概要
2015年6月に開催された東京おもちゃショー2015で発表された。ここたまは心と魂から取られている。
2015年9月半ばから商品展開がなされている。
講談社の幼児向け雑誌であるたのしい幼稚園やおともだちとタイアップを行っている(ちなみにTVアニメ版がOLM製作であるコンテンツは小学館の児童向け・幼児向け雑誌とタイアップする事が多い)。
サウンドトラックはランティスが手掛ける。
キャラクターは歳を取らない、いわゆる「サザエさん方式」である。
そのため2016年春期である第3クール以降も学年がそのままであった。
人気にあやかったのか、TVアニメ版の2年目最初の回である第52話より劇場版制作が発表され、実際に2017年4月28日(発表当時はGW頃と表記)より公開されている。
同時上映作品もあるが、こちらの方がメインと見られる。
放送局・TVアニメ版
TVアニメ版は2015年10月1日から2018年8月30日(本編は同年6月28日)までテレビ東京系列にて木曜17時55分-18時25分(最初期のみ18時00分-18時30分)・BSジャパンでは月曜17時29分-17時59分の時間帯で、系列以外では仙台放送・福島テレビ・テレビ静岡(以上フジテレビ系)・中国放送(TBS系)・長野朝日放送(テレビ朝日系)・奈良テレビ(独立局)でも放送されていた。
今作は期間を全て合わせると3年近く放映されているが、途中で作品名が変更される事はなかった。しかし何度かマイナーチェンジと呼べる変更がされており、中間にあたる2017年春期を境に前期・後期となっている。
2018年以降の展開
夏改変期前の6月末に本編は終了となった(その影響なのか春改変期に物語の内容が変更されたが1クールで完結している)。
その直前の6月7日にフルモデルチェンジした「キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま」(以下「ひらけ!」)が9月から放送が始まる事が発表され、それまでの約2ヶ月間はつなぎ番組として傑作選「かみさまみならい ヒミツのここたま 夏だ!おおはしゃぎスペシャル」が放送されていた。
こちらでは、「ひらけ!」の主人公ここたまキャラであるリボンと、ラキたま達今作のここたまキャラによる新作アニメ「みならいここたま道」も展開する。
そのため2018年秋で今作の展開は一度終了したが、2019年9月に「ひらけ!」の放送終了に伴い「モノのかみさま ここたま」として今作のここたまキャラが再登場する事が発表された。
ストーリー
人間のモノへの想いが魂となって生まれる「ここたま」は、人にみつからないようにこっそり人を幸せにするお手伝いをしている小さな神様。
ある日、小学5年生の四葉こころが大切にしている色鉛筆から生まれたここたま(ラキたま)がこころに姿を見られてしまった!
こころに見つかってしまったことをきっかけに二人は〝ヒミツのけいやく”を結ぶことに・・・こころとここたまたちのちょっとヒミツのお話が始まる!
登場人物
こちらを参照。
声優陣についてもこの記事に記載。
また、ここたまキャラ共通の概要や生態などはこちらをご覧ください。
関連する他項目については「関連タグ」項に記載しています。
スタッフ
原案 - BANDAI
連載 - 講談社「たのしい幼稚園」「おともだち」「おともだちピンク」「たの幼ひめぐみ」
企画 - 押田裕一(テレビ東京)・小野口征・波多野淳一・奥野敏聡・井上俊次
副監督 - 秋山朋子
設定監修 - 日野千尋
キャラクターデザイン - 大河しのぶ
総作画監督 - 大河しのぶ・東海林康和
美術監督 - 加藤賢司
色彩設計 - 大関たつ枝
撮影監督 - 柚木脇達巳
CGプロデューサー - 近藤潤
編集 - 後田良樹
音響プロデューサー - 西名武
音響監督 - 中嶋聡彦
音楽 - 中西亮輔
音楽プロデューサー - 伊藤善之
音楽制作 - ランティス
音楽制作協力 - アイウィル
音楽協力 - テレビ東京ミュージック
プロデューサー - 高林庸介(テレビ東京)・松浦希・高橋知子・古市直彦・吉江輝成
プランニングマネージャー - 秋間眞良(テレビ東京)・渥美真紀
アシスタントプロデューサー - 宮﨑和寛(テレビ東京)・古賀郁美
アニメーションプロデューサー - 和﨑伸之
アニメーション制作 - OLM TEAM WASAKI
監督 - 新田典生
製作 - テレビ東京・ここたま製作委員会
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ
「ころころここたま!」(第1話 - 第76話)
作詞 - 畑亜貴/作曲・編曲 - 山口朗彦/唄 - ERIKA
- 第2クール以降(第6クールは除く)は各初回に一部映像が変更されている。
- 変更内容は主に後に登場したここたまキャラが描かれる・目立つ演出というもの。
- 2016年夏頃からは一時期音楽系一ファミリー向けのゲームに収録されていた(当初は家庭用のみだったが劇場版公開の影響か後にAC版でも入った)。
「ここたまハッピ~パラダイス!」(第77話 - 第126話)
作詞 - 真崎エリカ/作曲 - 桑原聖/編曲 - 酒井拓也/唄 - ERIKA
- 当初のPVは後半部分が劇場版の映像となっていたが、公式公開期間終了後である第82話で変更(というより本来の映像に)された。
- ちなみにPV差替後は「ころころここたま!」2度目の差替で外されていたアマンダと人間キャラが再び描かれている。
- こちらも上記音楽ゲームに収録され、「ころころここたま!」と違いAC版からの曲となっていた(ちなみに「ころころ~」AC版収録から1ヶ月という異例の速さである)。
エンディングテーマ
「ここんぽいぽいここったま!」(第1話 - 第34話、第139話)
