演：出合正幸
詳細
本来は先祖代々アシュを監視・殲滅してきた高丘流の一族の末裔だったが、プレシャスの力を災害救助などに利用するサージェスレスキュー計画の一環として開発された装備を明石から託され、ボウケンジャー6人目の仲間ボウケンシルバーとなる。実はアシュと人間の間に生まれたハーフであり、幼少期にアシュのハーフであった真相を告げられて動揺、アシュ化した際に止めに入った父親をガイに殺されている事から、彼を特に因縁の相手と定めており、彼からは「高丘ノォ!」と呼ばれている。
白いメッシュと茶髪はアシュ化の影響で毛髪の色が変化した影響と母親からの遺伝によるもので、本来は父親と同じ黒髪である。一応24歳だが、アシュとの混血なので、既に人間より遥かに永い時を生きている可能性も示唆されている。事実、作中では東京の様変わりした姿に驚いている節がある。（さすがに彼女には及ばないだろうが）。
ボウケンシルバーの力を得る前には高丘流の黒装束を身に纏い、自らのアシュ化を防ぎつつ、アシュを討伐する事の出来る錫杖を常に持ち歩いていたが、クエスターに叩き折られて以降はサガスナイパーを錫杖代わりにしている。(実際にサガスナイパーにそんな効果はなく、自分の意志でアシュ化を防いでいる状態にある。)
また、アシュの魂を消滅させる際には「アシュ魂滅」の術を使うが、錫杖が無くなった今、術を操る事は容易では無くなっており、地面に記号を書く手間暇が必要となる。Task.42では一時的に母から錫杖を借り受けてオウガを消滅させた。
「俺様」という一人称などやや尊大な印象を与えるが、気絶した見知らぬ女性に「おいおいおねえちゃん、大丈夫か」と呼びかけたり、「お近付きの印」に好物をプレゼントする（後述）など、本質的には「気さく」な性格で、一方でアシュの血を引いていることに悩みを抱える繊細な面や、クエスターを倒した際に彼らの墓を作り埋葬するといった敵に対しても義理堅い面も見せる。特に主役回であるTask.25はアクタガミとは交流を深めるも、価値観のすれ違いなどから辛い別れを経験しつつも、ダークシャドウと縁を切り、どこかへ去って行くアクタガミを見守る彼の優しさが掘り下げられた傑作である。
また、ノリの合う人物とは非常に気が合うらしく、当初は対立していた真墨とすぐ打ち解けた他、ゴーオンレッドこと江角走輔とは口論になっても野菜を齧らせて直ぐに仲直りしている。
あんまり深い事を考えてなさそうな性格に見えて、出自ゆえに亜種に関する伝承や風水に対しては造詣が深く、彼の知識が助けになった場面も少なくない。
好物は野菜で、常に携帯しており生で齧るほど。仲良くなった者にはお近付きの印としてプレゼントする。
トマトのように生でいける野菜もあれば、セロリや大根のようによく生で行けたなという野菜までその種類は幅広い。漫画版「獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー」でもやはり野菜こそが強さの源だと考えているようで、ゲキレンジャーのメンバーに好物を訪ねていた。(ちなみにゲキバイオレットはニラ、ゲキチョッパーはメンチカツと答えていた。チョッパーさんそれ「野菜」じゃなくて「主菜」です。)
アシュのモチーフが肉食動物だった事を考えると非常に対照的である。
名前の由来は、かの在原業平の叔父にあたる平安の皇族「高丘親王」と銀の元素記号である「Ag」から。
轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊では明石たちが異空間に飛ばされてしまったこともあり、事実上の主役として活躍した。
スーパー戦隊VSシリーズで追加戦士が主役となったのは今のところ映士のみである。
スーパー戦隊最強バトル!!
BATTLE1に登場。乗り物チームに振り分けられる。
一回戦ではイエローレーサー・ゴーグリーンとトリオで伝説チームのチェンジペガサス・オーイエロー・ゴーグルブラックと対決し勝利を得る。
続く二回戦では江角走輔/ゴーオンレッドとタッグを組み、変わり者チームの伊賀崎天晴/アカニンジャー・スティンガー/サソリオレンジ組と対戦。
しかし途中で誤ってゴーオンレッドと激突し腰を負傷してしまう。
栄養補給のためセロリを食べようとして走輔からツッコまれ、彼にトマトを渡して噛らせているうちに天晴にジェムを獲られて敗退。エールを送って、セロリをかじりながら戦場を後にした。
関連タグ
スーパー戦隊 追加戦士 轟轟戦隊ボウケンジャー ボウケンシルバー
鉄砕/キョウリュウグレー、津古内真也/2代目キョウリュウグレー、芦原賢/トリガー・ドーパント：そっくりさん
伯亜凌駕/アバレッド、赤座伴番/デカレッド：出合氏がオーディションの最終選考まで残っていたキャラクター。更に超星神シリーズ全作のオーディションも受けていた。
歴代追加戦士
家族関係
