200系
にひゃくけい
東北・上越新幹線200系電車など、200系を名乗る鉄道車両にこのタグがつけられることが多い。
東武鉄道200系
1991年に投入開始された東武鉄道伊勢崎線系統の特急(当初は急行)「りょうもう」専用車両。足回り(床下機器)は日光線系統の先代特急形車両1700系・1720系「DRC」のそれを流用している。
1998年に「りょうもう」用増備車として製造された250系1編成は、機器流用の種車となるべき車両がなく完全新造となったので、形式を分けたものである。
熊本電鉄200系
熊本電気鉄道が1998年に南海22000系「ズームカー」を譲り受け西鉄産業筑紫工場で改造工事を施したもので、塗装変更のほか、ドアの2ドア→3ドア化、前照灯・尾灯・方向幕の移設を行っているため、一目見て元南海の車両と判断するのは難しかった。2019年退役。
名古屋鉄道200系
名古屋鉄道(名鉄)が1994年に新製した通勤形電車。地下鉄鶴舞線直通運転用の100系の増備車として登場したもので、1編成6両のみの存在。貫通扉に名鉄の社紋が無い、車内案内表示装置がついている、最初から制御方式がVVVF制御となっている、といった違いがある。
伊賀鉄道200系
伊賀鉄道を走っていた860系の置き換え用で、もと東京急行電鉄の1000系。2009年登場。セミクロスシートで、クロスシートは京阪電気鉄道のものを流用。台車は種車のものだが、第5編成は東急の9000系のものを流用。
- モ201-ク101:正面形状は左右非対称・貫通形。
- モ202-ク102:正面形状は左右対称・貫通形。
- モ203-ク103:正面形状は203号が左右対称・非貫通形、103号が左右非対称・貫通形。
- モ204-ク104:正面形状は204号が左右対称・非貫通形、104号が左右非対称・貫通形。
- モ205-ク105:正面形状は左右対称・非貫通形。
第3編成~第5編成は8両固定編成の東急1000系1006編成から生み出された。モ203号・モ204号・モ205号・ク105号は中間車からの改造。このため第3編成と第4編成は前後で正面形状が異なる。