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ずっと俺のターン

ずっとおれのたーん

ネットスラングの一つ。相手に出番や活躍のチャンスなどを与えず、一人の独擅場となっている状態を、カードゲームなどのターンに揶揄して「ずっと○○のターン!」とあらわすことがある。

概要

交互に攻撃ターンを交代し、相手のライフを減らすカードゲームにおいて、相手に反撃の機会を与えないまま一気に倒してしまったアニメのワンシーンに由来する。

ここから、ゲームなどにおいて、一人の人物やキャラクター、あるいは無生物であっても、特定の者がずっと活躍する様を指して「ずっと○○のターン!」などと言う。いわゆる「~クオリティ」と似たような感じである。

やられた側は上記のように何もできずに終わってしまうことが多い。

以下のような現象が該当する。

①「自分のターンが終わらない」まま、延々とドローなどを繰り返し相手が死ぬまで攻撃し続ける。

②「拘束」相手にガードを強要したり、麻痺させたり、敵の時間を止めるなどして、相手が死ぬまで攻撃し続ける。

③「永久パターン」。同じ攻撃が延々と相手に入り、相手が死ぬまで攻撃し続ける。

④「無敵」。自分は一切ダメージを受けないが相手はそうではないので、相手が死ぬまで攻撃し続ける。

⑤「スキップ」相手のターンがそもそも存在しない。自分のターンの次は自分のターンとなり、相手が死ぬまで攻撃し続ける。

⑥「武器破壊・無力化」相手の武器を壊したり、強力な能力値低下魔法をかけるなどして、こちらがダメージを受けることがなくなり、相手が死ぬまで攻撃し続ける。

⑦「弾切れ・補給切れ」相手の弾が切れる。ガソリンがなくなり止まる。そしてこちらは十分な弾や燃料がある。相手が死ぬまで攻撃し続ける。

⑧「非戦闘員」相手はそもそも戦えない子供や女性など。自分は非常に屈強で完全装備の戦士。相手が死ぬまで攻撃し続ける。

⑨「深刻な欠員」相手のゴールキーパーが反則で退場になり、そのスポーツにゴールキーパーの補充が認められないルールがあると、ゴールを止めることができなくなる。このようにゲームにおいて極めて重要なボジションが失われると、一方的なゲーム展開となり、相手が死ぬまで攻撃し続ける。

元ネタ

遊戯王(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)を知っている者なら1度は聞いた事があるであろう。

アニメ本編162話での「狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)」。

王様はとっくにライフが0となっているインセクター羽蛾を、

オーバーキルもなんのその、魔導戦士ブレイカーでメッタ斬りにした。

というのは誤りであり、正確には出典は不明。

この場面で遊戯が言い放ったのは「何勘違いしてるんだ。まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!」であり、微妙にニュアンスが違う。

原作にあった、双六VS海馬のシーンが元ネタと言われるし、

海馬VSジークの回の海馬が元ネタと言われることがある。

双六VS海馬は、相手のターンなのに自分のモンスターを召喚している。ズルではないか?と思うが、

文庫版ではその前に「魔法カードを使い…」という文が追加された為、ズルとはいえなくなっている。

海馬VSジークは、手札の効果などを使って相手にターン自体を回していない。

もっと細かいことはここに載っている

ちなみに

狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)によるメッタ斬りの際、杏子がたまらず「もうやめて!遊戯~!」の声と共に彼を制止しようとしたときに王様が放った台詞「HA☆NA☆SE!!」や、その後の杏子の「とっくに羽蛾のライフは0よ!」という台詞も有名である。

公式化

劇場版第3作の公開を前にした2016年19号の週刊少年ジャンプ「劇場版『遊☆戯☆王』公開直前スペシャル」の宣伝にこんな文が。

30分間、ずっと劇場版『遊☆戯☆王』のターン!!