作詞 - 松井洋平/作曲・編曲 - shilo/唄 - メロリーとここたまファイブ(ラキたま・おシャキ・ゲラチョ・キラリス・モグタン)
PV変更はなかったため、第2クール以降に登場したここたまは全員描かれていない。
「こころだいすきここったま!」(第35話 - 第76話)
作詞 - 真崎エリカ/作曲・編曲 - shilo/唄 - 四葉こころ&ラキたま
- 「ヒミツのDVD」(2016年春の販促用DVD)では、実写ダンスの動画があった。
- ダンス動画では本作が女児向けにも関わらず、男児も交じって踊っている。
- CDではこの曲がA面であることを意識してか、B面曲の歌唱はのぞみ&ビビットとなっている(アニメ版PVにはこの2人は描かれることなく終わった)。
「うたおう♪ここったまーち!」(第77話 - 第126話)
作詞 - 松井洋平/作曲・編曲 - 佐野宏晃/唄 - 四葉こころ with ここたま9+ライチ
- 「ここたま9」は、四葉家に住んでいる9人のここたまのことである。
- なお「ヒミツ」だったのか、ライチのCVだけ途中まで公表されていなかった。
- 曲の内容はこの曲でボーカルになっているここたま達を紹介するものになっており、そのためかボーカルにも関わらずPVではこころが登場しない。
「いこうよ!ここたま界!!」(第127話 - 第138話)
作詞 - 松井洋平 / 作曲・編曲 - 黒田賢一 / うた - ラキたま・メロリー・カンナ
- 2017年4月に公開された映画のBGMを再編した楽曲。
挿入歌
「ぼくはラキたま!」(第1話)
唄 - ラキたま
「メロリー応援歌」(第3話より不定期)
唄 - メロリー
「わたしのヒミツのたからもの」(第23話・第43話(Bパート))
唄 - 長谷川ケイト
「(曲名不詳)」(第48話終盤)
唄 - 当時はユニット名不詳(ED3では「ここたま9」となっている)
- 四葉家ここたまがこころのために歌った誕生日記念曲。
「こころとのぞみ」(第76話)
唄 - 四葉こころ&桜井のぞみ
- この回はのぞみと彼女に関係の深いここたま達(リンクは契約ここたま)が(現時点で)レギュラー扱いである最後の回となっている。
上記以外の本作に関する事
あおぞら町(こころの住む街)関連
街の名前が判明したのは、第78話と放映開始からかなり時間が経過した頃である(なおもう新章に入ってからの回です)。
実は前から名前自体は出ていたが、どの場面でも四葉家近辺から離れている状態だったため、違う街の可能性があった(なお学校名から「ひだまり町」と思われたのかもしれない)。
その「ひだまり小学校」(こころが通う学校)は明確な台詞等はないが、雰囲気的に普通の公立と思われる。
現実の地名も出てきているが、その中には漫才師のグループ名など難しい例もある。
他
TVアニメ版のアバンでは前回の映像が流れており、その間こころが手短にここたまの紹介するのが定番となっていた(声のみ出演でセリフは毎回同一)。
新章後はラキたま中心とした四葉家ここたまのメンバーが紹介する映像に変更されている。
この映像はたまにない回もあり、第14話と第64話では新年最初であることを記念してか四葉家ここたまの各新作映像になっていた(尺も通常アバンより非常に長くなっている)。
キャラクターデザインの大河氏は本作がTVアニメで初のこの担当である模様(他作では作画監督がメインのようである)。
「人間キャラ/ここたまキャラ」等の注釈はないため、どちらもこの方が担当しているものと見られる。
本作のTVアニメ版が開始した時期は、芳文社の代表作と一迅社の代表作のシリーズ(前者は2期・後者は3期)がどちらも放映されており、ある意味縁起が良い時期と言える。
何て言ってたら、CVが本作出演後に婚約したという事例が何度も確認されているなど、本作では本当に縁起の良い現象が発生している。
この百科では下部に表示されている編集内容を5文字以上打たないとプレビューすら不可となっているが、内容を考えるの面倒なら「ここったま」と打つと良い。
(本家とは違った意味ではあるが)文字通りここでもこの用語は魔法と化すのかもしれない。
関連イラスト
関連動画
かみさまみならい ヒミツのここたまアニメ告知PV
新シリーズ予告編
公式1話
関連タグ
- 主要:アニメ / 2015年秋アニメ / 玩具
- メーカー:バンダイ
- 属性:ファンタジー / ギャグ / 神様(付喪神) / 人外 / ケモノ / 物 / 心 / 魂 / 卵 / 秘密
- 評価:ヒミツのここたま50users入り / ヒミツのここたま100users入り
- 二次創作:オリここ / ここたま擬人化
- クロスオーバー:ここたま×プリキュア / たまごピピック / ここたM@STER / ここたまごっち
- 別表記:ここたま(架空の神)
- 各話リスト:ヒミツのここたまのサブタイトル一覧
関連作品・類似作品
同じバンダイ発の玩具・マスコット(人外)繋がりで、前番組にもあたる。
女児アニメ・マスコット繋がり。
神様系・「たま」繋がり。
いずれも妖精を題材にした作品で、女児アニメ繋がり。
うち「リルリルフェアリル」のTVアニメ版は放映期間も本作と被っており、事実上のライバルであった。
表記揺れについて
表記揺れタグとして、
【ひみつのここたま】
【ここたま】がある。
表記揺れタグのひとつ『ここたま』は、ヒミツのここたま関連タグだが、同時にゲーム『アーマード・コア ヴァーディクトデイ(ACVD)』の関連タグでもあるので注意が必要である。
外部リンク
(特にキャラクターの事で)基本の情報から・もしくはそれだけで良い人はこちらから閲覧することをお勧めします)
東京おもちゃショー2015:本作が初公開されたショー