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メディナ・オルティナノスの編集履歴

2021-02-02 15:18:57 バージョン

メディナ・オルティナノス

めでぃなおるてぃなのす

メディナ・オルティナノスとはソードアート・オンラインシリーズのゲームオリジナルヒロインの一人である。初出は「アリシゼーション・リコリス」。

概要

誕生日/年齢10月8日生
身長/体重160cm/51kg
スリーサイズB88/W62/H88
CV岡咲美保
ビジュアル陽炎の剣/オルティナノス家正装

公式サイトより


ソードアート・オンラインシリーズのゲーム作品「アリシゼーション・リコリス」のオリジナルヒロイン。

ゲームシリーズ過去作品のオリジナルヒロイン、果ては野郎どもユイすらも軒並み降板する中での新規登場となる。


二等爵家《オルティナノス家》九代目当主の少女。

後述の理由から武功を立て家の名誉を挽回する使命を持つ。

そのため普段は穏やかな性格であるが、戦闘では人が変わったように好戦的になる。

そんな性格を反映してか、普段はメカクレ

成り行きで央都までの旅路をキリトユージオに同道した後、ノーランガルス帝立修剣学院の同期として二人と再会。色々な苦労の末に進級試験で第八位となり上級修剣士の座を獲得する(なお原作での第八位は不明)。制服カラーは緋色

アドミニストレータ打倒後に宿願の武功を挙げるべく魔獣討伐募集に志願した際、キリトとユージオと再会して一行に合流する。


そんな彼女だが、上から二番目と身分だけは発売時点で原作を含めたUW貴族の中でウォロと同律最上位だが、他の貴族からは格下も含めた大半から軽蔑と嘲笑の対象となっている。

これは一族の祖先達がアドミニストレータに与えられた密命を歴代に渡り失敗し続けた結果、彼女直々に欠陥品のレッテルを貼られて身分を降格されたことによる(つまり元々は貴族で最も偉い一等、現実で言えば公爵摂家相当)。


CV関連

担当声優の岡咲美保はアニメ版アリシゼーション第1話のモブ(村民)からの昇格。

インタビューによればその演技の成果で若干シナリオが変わったとのこと。


余談

設定を見て分かる通り学院初等制服がすばらしいネクパイになる立派なお餅…いやお持ちである。

Medina Orthinanos - Spar Partner


ゲーム上の性能

装備は刀。

正式加入時期の都合上、初期ロール(ジョブのようなもの)は最初から上級ロールのバーサーカーとなっている。


関連イラスト

センシティブな作品

彼岸の少女

関連タグ

川原礫 ソードアート・オンライン SAO

アンダーワールド(SAO) アリシゼーション・リコリス



外部リンク


ネタバレ




























穏やかな性格というのは包んだオブラートが積層板になるぐらい美化しつくした言い方。

貴族達による禁忌目録の穴を突いた集団いじめに無抵抗を強いられているにすぎない。

メディナの心自体は折れてはいなかったものの、法を破れない人工FLの性質、加害者が貴族という悪知恵に長けた連中であったこと、婚約者(※モブ。別に恋人あり)による家格を人質にとった脅しなどが重なり、抵抗自体が封じられるヘドの出る状況にあった。

イジメは学院入学前からのもので、挙句の果てには貴族の社交会で父親が理由もなく遊び半分に謀殺されている。戦闘時に人が変わるのは確かに一族の宿願もあるが、これらの24時間365日続いてきたイジメによるフラストレーションも大きい。


イジメ描写はペットの殺害や進級試験の妨害などあまりに生々しく苛烈な上、原作をなぞる第1章の数少ないオリジナルパートはメディナ虐めの描写が大半。

この構成の問題が本作の評価に少なからず影響を与えている。


世界線分岐後

上記の通り魔獣対策本部に志願しキリトたちと行動を共にする。その中でアンダーワールドに突如大量に出現した伝承とは異なる特殊なベクタの迷子、通称「冒険者」(その正体はザ・シードネットワークで接続された外部のVRMMOのプレイヤーデータを元に生み出された従来型AI)を自身の隷属させる隷属させる能力(モジュール)があることが発覚する。

