妖怪ウォッチ
ウィスパーから貰う事になる不思議な時計。ケータの場合は腕時計型になっている。
不可解な場所を照らせば普段目に見えない妖怪を見つけられ、「妖怪メダル」を装填すれば友だちになった妖怪を離れた場所から呼び出すこともできる。「時計」というのがミソで、異なる時代や時間軸にいる妖怪も呼び寄せる事が可能。
コロコロ版のウィスパー曰く、「妖怪しか手に入れないが(購入したり、懸賞で手に入れたり)、信頼した人間に妖怪が渡す場合もあるだろう」。その上で「人間と妖怪が仲良くなることを願う妖怪たちが改良し進化させている」とのこと。
レーダーで付近に潜む妖怪の位置とランク(妖怪スポットなどの一部の妖怪はランクが"?"と表示される)を測定し、フタの部分の妖怪レンズを通して見て、普段見えない妖怪を探し出し分析することにより発見できるが、妖怪側から何らかの理由で拒否することもある。
チョーシ堂店主などの妖機を扱うに者に依頼すれば、上位ランク妖怪探索用にグレードアップ出来るが、その都度、店主から(主人公の実力を試すために)提示されるクエストのクリアが条件となる。 ゲーム中では、ウォッチランクを一定以上にすることで解放される封印の扉が要所に点在しているため、ある程度の強化は必須となる。
この妖怪ウォッチでは後に登場する「Zメダル」や「古典メダル」が使えないが、コミカライズでは『零式』がないため(厳密に言うとコロコロ版に一回出てきて即終了、ちゃお版は一切登場しない)これらの使用が可能となっている。
アニメではウィスパーやジバニャンがメダルをセットしても反応しなかったが(認MEN入り込んでいたためという可能性もあるが)、コロコロ版ではウィスパーがセットしても召喚されるが、妖怪レンズの位置が異なる(ゲーム発売前から連載を始めたことにより、連載前の時点では設定が決まってなかったため)。
ゲーム『無印』ではメダルを横のスリットから入れるようになっていたが、『2』以降ではアニメ同様に盤面部に差し込むようになっている。
妖怪ウォッチ(フミちゃんVer.)
1及び2での女の子主人公(フミちゃん)の場合はコンパクトの意匠を持ち、ブルーの幅広ストラップで首からさげる懐中時計型になっている。
基本的に機能はケータのものと一緒である。『無印』ではメダルを横のスリットから入れるようになっていたが『2』やアニメ版・ちゃお版と玩具ではケータのものと同じ部分から入れるようになっている。
妖怪ウォッチ零式
『2』から登場。ケータの祖父ケイゾウが開発した世界で初めての妖怪ウォッチで、妖怪レンズのベースである『ふしぎなビー玉』、妖怪センサーのベースである『もんげ~鈴』、チョーシ堂店長が魂込めて開発した『セイコーン時計』を組み合わせて開発した物である。形状は腕時計で固定されており、女の子主人公でプレイしても腕時計仕様となる。
「Zメダル」や「古典メダル」が使える反面初代の銀メダルは使えない。
妖怪以上の隠蔽力を持つ60年前の怪魔を見つけることができるが、数が激減しその様な隠蔽力も無くなった現代では、妖怪ウォッチからこの機能は取り外されていた。
アニメ版ではスティーブ・ジョーズによってレプリカが量産されている。これも腕時計型アイテムであるが、色と形は妖怪ウォッチとは多少異なり零式に対応していないメダルでの召喚も不可能。
妖怪ウォッチU
ゲームでは『3』から登場。正式名称は「妖怪ウォッチU プロトタイプ」。
アニメ版及び、各コミカライズでは新キャラ登場と新展開に合わせゲームより先行して登場した。
デザインや召喚ソングも一新され、サーチライトも小型サイズから大きなサイズに変わっている。そして以前に登場した全てのメダルを使う事が可能。
データの更新により機能がアップデートしていくという随時進化型のウォッチであり、玩具では更新データを入れたSDカードを挿入することで新しいメダルに対応することが出来る。アニメ98話に於いて円熟を迎え、妖怪ウォッチU-1~5の五種類のカラーへと進化した。
