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レイダー(仮面ライダーゼロワン)の編集履歴

2020-09-14 21:32:44 バージョン

レイダー(仮面ライダーゼロワン)

れいだー

特撮番組『仮面ライダーゼロワン』に登場する敵怪人(画像はファイティングジャッカルレイダー)。

レイドライズ!


概要

仮面ライダーゼロワン』第18話から登場する新たな敵怪人。

各個体の名称は「(使用プログライズキー名)+レイダー」という法則になっており、非常に長い個体名を持つ。


黒いフードの人物からレイドライザーを与えられた人間が、レイドライザーにプログライズキーを装填することで変身する。

使用されるプログライズキーは原則的に本作の仮面ライダーが用いるものと共通規格であり各1個ずつしか存在せず、量産品はバトルレイダーのみとなっている。


レイドライザーに備わっている「レイドレギュレダー」の機能により変身者の負の感情や悪意が増幅され、付与された「ライダモデル」の能力で破壊衝動に駆られるままに暴れ回る。

戦闘力はマギアよりも非常に高く、ゼロワンのハイブリッドライズでは正面から太刀打ちできない上、個体によってはアサルトウルフシャイニングアサルトホッパーにも匹敵する。

レイドライザーを再度操作することで、プログライズキーに対応した必殺技「○○ボライド」を発動することも可能。


主に黒いフードの人物が目を付けた人間を変身させていたが、第26話で登場したスカウティングパンダレイダーのように、自らの意思でレイドライザーを手に入れ変身した個体も登場した。

また、レイドライザーを市販し誰でも変身できるようにする計画であることが語られている。こうした民間人への販売を想定しているためか、変身者の身の安全を守る機能は高く、仮面ライダーやマギアと異なり、変身解除されても変身者に怪我や後遺症が無いことが描写されている(ただしメタルクラスタホッパーの暴走を除く)。


初登場時から長らく変身者がレイダー化する際の決まった掛け声はなかったが、第28話で唯阿ファイティングジャッカルレイダーに変身した際に変身時の掛け声が「実装」である事が判明。

後にZAIAの傘下に入ったA.I.M.S.の隊員達も、バトルレイダーに変身する際は必ずこの掛け声を発している。

マギアに近しい存在に「変身」する仮面ライダーに対し、マギアから身を守るべく一般の人間が自衛のため鎧と武器を身につける、と言った意味合いだろうか。


一覧


特徴

マギアのように「モチーフの生物の目」と「ライダーのような複眼」の計4つの眼を持つが、色がそれぞれで異なり「モチーフとなった生物の目」が飾りに近かったマギアと違い、レイダーは全てが目として機能しているように見える。


外見もマギアのように機械的だが、モチーフの絶滅動物の姿や特徴を全面的に押し出したマギアに対し、レイダーはモチーフの現生動物の要素は顔と固有武装だけに抑えられている。

パイプのような器官の他に、銃火器やブースター、照準器付きゴーグル等、使用されるプログライズキーの能力に因んだ装備を外付けしたようなデザインの個体も多く、マギア以上に戦闘に特化した姿となっているのも特徴(バトルレイダーのみ例外で、「ライダモデル」由来の要素はカブトガニを模した胸部装甲のみ)。


なお、素体部分がエイムズショットライザーで変身する仮面ライダーの造形と酷似しており、使用アイテムのレイドライザーに関してもプログライズキーの装填方向や構造がショットライザーに似ている点から関連性を疑われており、バックル基部パーツに至っては完全に同一である。第27話においてレイドライザーの開発元はZAIAエンタープライズであることが判明。

天津垓曰く、「民間人専用の対ヒューマギア装備」として開発したもので、上記の攻撃的なデザインもレイダーが「兵器」という商品である事を強調しているためと思われる。


「プログライズキーをベルトにセットして変身する」という変身プロセスは、『ゼロワン』における仮面ライダー達と同じで、スーツの共通項もあり、いわゆる擬似ライダーの条件も満たしているが、あくまで怪人として扱われている。