結果、冒険者の扱いを巡り、人を道具として扱うことに強い嫌悪を示すアリスとの間に軋轢が生じることに。また、旅の中で腐敗した貴族たちに翻弄される平民の姿には強い怒りを募らせていく。

そして、対策本部上層部からアドミニストレータ殺害に関する真実にフラクトライトが耐えられないと判断されて一連の出来事を隠蔽されていたことが決定打となり、真実を暴露したハァシリアンに唆される形で対策本部と決別。アドミニストレータ復活という武功による一族再興を目的に冒険者を率いて「真正公理教会」を名乗り宣戦を布告してしまう。

その後は魔獣対策本部と敵対しつつも独自に民衆の救済を続けていたが、結局はハァシリアンに利用されていただけにすぎず、大量の冒険者の犠牲と共に真正公理教会は崩壊。己の過ちに気づいたメディナはキリトやアリスと和解し、改めて対策本部の一員として迎え入れられる。


《欠陥品》とオルティナスの真実

しかし、最終決戦でメディナは更に残酷な真実を突きつけられる。

メディナに埋め込まれたモジュールの正体はラースによって一族の遺伝子に埋め込まれた安全弁、人界の戦力が著しく下がった際に外部から人格データを召喚して使役する「戦力補充モジュール」であり、オルティナノス家に与えられた密命とはモジュールを強制的に起動し、それを利用してアドミニストレータが「あの者」の手を借りずにリアルワールドへ進出するための人体実験であった。それがうまくゆかなかったがゆえの欠陥品であり、他の貴族との交流を絶ち近親婚を繰り返させるための欠陥品の汚名であったのである。

そしてそのためにオルティナノス家が代々近親婚を命じられていたこと。ハァシリアンがアドミニストレータの関心を引くオルティナノス家に嫉妬し、五代目当主を負の心意を込めた性的暴行によってUWでは不可能なはずの望まぬ妊娠を強いたこと。それによる実験の失敗でオルティナス一族が見放され、以降の苦難の原因となったこと。

これまでの人生、一族の悲願の全てを否定するあまりの真実を前にメディナは絶叫する。


そして…

そんなメディナを他所に、アドミニストレータは過去の当主達を転換した宝石と融合したハァシリアンを武器へと転換、リアルワールドへ脱出するための門を開く剣の神器を完成させる。キリトは不死となったアドミニストレータを倒すべくメイン・ビジュアライザーへ乗り込むが、アドミニストレータの策によって仲間たちから隔離され、更には武器を無効化されて一方的に追い込まれてしまう。

しかし、メディナだけは祖先たちの残留意識と自身の心意によって隔離された空間に転移することに成功。右目の封印を破り、新たなA.L.I.C.Eとなった彼女はかつてのユージオのように自らの生命と引き換えに自身を陽炎の剣と融合させ武器へと転換する。一方的に追い込まれる…つまり、オルティナノスの戦力補充モジュールを転換した武器だけは有効になるよう設定していたのだ。

メディナの犠牲によって反撃の手段を得たキリトはアドミニストレータを倒し隔離区間から脱出。なおも復活を続けるアドミニストレータであったが、キリトは仲間の協力とメイン・ビジュアライザーとの直接接続によって得た絶大な心意の力、そして黒く染まった陽炎の剣の炎により、遂にその心を折ることに成功し、今度という今度こそ人界の支配者はアンダーワールドから消滅する。

真の《救世主》となったメディナによってオルティナノス家は名誉を回復され、アンダーワールドの歴史に名を刻まれる。不毛の荒野であった所領地にも緑が戻り、彼女の願いは果たされることとなった。


トゥルーエンド

こちらに分岐した場合、ただ一つ燃え尽きず残っていた宝石に宿る五代目オルティナノス当主の言葉によりメディナの意識がほぼ残骸状態ながらも陽炎の剣に残留していることが判明。

唯一肉体を魂から分離保管されていた彼女の提案によりメディナの意識を五代目当主の肉体と魂に移植する事となる。

倫理的な問題に加えて成功確率も低かったが、五代目当主の強い想いを受けてキリトたちは実行を決意。メディナは記憶喪失状態となりつつも蘇生することに成功する。

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