アニメ版で最初に登場したものはプロトタイプであるため一般販売されておらず、イナホはUSAピョンが極秘ルートで入手し、コッソリと彼女の居たお店に「宇宙ウォッチ」称して置かれ、宇宙と交信出来るものと考え入手した。
ケータはヒキコウモリが友人であるヨップル社のCEO、マーク・シャッチーバーグから彼のクローゼットに招待したお礼に、モニターとしてプレゼントされたものを家賃代わりに貰って入手した。
妖怪ウォッチドリーム
ゲームでは『3』から登場。ヨップル社が開発したUSA仕様のルーレット式妖怪ウォッチ。
メダル召喚の度にアタリとハズレの判定が運試しで行われ、それによって召喚ソングや妖怪のコンディションが変化する。
コアパーツを取り外して他の妖器に取り付ける「ドリームリンク」システムによって妖怪ウォッチ以外にもメダルのパワーを付与することが可能となる。
妖怪ウォッチエルダ
映画『シャドウサイド 鬼王の復活』及び『4』より登場する。「エルダ魔導鏡」と呼ばれる遺物が、エンマ大王が主導の元改修され妖怪ウォッチ化したもの。
今までのウォッチより使用者を選ぶ傾向があり、天野ナツメや弟の天野ケースケが選ばれている。
メダルではなく鍵型の「妖怪アーク」と呼ばれるアイテムを側面の鍵穴に差し込み、左右どちらかに回す事で開いた盤面にアークをかざす。すると盤面から光が溢れ、照らされた使用者の影から妖怪が出現する。
アークを回す向きでライトサイド(右回し)かシャドウサイド(左回し)のどちらを召喚するかを選択でき、召喚後も妖怪自身の意思やアークを反対に回すことでサイドチェンジが可能。
サーチモードは閉じたままの盤面より光を照射する方式で、照射した光によりとりついた鬼まろの存在を視覚化出来る他、妖怪の痕跡を探す機能もある。
玩具版ではアークだけでなく妖聖剣にも対応しているが、劇中でも同様かは不明。
『Foreve Frends』では妖怪ウォッチエルダ零(ゼロ)と妖怪ウォッチエルダ神(ジン)が登場。
零の機能は盤面蓋のデザインが異なる以外は通常のエルダと変わらないが、神はシャドウサイドではなくゴッドサイド妖怪の召喚が可能。
妖怪ウォッチオーガ
映画『妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』及び『4』より登場。
「オーガ封珠鏡」と呼ばれる遺物で、月浪トウマに与えられた「鬼眼ギア」が変化したもの。
妖怪召喚はできないが、ベゼルを4つの時刻に合わせて中央のボタンを押すと、4体の“幻魔”と呼ばれる特殊妖怪を自身に憑依変身できる。
また、切り札として側面の穴に妖聖剣を差し込むことで、強大な剣武魔神を憑依させることが可能。憑依には時間制限がある他、バトルで体力を消耗した際にも憑依が解除される。
妖怪ウォッチアニマス
TVシリーズ『妖怪ウォッチシャドウサイド』及び『4』より登場。
「アニマス天照鏡」と呼ばれる遺物で、有星アキノリが双剣山の試練にて授かったもの。
三角形の幻獣ディスクを装着する事で、"幻獣"と呼ばれる四神妖怪を召喚できる。
召喚中は使用者のエネルギー(カロリー)を消費する為、太ったアキノリは普通の体形となるが、複数や長時間の召喚をすると逆にやせ細ってしまう。
妖怪ウォッチエルダ(Ver.K)
アニメ『妖怪ウォッチ!』及び『4』ではケータも使用者となる。
外見はナツメ達の使用するものと変わらないが、おなじみの妖怪を召喚する通常サイドと、ハチャメチャなハプニングが召喚中の妖怪に起こるワンチャンサイドとなっている。
妖怪の登場方法も異なり、従来同様に盤面から種族カラーの光帯が伸びて妖怪が現れる。
召喚アイテム
妖怪メダル
ともだち妖怪になってくれた妖怪がくれるメダル。妖怪メダルを参照。
妖怪アーク
鍵型のアイテムで、エルダでの妖怪メダルに相当するアイテム。
