曖昧さ回避
- 【原義】四大精霊のうち水を司る精霊。
- 『モンスターファーム』シリーズに登場するモンスター。→ ウンディーネ(モンスターファーム)
- 『ぷよぷよ!!クエスト』の登場キャラクター。→ ウンディーネ(ぷよクエ)
- 『モンスターストライク』の登場キャラクター。→ ウンディーネ(モンスト)
- 『ユニオンシリーズ』における汎用クラス。→ ウンディーネ(ユニオンシリーズ)
- 『AQUA』『ARIA』における役職名。詳細後述。
- 『聖剣伝説』シリーズに登場する精霊。詳細後述。
- 『テイルズオブシリーズ』に登場する精霊。詳細後述。
- 『女神転生』『ペルソナ』シリーズに登場する悪魔。詳細後述。
- 『ロマンシングサガ3』の登場人物。詳細後述。
- 『CLAYMORE』の登場人物。詳細後述。
- 『ワイルドアームズ セカンドイグニッション(WA2)』の敵キャラ。詳細後述。
- 『ギルティギア』シリーズのキャラクター。ディズィーの翼に宿る守護プログラム。
- 『ソードアート・オンライン』の作中作「ALO」における種族名。
- 『パスファインダーRPG』における種族名/多重出自名。
原義
ウンディーネ(独:Undine)は、錬金術の大家・パラケルススによって提唱された、四大元素を象徴する精霊のひとつ。
他言語では、英:アンダイン/アンディーン(Undine)、仏:オンディーヌ(Ondine)、伊:オンディーナ(Ondina)。
ギリシャ神話に登場する精霊・ニンフが原形とされ、湖や泉などに住んでおり、その中を自在に泳ぎ回ることができるという。性別はないが、ほとんどの場合美しい女性の姿をしているといわれる。
四大元素の精霊には魂がないとされるが、ことウンディーネにおいては、人間と恋をしてそれ成就し、子供を授かれば魂を得られるとされた。しかし、愛する男性が水辺でウンディーネのことをけなすと、愛を失ったとして、精霊として元いた水辺へと帰らなければならないという。また、その愛する男性が別の女性に情が移った場合には、その女性を殺さなければないらないという掟があるらしい。
これがヨーロッパの文筆家の想像力を大いに刺激し、彼女らを登場させた恋愛物語がいくつも執筆されることとなった。
創作での扱い
各種創作物においては、原典と同様に麗しい美女の姿をした水の精霊として扱われることが多いが、それに限らず表現の幅は広い。
作品によってその存在は女神に類するものとされたり、モンスターや召喚獣とされることもある。
デザインにおいても多様なパターンがあり、人間の女性に近い姿もあれば、水に関連したイメージから青肌であったり、人魚であったり、身体そのものが水で構成されたスライム娘に近い姿であったりと様々。
人物名や名称として使われる場合もある。
関連イラスト
関連タグ
ウンディーネ(AQUA・ARIA)
ゴンドラの漕ぎ手を務める女性を指す言葉。漢字表記は「水先案内人」。
作中では、そのまま職業名としても通っている。
水の惑星であるアクアにおいて、船は重要な交通機関であり、その担い手として働く女性の漕ぎ手を、水の妖精であるウンディーネにたとえている。
数名単位で団体を作り、各団体がそれぞれウンディーネ専門の会社を設立している。なお、ある理由からどの会社も社長はネコが務めている。
しっかりとした資格体制も整っており、一人前のウンディーネになるにはそのための試験に合格し、雇用先の正規社員として認められなければならない。
ウンディーネ(聖剣伝説シリーズ)
同シリーズにおける8つの属性を司る精霊のひとり。人魚のような姿をしており、水の力を司る。主人公たちのうち魔法が使える者は、彼女の協力を得ることで水属性の魔法を使えるようになる。
『聖剣伝説2』で初登場。同作では普通の礼儀正しい口調だったが、『聖剣伝説3』では関西弁。⇒SFC版・リメイク版
淑女的な性格は、全シリーズで共通している。
シリーズによってデザインに若干の違いがあり、上半身の衣服はベアトップもしくはハート型のヌーブラ、髪色は青もしくは青緑であったりする。
ウンディーネ(テイルズオブシリーズ)
作品によって性格・容姿が異なる。
関連タグ:精霊(テイルズオブ)
ウンディーネ(女神転生・ペルソナ)
シリーズの複数タイトルに登場する悪魔および仲魔。(同シリーズにおける悪魔とは、一神教のそれではなく、超自然的な存在の総称。)
種族は精霊もしくは妖精。容姿は金髪・青肌(もしくは緑肌)で生まれたままの姿の美しい女性。一部作品では足が水のように液状化している。
『真・女神転生デビルチルドレン』においては「ウィンディーネ」表記。また同作の世界観に合わせた新デザインとなり、配色は同じだがスクール水着を着た少女の姿となった。
ウンディーネ(ロマンシングサガ3)
モウゼスの北を支配する玄武術士。仲間キャラクターのひとり。34歳。
同じくモウゼスの南を支配する朱鳥術士ボルカノとは、町の南北の境目にある死者の井戸に眠る術法を増幅するアイテム「魔王の盾」を巡って争っている。
バンガードの発進に欠かせない玄武術士を集めるには、この問題をどうにかして解決する必要がある。プレイヤーはボルカノのみを倒すか、両者を騙して魔王の盾を取った後和解へ持ち込むことで、彼女と協力関係を結ぶことができる。彼女を倒しても詰むことはないが、仲間に入れることはできなくなる。敵としては、状態異常がすべて通るため、技や術が整っていれば楽に倒せる。
エンペラーズサガ・インペリアルサガ・ロマンシングサガ リユニバースにも登場。主にボルカノと共に出ていることが多い。
上記シリーズを通し、ボルカノとは元々師弟関係であったことが仄めかされている。
またロマサガRSにおいては、キャラ一覧項目の詳細タブで「原作のその後」が記述されている。ボルカノの詳細タブとも併せて見ると良いかもしれない。
ウンディーネ(CLAYMORE)
CV:石塚理恵
クレイモアにおけるNo.11の戦士。「戦士一の怪力」を自称し、二本の大剣を操る。異名は「双剣のウンディーネ」。
筋骨隆々の体躯で口調も態度も荒っぽいが、仲間を想う気持ちは強い。
ウンディーネ(WA2)
イラスト右側の紫色のキャラクター。ボスキャラとして登場する。
トカ&ゲーによって開発された素体精霊獣。