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闇の帝王の編集履歴

2020-06-27 16:36:07 バージョン

闇の帝王

やみのていおう

アニメ『グレートマジンガー』のミケーネ帝国の支配者である。

ハリー・ポッターシリーズ』のヴォルデモートなどをはじめとする、強大な力と圧倒的な悪のカリスマなキャラクター達に対する愛称や俗称でもある。

この記事ではグレートマジンガーの闇の帝王について説明する。


概要

アニメ『グレートマジンガー』のミケーネ帝国の支配者であり、その正体は不明だが、巨大なの姿をしている。


設定上のラスボスであるが、『マジンカイザー死闘!暗黒大将軍』ではタイトルからしての扱いから事実上暗黒大将軍がラスボスとして扱われる事も多く、本気で暗黒大将軍をミケーネの親玉と思っている人もいる。

アニメ版では地獄大元帥の敗北を受けて、地上への出入り口を塞いだところで終わりその後の動向は不明。(『UFOロボグレンダイザー』や『マジンガーZ/INFINITY』でも言及はない)

また『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』おまけ映像『ダイナミックスーパーロボット総進撃』においても暗黒大将軍が倒された後に出現しているが、物語はマジンカイザーが出撃したカットで終わっているためこの後どうなったのかは不明。



冒険王』掲載の桜多吾作のマンガ版グレンダイザーでは、ミケーネ帝国は剣鉄也の特攻により弱体化しておりベガ星連合軍の地球侵略に際してデューク・フリード兜甲児達に共同戦線を持ち掛ける。しかしベガ星連合軍の襲撃の際、本体である『脳と心臓が入った培養ケース』を移動中、運んでいた甲児がうっかり落としてしまい死亡するという情けない最後を遂げた。

ただし甲児はケースを持ち運ぶ際に「こいつのためにお父さんも鉄矢さんも」と心の中で呟いており、意図的に落としたのではないかとも解釈でき、甲児自身も「本当にうっかりだったのか」と自らに問いかけていた、



ダイナミック・プロの団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦(小説)』では、本来の名前はギャラハン。この作品ではネットワークを完全に牛耳ったことにより、地球を征服し、「クリーチャー」と呼ばれる意思をもったロボット軍団を操り、数百年にわたって人類を迫害し続けていた。

普段はデューク・フリードの子孫から奪い取ったグレンダイザーのボディに宿っており、その力でマジンガーZを圧倒したこともある。


その目的は、絶望の淵に追い込まれた人間が自己防衛力として発現させる超能力のうち、時間を制御するエスパーを目覚めさせ、その力で過去に向かい、ミケーネの滅亡を防ぎ、さらに永遠の栄華を得ることだった。

しかし、時間を制御するための「時間砲」が完成し、スーパーロボット軍団が召喚されたあとの現代に向かうセットアップが済んだところで、配下のパリアッチョ(あしゅら男爵のミケーネ帝国での名前)に造反されたうえ、時間砲の原動力であるエスパーのミクと、その力を増幅させるトキ、時間砲の開発者であるライオネル博士を甲児に奪還される。


野望を達成すべく、光子力研究所にあるオリジナルの時間砲を狙うものの、デビルマジンガー(マジンガーZのプロトタイプで、パリアッチョが復活させたドクターヘルの負の意思を原動力とする)によって完全に消滅させられている。



なお漫画『真マジンガーZERO』の展開では、さらなる悪夢が待ち構えていた。


スーパーロボット大戦について

真マジンガー参戦以降は暗黒大将軍の出番が少なくなり闇の帝王自身が前線に出ることが多くなった。

なお、第2次スーパーロボット大戦α(TV版の設定)や第3次スーパーロボット大戦Z(『真マジンガー衝撃!Z編』ラスボスのミケーネ三大神が一角ハーデス神が姿を変えたもの)では戦闘することが出来るがどちらもかなりの強さを誇る。

また、闇の帝王の存在から「スパロボ作品における闇の力の定義や設定」がある程度読み解ける。


第2次スーパーロボット大戦α

20万の体力にHP回復とEN回復の大、射程1~10という長射程のALL武器を所持。

パイロット能力も超能力と底力、サイズ差補正無視に加えて地形適応が全てS。

極めつけは分身でこれにより必中は必須となる(サイズこそLLだがパイロット能力と地形適応で避けられる可能性は十分ある)。

MAP兵器が無いのが有情な所だがALL武器持ちの為危険性はあまり変わらない。

また、主力部隊を戦艦で輸送するのも手である。


その後『第3次スーパーロボット大戦α』終盤で、地獄大元帥に加えダリウス大帝無敵戦艦ダイなどと共にムゲ・ゾルバドスの力で復活する。


第3次スーパーロボット大戦Z

まず、目につくのが「2回行動」。

更には極とその発動をサポートする精神耐性と戦意高揚、気力+ボーナス持ちで脱力はほぼ役に立たない。

武装面では能力半減の通常攻撃の他MAP兵器も完備。

そのため、安全だと思って待ち伏せしていたら一気に近付かれてMAP兵器を撃たれるという事態に陥りやすい。

MAP兵器には特殊効果が無いことと第2次α版とは逆に分身を持たないことが弱点となっているため、短期決戦を狙うべし(流石にスタッフも分身を持たせたらマズいと思っていたのだろう)。


スーパーロボット大戦BX

戦闘こそしなかったものの原作で1人で倒したゼウス神に加え、エルドランゼノンファルセイバーが助っ人に来て4人の攻撃でようやく倒された(というよりは封印された)。

その上ファルセイバーに至ってはミケーネ帝国との戦いで致命傷を負ってしまった。


スーパーロボット大戦V

ハーデス神の復活した姿として登場。

最終話前にブラック・ノワールと共に現れ、立ちはだかる。

倒すと復活宣言をするが、その後に待ち構えていたのは(敵からすれば)スパロボ史上最大の絶望であった……


「だ、駄目だ、勝てぬ! 因果の果てに待つのが、こいつ等では絶対に勝てぬ!!」


……余談だが、Googleで闇の帝王と検索すると候補に勝てぬと出てくる。


スーパーロボット大戦X

よせばいいのに、マジンガーZEROを召喚してしまう。

Vでの悲劇はもう忘れてしまったらしい。

能力的にはVと変わりないが、空を飛べなくなっている(だからどうしたという話だが)。


決戦ステージではドアクダーと同一ターンに撃破しないとゲームオーバーになるが、このステージではマジンカイザーにカイザーノヴァ、マジンエンペラーGにオレオールブースターG、龍王丸に龍王の剣が追加されカイザーとエンペラーの武装の威力が強化される有利な要素もある(それでも同作屈指の高難易度ステージだが)。

指揮系統中枢を持つ闇の帝王から仕留めたいが、ドアクダーの能力低下には要注意。


担当声優

柴田秀勝(グレートマジンガー)

内海賢二 (真マジンガー)


ロボットガールズZ

CV:田村ゆかり

闇の帝王ミケーネたんの名前で登場。

株式会社ミケーネの社長暗黒大将軍の中で動かしている人。つまり本作においては暗黒大将軍は単なる意思を持たない機械である。

アニメ最終回で正体を暴かれた挙句、あしゅら男爵一味にひき逃げされた。

経営者としての実力は確かだが本人の戦闘力は低い。


関連タグ

グレートマジンガー デビルマン対闇の帝王

ミケーネ帝国 暗黒大将軍

ラスボス 帝王 ハデスプルートゥ

ファルセイバーエルドランゼノンスーパーロボット大戦BXでの宿敵

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