それぞれの面に妖怪のライトサイドとシャドウサイドが描かれており、エルダの鍵穴に差し込んだ際に回す向きによりどちらの側で呼び出すか選択可能。
メダル同様妖怪を倒すか、認められて渡される事で得る事ができるが、渡された状況によっては鍵型の石となっている。
従来の妖怪が持つメダルも全てこのアークへと変化し、表面(召喚サイド)は妖怪の絵が描かれているが、裏面(ワンチャンサイド)は妖怪のシルエットと景色が描かれている。
一部のアークではワンチャン側が異なる絵柄であったり、別の妖怪が描かれている、シャドウサイド同様の柄となっているものもある。
玩具では商標の都合からか妖怪アークという名称となっているが、劇中の名称は「アーク」。
妖聖剣
妖魔界に伝わる宝剣が小型化したもので、オーガでの妖怪メダルに相当するアイテム。
ウォッチ側面の穴に差し込むことで4種の幻魔以外を憑依させることができる。
現時点では7本ある事が判明している。(剣武魔人のものが5本、闇エンマのエンマブレード及び蛇王剣)
幻獣ディスク
三角形型のエンブレムで、アニマスでの妖怪メダルに相当するアイテム。
ウォッチの上部に取り付ける事により幻獣を召喚させる。
収納アイテム
- 妖怪大辞典
妖怪メダルを収納する大型ファイルで、妖怪の詳しい情報が載せられる。
一部のページにはレジェンド妖怪が封印されており、ページごとに定められた妖怪のメダルを入手するという条件を満たすことにより、解放され友達になれる仕組みになっている。
ゲームでは自室においてあり、メンバーの入れ替えを行うことができる(セーブポイントのキュッピーでも入れ替えれるが)。コロコロ版の漫画では妖怪大辞典が登場しないため、集めたメダルは全てケータのポケットの中に収納されているらしい。
アニメ版では当初はポケットにしまっていたが増えたメダルを雑に引き出しへとしまおうとした事からウィスパーが渡した。
辞典は普段は自宅の机の引き出しの中で召喚する際はポケットから取り出している(その為呼び出したい妖怪のメダルを持っておらず、持っていたメダルのみでやむなく対処した事もある)
イナホの辞典は本棚に収納。ジェリーは辞典を持たず、ビニール袋にしまっている。
アニメのバスターズトレジャーではヨーデルセンが封じられた妖怪大辞典がクレクレパトラから渡され、封印ページにカセキメダルとエンブレムと合体させ復活させた秘宝メダルが収まるようになっているが、妖怪ポッドには妖怪を呼び出す機能がないためかメダルを取り出して再び呼び出すという事は行われていない。
- アークホルダー
ボールチェーンを介してアークを束ねることが出来る。
ナツメのものは中央のデザインがアーク盤面を覆う蓋のデザインとなっているが、ケータのものは今までの妖怪ウォッチのような四色に別れた盤面のデザインになっている。
- 妖聖剣ホルダー
剣武魔人の妖聖剣を5本平行に並べて差し込めるホルダー。
妖怪パッド
ウィスパーとUSAピョンが所持しているタッチパッドの1種。『2』以降のゲームでは、ゲーム中の様々な機能をアプリケーションの形で管理することができる。
彼らのパッドの形は異なり、ウィスパーvarはヘッドが鬼の角の形をしており、USAピョンvarは、動物の耳のような形をしている。
様々な妖怪の情報が記録されている『ウキウキペディア』があり、ウィスパーはこのタッチパッドを使って妖怪の情報を調べているが、アニメ版では妖怪に全く詳しくないウィスパーがカンニングをするために使用していることが多い。
シャドウサイドでも引き続き登場しているが、デザインが現実世界のタブレットのような形状に変更されている。妖怪SNS経由で妖力を集め、エルダをパワーアップさせる事も可能。
リンクガジェット
ドリームリンク
妖怪ウォッチドリームのコアユニットを取り付け、そこに妖怪メダルをセットすることで使用出来るアイテム。