まさかの公式である。

主な「ずっと俺のターン」の使い手

※随時追加求む。

  • 武藤遊戯(遊戯王) - 上記の狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)のシーンにて。「ずっと俺のターン」では一番有名か。
  • 斎王琢磨(遊戯王GX) - 相手ターンをスキップする能力を持つモンスター「アルカナフォースXXI-THE WORLD」を使用した。
  • クロウ・ホーガン(遊戯王5D's) - ボルガーとのデュエルでループコンボを発動し、逆転勝利。インチキ効果もいい加減に(ry
  • その他遊戯王OCG ‐ 上記まではあくまでアニメの戦術・演出であるが、こちらは現実のカードゲーム。「インフェルニティ」や「甲虫装機(インゼクター)」のように、「気が狂ったかのようにループしアドバンテージを稼ぎ相手に何もさせずに勝利する」カード群が多数存在する。当然コナミも規制するが、インゼクターなどは発売してそれほど経っていなかったこともあり長い間環境を支配、「世紀末環境」だの「先攻ジャンケンゲー」だのと揶揄された。
  • 聖剣炎獣バーレスク(デュエル・マスターズ) - デュエル・マスターズのクリーチャー。当TCGにおいて初めてのエクストラターンを持ったカードである。条件を満たせば追加のターンを行える能力を持ち、登場してから10年以上経ってもファンが多い。
  • 勝利宣言_鬼丸「覇」デュエル・マスターズ)- 上記「バーレスク」同様エクストラターン持ちのクリーチャー。ただしその強さは段違い。お手軽条件・タイムラグなしの速攻性・高打点・出す分には縛りのない汎用性とどこまでもぶっ飛んだカード。ボルバルマスターズのような自体にはならなかったものの、それは他にも強いデッキタイプが存在したというだけであった。数々のカードを殿堂入りに追い込み続け自身は殿堂入りを逃れ続けたが、2014年5月24日付で遂に殿堂入りを果たした。
  • MTG - 元祖TCGもソリティアゲーとは無縁ではない。今なお悪名高い「MoMA」をはじめとした1ターンキルデッキがトーナメントシーンを駆け抜けた時期もあり、中には「クロノステイシス」という相手の場をロックした上で自分にターンを回さず相手の山札切れで勝つという言わば「ずっとお前のターン!」なデッキまでもが存在する。
  • トゲキッス(ポケモン) - 相手をひるませる(1ターン行動不能にする)ことがあるわざ「エアスラッシュ」を使える。更に特性「てんのめぐみ」によりこの効果が発動しやすい為、相手を全く行動させないまま倒してしまう事もある。ちなみにジラーチ(技が異なるが)・シェイミスカイフォルム・メブキジカ(こちらも技が異なるが)・ノコッチでも同様の事が出来る。第8世代現在はダイマックス環境により環境そのものが激変し、どのポケモンも狙いにくくなった(その為現時点で参戦している中でトゲキッスは「きょううん」型が主流になり、ノコッチも「バトンタッチ」を習得した事で「びびり」型が本格的に活用され始めた)。
  • ヴァニラ・アイス(ジョジョの奇妙な冒険) - DIOの腹心で歴代キャラでも屈指の強敵。自身のスタンド能力『クリーム』による亜空間越しの攻撃により、相手の攻撃を一切受けることなく自分は相手に致命傷を与えられるという、反則的な攻撃能力を持つ。実際、劇中でも終始ヴァニラが戦いの主導権を握っていた。アヴドゥルイギーの犠牲、ポルナレフの機転と天運がなければ勝てなかった相手である。
  • ペット・ショップ(ジョジョの奇妙な冒険) - こちらはゲーム版。出るゲームを間違えたと言われるほどの鬼畜性能を誇る。使いやすい通常技から繋がる8割余裕の基本コンボガード併用できる優秀な飛び道具などを始め、格ゲーとして揃ってはいけないものを完備している。某クロス世界でもその強さは健在で、本家弾幕格闘出身のキャラ相手に弾幕ぶっぱで撃ち勝てるほど。
  • トキ(AC北斗の拳) - 詳しくはジョインジョイントキィを参照。また彼のみならず、格ゲー版の『北斗の拳』には全キャラに“バスケ”と呼ばれる永久コンボが存在する。
  • 高原日勝(ライブアライブ) - 『現代編』の主人公で、最強の格闘家を目指す青年。「ラーニング」という“相手から受けた技を盗む”特技を持ち、そのラーニング技の中でも「通打」と「あびせげり」が鬼畜性能。「あびせげり」には敵を反対に向けて行動時間を浪費させる効果が、「痛打」は『相手の能力値を下げる』効果があり、これがあればラスボスを初期レベルで撃破可能になるチート技。しかし、彼の真価は彼のストーリーにおけるボス敵「オディ・オブライト」戦で、「あびせげり」でオブライトが振り返り、それが復帰するたびに「あびせげり」を使うだけで完封完了。まさに「ずっと俺のターン!」の模範例である。
  • FFシリーズの面々 - FF4の追加睡眠による敵ATBゲージリセットにより行動を回させない永久コンボ、FF5での同じく睡眠状態が永続するという言葉通りの永眠コンボ、FF6カイエンのカッパ暴走など、使い手多数。
  • サガシリーズの面々 - クイックタイム、タイムリープ、オーヴァドライブ、現在ドライブなど時間停止系の魔法がたびたび作品に登場しては、ほぼ一方的な戦いを仕掛けることが可能。なかでもロマサガ2サガフロ1では毎ターン仕掛けやすい仕様上、手加減せずに使えばラスボス相手といえど完全なワンサイドゲームにすることも不可能ではない。
  • 魔王モト(真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE) - 国会議事堂中ボスとして登場する個体が使う戦法、通称「モト劇場が非常にエグイ。プレスターン制という独自のシステムを起用する本作において、ターン内での行動回数を増やす『獣の眼光』『龍の眼光』というスキルがあるのだが、このモトは「獣の眼光」を使ってとにかく行動回数を増やしまくるクセがあり、それを利用して「マカカジャ」での魔力ステータス強化を限界まで行ったうえに、トドメとばかりに上位攻撃魔法の「メギドラオン」でパトらしてくるから始末に負えない。ただしこの戦法はそうやって来るものでもないので、遭遇したら素直に(リアル)運が悪かったと観念するほかない
  • デバイスレインのプレイヤーキャラ - 高確率で敵を待機時間消費ストップにするドロウジネス系カレイドフェノムが、ラスボス以外のすべての敵に有効(カレイドフェノム使用不可や移動不可にするカレイドフェノムと併用すれば、さらに鬼畜)。で、ラスボス(のコア)はというと、待機時間を増加させて防御力を0にするオリジナルシンが有効。ちなみに、ラスボスは待機時間の消費が極端に遅く、オリジナルシンを1人に撃たせていれば事実上攻撃機会はない。また、お付きの触手も含めて移動できないため、触手の射程外から射程が非常に長いメテオフォールも撃っていれば、ノーダメージでクリア可能。
  • ポーランド - Axis Powers ヘタリアのキャラクター。アニメ4期45話でリトアニアとのチェスに負けそうになった時に放った言葉。

