江ノ島線

えのしません

江ノ島線(江の島線)とは、複数の鉄道路線名。

曖昧さ回避

この項では1について説明する。

路線データ

路線長	27.4km
最高速度	110km/h
駅番号	OE
軌間	1067mm
駅数	17駅(起終点含む)
電化区間	全線直流電化(1500V)
複線区間	全線
閉塞方式	D-ATS-P

概要

小田急電鉄の路線。小田原線の相模大野駅から分岐、藤沢駅を経て片瀬江ノ島駅までの区間、27.6kmを結ぶ。全線が神奈川県を走るほか、大手私鉄には珍しく藤沢駅でスイッチバックを行う。(他には西武池袋線飯能駅等)

線内を走る各駅停車は小田原線町田駅・相模大野駅～片瀬江ノ島駅間の運行が基本となっている。新宿駅方面へ直通する快速急行・急行(一部町田駅折り返し)など優等列車も設定。

また、「えのしま」「メトロえのしま」「モーニングウェイ」「ホームウェイ」など特急列車(ロマンスカー)が藤沢駅・片瀬江ノ島駅発着で1日数往復設定されている。

駅乗降人員が各駅とも1万人以上であるのも特徴で、他の関東の大手私鉄の路線で全駅で駅乗降人員が1万人を超えているのは、東急東横線、東急田園都市線、西武新宿線、西武国分寺線、西武拝島線程度しかない。最混雑区間は南林間駅⇒中央林間駅の区間で、160％台で推移している。

利用者の多さの割に輸送力は不足気味で基本的に土休日午前中の藤沢方面や同時間帯の新宿行き快速急行も混雑している。平日朝の相模大野〜藤沢間は上下共に混雑している。特に途中で追い越されない各駅停車はかなり混んでるのでご注意。

周辺路線について

曖昧さ回避でも触れたが、湘南モノレールにも同名の路線が存在する。

しかしお互いの接続駅が存在しない為あまり混乱は起こさない。また湘南モノレールの湘南江の島駅と江ノ電の江ノ島駅は徒歩圏内にあるが片瀬江ノ島駅は離れている為、江ノ電は藤沢で乗り換える客がほとんどである。

ダイヤパターン

相模大野～藤沢間は日中は1時間当たり、6両編成の各駅停車6本と10両編成の快速急行3本が設定されている。快速急行と各駅停車は基本的に大和駅で緩急接続を行っている。
藤沢駅を境に運行系統が分かれており、藤沢～片瀬江ノ島間は日中は1時間当たり6両編成の各駅停車5本を設定。
東京メトロ千代田線直通列車、および8両編成は定期列車の設定がない。
2022年3月改正時点では、藤沢駅をまたいで直通運転される列車は特急「えのしま」全列車と特急「ホームウェイ」の一部、および早朝深夜の一部の各駅停車・急行のみにとどまる。

停車駅一覧

●：停車、レ：通過、★：「メトロえのしま」は通過。

駅番号	駅名	読み	各駅停車	急行	快速急行	特急	のりかえ	備考
OH28	相模大野	さがみおおの	●	●	●	●	小田原線小田原方面	小田原線町田・新宿方面へ一部直通
OE01	東林間	ひがしりんかん	●	レ	レ	レ
OE02	中央林間	ちゅうおうりんかん	●	●	●	レ	東急田園都市線(DT27)	小田急と東急の接続駅は、軌道線の東急世田谷線を除けば当駅が唯一
OE03	南林間	みなみりんかん	●	●	レ	レ		元V6、現20thCenturyの長野博の実家「サイクルセンターナガノ」があることで有名
OE04	鶴間	つるま	●	レ	レ	レ
OE05	大和	やまと	●	●	●	★	相鉄本線(SO14)	待避線あり
OE06	桜ヶ丘	さくらがおか	●	レ	レ	レ		当駅周辺を高架化する話がある
OE07	高座渋谷	こうざしぶや	●	レ	レ	レ
OE08	長後	ちょうご	●	●	レ	レ		待避線あり
OE09	湘南台	しょうなんだい	●	●	●	レ	横浜市営地下鉄ブルーライン(B01) 相鉄いずみ野線(SO37)	横浜市営地下鉄と小田急が唯一接続
OE10	六会日大前	むつあいにちだいまえ	●	レ	レ	レ
OE11	善行	ぜんぎょう	●	レ	レ	レ
OE12	藤沢本町	ふじさわほんまち	●	レ	レ	レ
OE13	藤沢	ふじさわ	●	●	●	●	東海道本線江ノ島電鉄(EN01)	10両編成は1番ホームのみ対応
OE14	本鵠沼	ほんくげぬま	●	レ		レ
OE15	鵠沼海岸	くげぬまかいがん	●	レ		レ
OE16	片瀬江ノ島	かたせえのしま	●	●		●	江ノ島電鉄(江ノ島駅)(EN06) 湘南モノレール(湘南江の島駅)	いずれの乗換駅とも離れている 10両編成は1番ホームのみ対応

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