セットしたメダルの種族によって弾が変化する光線銃。外見はドライヤーにも似ている。ルーレットで攻撃モードと友達になりやすくなるモードが決定する。
アニメではセットしたメダルに応じて、様々な特殊効果を発生させる。特にルーレットがHIGHになると、場合によっては地球に隕石が激突したり、小学生のはずのフミちゃんが結婚するなどのとんでもない事態に発展する。
- 妖怪ドリル
セットしたメダルによってドリル部分が変化するドリル。ゲーム内のマップに設置されてあるブロックを破壊する際に使用。
特定のメダルを使用すると、普通のドリルでは壊せないブロックを壊せる特殊なドリルに変化する。
◎メラメラドリル:氷のブロック
対応メダル:メラメライオン、グラグライオン、あつガルル、ほむら天狗、しゅらコマ、焼きおに斬り
◎ダイヤドリル:非常に硬いブロック
対応メダル:プラチナカク、ダイヤニャン、ルビーニャン、サファイニャン、エメラルニャン、トパニャン
※プラチナ鬼は非対応。プラチナで出来た体の妖怪なのに・・・
◎ぷにぷにドリル:柔らかいブロック
コマさん、コマさんS、ししコマ、Bコマさん、コマさん孫策、コマさんJ、Tコマさん、ズラビス、ダークコマー、マイティードッグ
※コマじろう(とらじろう、コマじろうS等々の派生種含む)は非対応。しゅらコマは上記の通りメラメラドリル用の為こちらには使えない。
- 妖怪クリーナー
おもてなしロボット・ヨップくんの残骸から作られたロボット掃除機。メダルやアイテムなどを集めてくれる。
こちらもドリル同様、特定のメダルを使うと集めるアイテムが偏る特殊効果を持つ。
例として、しょうブシはクジ引き券を、あつガルルはホットドッグを優先的に集めるようになる。
- 妖怪バズーカ
アニメオリジナル。メダルをセットして別の妖怪に弾を当てると、当たった妖怪にセットしたメダルに応じた効果が発生する。効果はメダルによって戦闘力の向上から頭に花が生える程度までピンキリ。稀に「おまけ」として別の妖怪の効果を追加発生させる事もあるが、大概ロクな事にはならない。
アニメではウィスパーが応募した懸賞で当選したもので、映画ではコマじろうが妖怪通販で購入したもの。
- エンマブレード
エンマ大王が所有する剣で、彼の一族に代々伝わる宝剣。
悪い妖気を切り離す事が可能。シャドウサイドでは妖聖剣としても登場。
トレジャーリンク
妖怪ウォッチバスターズ2やアニメのバスターズトレジャー編に登場する、妖怪ポッドとの連動で使用できるアイテム。
アニメバスターズトレジャー編、ゲーム『妖怪ウォッチバスターズ2』に登場するアイテム。
妖怪メダルから妖気をチャージする事で様々な効果を発揮する。
アニメでは妖気以外に松明の炎や川の水などの様々なものをチャージする事で弾丸のように発射するなどに使える。
バスターズ2では冒険に連れていく4体に加え、妖怪ポッドに別の妖怪の妖気をチャージしていく事で必殺技が使用可能になる。このため必殺技のみ最大5体分使用可能となる。
対応メダルはドリームメダルとトレジャーメダルのみ。
- 妖怪マグナム
妖怪ポッドにセットしたメダルのパワーで攻撃できる銃。
- 妖怪チェーンソード
ゾン・ビ―・Cが所有する剣。
- 妖怪スナイパー
妖気で攻撃できる銃。
- 妖怪ヒュードロイド
愛称は「ヒューボ」。妖気やアイテムを集める機能を持つロボット。
炎魔棍
龍燈のアークを用いる事で炎と氷の龍を操ることが出来る。
その他
犬時間を発動させるアイテム。
ゲーム本編と劇場版の鍵を握るアイテム。
- ポケットうんがい
ヨップル社とうんがい鏡の合同開発で完成したアイテム。場所を問わずうんがい鏡のワープを使用できる。
関連タグ
妖怪ウォッチ 妖怪ウォッチバスターズ 妖怪ウォッチ(アニメ)/映画妖怪ウォッチ 妖怪ウォッチ(漫画) 妖怪ウォッチの舞台 妖怪ウォッチの登場人物 妖怪ウォッチの妖怪一覧