことが明かされている。
またIDWコミックでは、戦前シークレット・サービスとして活躍していたという設定となっている。
Fall of Cybertron
CV:トラヴィス・ウィリンガム(同作でもスラッグやサイドスワイプのCVを担当)
コンバッティコン部隊の隊長で、セイバートロン風の装甲車に変形する。
武運というものは信じず、綿密な計画により勝利は得られると信じている。普段は前線に出るのを控え、時間をかけてわずかな可能性をも見通した計画を立て、他のコンバッティコン4体を出撃させている。
メガトロンがメトロフレックスに敗れた後は、ニューリーダーとなったスタースクリームの補佐をしていたが、目立ちたがりで後先考えない彼には頭を悩ませていた。錆の海でのエネルゴン奪還作戦で、スタースクリームのせいで失敗した作戦を何とか立て直すも、スタースクリームに罪を擦り付けられてしまう。メガトロン復活後は釈放され、再び彼の指揮下についた。
実写映画
実写映画版5作目『最後の騎士王』に登場する。
緑色のウェスタンスター社の4900SFレッカー車に変形する戦術家で、スタースクリーム亡き現在のディセプティコンでは副官的立場にいる。
二作目以降から登場したロングハウルと似ているが、ビークルモードが異なるため外観や武装に差異がある。現在、「デカピテーター(Decapitator)」という新兵器を開発している。
マーベルコミックスのオンスロート
原作コミックス
オンスロートは、MARVEL世界を代表する二人のミュータントの衝突によって生み出された精神生命体("Psychic Entity")である。
事の起こりは"Fatal Attractions"事件(1993年)。マグニートーによる人類殲滅作戦を阻止すべく、プロフェッサーX自身がX-MENと共に宇宙要塞アヴァロンを襲撃。
この戦いでウルヴァリンは全身のアダマンチウムを剥ぎ取られ、怒り心頭に達した教授はテレパス攻撃によりマグニートーの精神を破壊し廃人にしてしまう。
この際マグニートーの内なる邪心が教授の精神に入り込み、数十年に亘り抑圧されてきた負の感情と融合。教授自身も気づかぬまま、彼の心の中でそれは成長を続けていた。
歴史改変によって生じた平行世界である『エイジ・オブ・アポカリプス』からの転移者であるXマン(ネイト・グレイ)との接触により教授とは別個の独立した存在となり、ある時は甲冑姿(マグニートーがベース)の幻影で、またある時は教授を内側から操り、ジャガーノートが持つサイトラックの秘石を奪取(1996年)。
かくて『最強のテレパス』『磁界王』そして『邪神サイトラック』の能力を併せ持つ最強最悪のスーパーヴィラン・オンスロートが誕生。
X-MENを壊滅させた後、対ミュータントの抑止力として保管されていたセンチネル軍団を掌握、リード・リチャーズの息子フランクリンを誘拐、さらにネイト・グレイをも拉致し、二人の能力を取り込むことでますます手がつけられない状態に。一部では『初の地球産コズミックビーイング』とも言われる。
最終的にはファンタスティックフォー、アベンジャーズ、その他多くのヒーローたち(及び一部ヴィラン)が相討ちになる形で世界から消滅。
"Heroes Reborn"からの"Heroes Return"展開でヒーローたちは復活するが、その間生き残ってしまったX-MENとスパイダーマンはそれまで以上に世間から冷遇されることに。またこの時期に新チームサンダーボルツが結成される。
その後オンスロートが復活し再びフランクリン・リチャーズを襲う"Onslaught Reborn"事件が発生(2007年)。
ゲーム
CAPCOMの対戦格闘ゲーム、『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』(1998年)におけるラスボス。
前作までのアポカリプス以来シリーズの伝統となった『画面全体を覆う巨大ボス』である。
第一形態は原作序盤と同じくマグニートーに似た甲冑姿で、サイズ的には通常キャラの約二倍。ハイパーアーマー状態でガードは出来ず、低空浮遊状態でしゃがみもジャンプもしない。
攻撃方法もマグニートーに似たもので、ジャガーノートのヘッドクラッシュも繰り出す。スペシャルパートナーとしてセンチネルも召喚。
さらに精神操作で支配下に置いたキャラクターをヴァリアブルアタックで呼び出し、オンスロート自身は画面奥でダメージを回復するという芸当も見せる。
第二形態では兜を脱ぎ、画面全体を覆う巨大な姿に変貌。常時飛行状態でかなりの上空まで移動できる。多彩なレーザー攻撃に巨大クローの打撃、マグニートーのハイパーグラヴィテーションに小型センチネルも繰り出す。
家庭用移植版ではプレイヤーがオンスロートを操作できるモードが追加されている。