  「ポーランドルール発動!ずっと俺のターン!!」このルール発動中は何してもOK!

  という意味。

  • アルノサージュのプレイヤーキャラ-攻撃マーカーの付いた敵を全て倒す、もしくはBREAK状態にして全ての行動をキャンセルさせれば相手ターンはキャンセルされ、こちらのターン数も回復、攻撃を続行できる。複数回攻撃してくる場合はHOLD状態となるが、こちらの行動も回数制限があり、カウンターで強制的にターン終了してくる敵も居るため、常に出来るわけではない。
  • マリー・アントワネット(Fate/GrandOrder) - 敵として登場した際、保有スキル「麗しの姫君(A)」がとても厄介。効果は【5ターンのあいだ自分にHP状態+無敵3回分付与】で、これを毎ターン連発されるとそれだけでプレイヤーは手詰まりを起こす。このスキルはプレイヤーで使用した場合も同じ効果だが、チャージターンというものが設定されており一定ターン経過まで再使用できないが、敵の場合はどういうわけかこれが存在せず毎ターンお構いなしに連発してくる。特にキャラクエという彼女固有のクエスト2回目では最後に敵として登場し、高いHPと使用頻度の高さから作中屈指の難易度と呼ばれている。もっとも、バフを打ち消すスキル・宝具や無敵貫通効果を持つスキル・礼装など対処する方法が皆無というわけではない。「キラキラ、キラキラ、輝くの」ピュイ-ン!(無敵、毎ターン回復)
  • さらまんど(星をみるひと) - このゲームを伝説のクソゲーたらしめる特殊攻撃かりうを持つ異様な生物系のモンスター。この特殊攻撃をうけると身体が麻痺して一切の行動が不能になるが戦闘中に回復する方法は無い。また特殊攻撃を回避できる技やアイテムも存在しない。なおこのモンスターが出現するのは最序盤からであり、その他にも使い手は何種もいる。

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