タイガーオルフェノク
たいがーおるふぇのく
「我々の敵はファイズ。何処から来たか知らないが、消えてよ」
概要
『仮面ライダーディケイド』に登場する怪人。
ラッキークローバーのリーダーであり、スマートブレインハイスクールの実権を握っている。故に本怪人がファイズの世界のラスボスにあたる。
両腕の鉤爪と、掌から発射する光弾が武器。腕先から延びる触手には使徒再生の力があり、死んだオルフェノクに再生の術を施すことで生き返らせることができる。ただし、倒されたオルフェノクの灰が残っていないと使用できない。
人間体時でもオルフェノクの能力らしきものを使用でき、劇中では写真を手裏剣のように投げて鉄柱に突き刺していた。
ドラゴンオルフェノクがディケイドに倒された時に姿を現し、ドラゴンオルフェノクを魔神態にして復活させると、ディケイドを叩きのめす。
公園でセンチピードオルフェノクとロブスターオルフェノクと共に友田由里に襲い掛かったが、センチピードオルフェノクがディエンドに倒され、さらにウルフオルフェノクとしての正体を明かしてしまった尾上タクミに妨害されたため退散する。
その後は生き残った他のメンバーと共に本性を現し、学園の生徒たちを次々と殺害するが、駆けつけたディケイドとディエンド、さらに仮面ライダーファイズと対戦する。
ディケイドとファイズに倒されたドラゴンオルフェノクとロブスターオルフェノクを復活させ、最後は3人で青い火の玉となって迫るも、ファイナルフォームライドの力で変形したファイズブラスターとの連帯攻撃「ディケイドフォトン」をうけ三体諸共灰化した。
その後第31話にて、スーパーアポロガイストのライフエナジーにより、バッファローロード、パラドキサアンデッド、アリゲーターイマジン、フィロキセラワーム、ビートルファンガイアと共に復活。ここではアルマジロオルフェノクの持っていた剣を持っている。
アリゲーターイマジンと共にビームを発射するが、ディケイドの強化ディメンションキックで押し戻され爆死した。
ショッカーの同盟怪人として登場。最終決戦ではディケイドと戦った。
余談
- 演じる三浦氏は、2代後の作品『仮面ライダーOOO』にてアンク役としてレギュラー出演している。
- モチーフはファイズ…に顔が似ている『仮面ライダーX』のGOD悪人軍団「タイガーネロ」。
- ポジション的には原作の『オルフェノクの王』である為、皇帝がモチーフのタイガーネロがオマージュ元に選ばれたといった所か。
- 人間体の名前の由来は『人造人間キカイダー』に登場した、虎をモチーフにしたダークロボット「ピンクタイガー」から(ピンク→桃色→もも→ももせ→百瀬)。
- アークオルフェノクのオマージュが見られる一方で、あちらはオルフェノクに不死をもたらす存在であるのに対し、こちらは死んだオルフェノクを蘇らせるという点が決定的に異なる。
関連タグ
仮面ライダーディケイド オルフェノク ファイズの世界 ラッキークローバー
クロコダイルオルフェノク、スパイダーオルフェノク:原典のタイガーオルフェノクの位置にあたるオルフェノク。
9つの世界のラスボス
パラドキサアンデッド/ジョーカーアンデッド → タイガーオルフェノク → バッファローロード