擬似ライダーとして考えた場合、その多くは専用アイテムや量産型アイテムに簡易化されフォームが固定されるのに対し、1種を除いて量産ではない仮面ライダーと完全に同一規格のプログライズキーを用いているため性能の劣化が少ないと言える。また、キーによって姿が変化する点も、実質的なフォームチェンジ対応とみなすことも可能。

一方で、オーソライズどころかフォースライズすら用いないため、ライダモデルを装着する仮面ライダーとは、キーごとの固有外装の仕様は大きく異なっている。なお一部のキーは、劇中ではレイダーのみの使用だが、ゼロワンが使用した場合の設定画も公開されているものも存在する。


対策

一度乗っ取られたら破壊する以外に無力化する術が無いマギアと異なり、こちらは外装を破壊すれば無傷で元の人間の姿に戻り、正気を取り戻すことができる。


一方で人類滅亡のために行動し続けるマギアに対し、こちらは悪意を増幅されただけで理性は残っているため、任意で変身を解いて日常生活を送ることができる(ただし、クラッシングバッファローレイダーの変身者である立花蓮太郎は心が完全に崩壊した上、理性を保てなくなる等、個人差がある模様)ため、変身を解除されると逃げられてしまう点や、変身者を誤解させるといった策略が使えるといった厄介さも持つ。

また、レイドライザーにより悪意を増幅された場合、外した状態でも悪意は増幅されたままであり罪を重ねるため、変身状態で倒すしか根本的な解決手段とならない。


何より、ほとんどのケースで変身者は自らの意思で自発的に変身しており(異常なまでの悪意に侵されていたのは新屋敷のみ、立花は制御できず暴走、鳴沢と京極は最初から悪意を持っていた)、後にレイドライザーの市販予定があったことも踏まえると、一度は変身解除させてもまた手に取れば変身できてしまうという問題は消えない。

よって根本的な解決には、単に変身を解くことだけでなく、変身者が悪意を持った原因を突き止めそれを排除する、メンタルケアが最重要となっている。

ただし、ZAIAの管轄下にあるレイダーは悪意を増幅されることなく、あくまで「ヒューマギア破壊」という職務のために変身している。


余談

  • 児童誌やテレビ雑誌での発表時は「レイド」と表記されていた。恐らく、レイドライザーと混同した為と思われる。

  • 上述した通り、それぞれが非常に長い個体名を持つためか、OPテロップなどでは「(動物名)+レイダー」と表記される傾向にある(例:ファイティングジャッカルレイダー→ジャッカルレイダー)。

  • 公式サイトの各レイダーのページのアドレスによると、綴りは「raider」である。英語で「襲撃者」の意味であり、「ライダー/rider」とは綴りが非常に似ている単語である。

  • ライダー怪人では珍しく、放映中の作品に関わらず設定画が公式サイトで公開されている。マギア以上に擬似ライダーとしての側面が強いためと思われる。

  • 「実装」の掛け声は撮影現場で考案されたもの。レイダーへと初変身した唯阿の決意を表す言葉として、唯阿役の井桁弘恵氏が練習を重ね発したとのこと。また工学分野に置いて実装とは、「特化した機能を実現する」ことを意味する。

  • モチーフは生物だが、いずれも各プログライズキーのライダモデルの絶滅危惧種に当てはめる事ができる。


Pixivでは

各種のプログライズキーを使用したレイダーのイラストが投稿されている。


ライダーが使用するプログライズキー

本編でも可能と思われるが、今の所それに対応したレイダーは未登場。


レジェンドライダープログライズキー


関連タグ

仮面ライダーゼロワン プログライズキー

擬似ライダー

生物 絶滅危惧種


マギア:上記の通り、「ゼツメライズキーとゼツメライザーで変身する」「変身者がヒューマギア」「変身したら自力では二度と元に戻れない」など、レイダーとは真逆の要素を持つ。


オリジナルレイダー…二次創作タグ。


アナザーライダーマギア・レイダー メギド魔人

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