基礎データ
※よわき:最大「HP」が2分の1になると、「こうげき」と「とくこう」のステータスが半減する
他言語版の名称
英語 | Archen |
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イタリア語 | Archen |
スペイン語 | Archen |
フランス語 | Arkéapti |
ドイツ語 | Flapteryx |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
アーケン | → | アーケオス(Lv.37) |
容姿
始祖鳥に似た姿をしている。
配色としては、黄色の体に赤の嘴と尻、手首から肘にかけての毛や
羽が生えているものの飛行能力はなく、図鑑やステータス画面で見られる
必死に飛ぼうとバタバタ羽を動かすモーションが可愛いと評判である。
実際の始祖鳥も嘴にキバが生えており、滑空はできるが飛翔はできないという説が有力とされている。
なお、実際の始祖鳥からはメラノソームという色素を作る器官が見つかっており、暗い色をしていた模様。
概要
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』(ポケモンBW:第5世代)に初登場したポケモン。
名前は始祖鳥の学名Archaeopteryx(アルカエオプテリクス)の英語読み(アーケオプテリクス)から。
元となる「はねのかせき」は4番道路の奥にある「古代の城」内部でNPCたるバックパッカーに話しかけると、「ふたのかせき」(復元すればプロトーガ)と二者択一で貰える。
この時NPCの説明途中でいきなり選択肢が出てくるため、間違ってAボタンを押して
「ふたのかせき」を選ばないように注意しよう。
化石から復活したポケモンで、あらゆる鳥ポケモンの祖先と考えられている…が、異説も出ているらしい。
ただ、飛ぶことは出来ずに、枝から枝へジャンプや滑空する事で生活していたらしい。
食性はアーケオスほど大きい獲物は獲れない為か、木の実やむしポケモンを捕食していたとの事。このむしポケモンはおそらく古代種なのだろうが、今後の世代で登場するのであろうか?
上記のポケモン図鑑の"飛べない"という設定上、「そらをとぶ」を覚えられない。
コイツを「そらをとぶ」要員にしようと「はねのかせき」を受け取った後、
NPCの「だけど飛べなかったらしいよ!」というセリフに絶望したプレイヤーは何人いた事やら・・・。
無論進化すれば「そらをとぶ」を覚えられるようになるので、それまでの辛抱である。
ゲームにおける特徴
進化前にもかかわらず「攻撃」の種族値は112とかなり高い。「特攻」・「素早さ」も進化前にしてはやや高めな傾向にある。
しかし、特性がよわきというマイナス特性な為、典型的なやられる前にやるタイプである。
この特性のおかげか厳選は楽である(ぼうぎょやとくぼうが下がる性格も候補になるため)。
攻撃技としては、「ストーンエッジ」や「いわなだれ」、「アクロバット」、「じしん」など強力な技を覚えられる。
またタマゴ技ではあるが、強力無比なタイプ一致技「もろはのずつき」も覚えられる。
補助技としては「こうそくいどう」や「かげぶんしん」の他、相手の先制攻撃から自分と味方を守る「ファストガード」も覚えることが出来る。
難点としては、上記の特性だけでなく耐久も低いので弱点の先制技である「こおりのつぶて」、
「バレットパンチ」、「アクアジェット」は致命傷になりかねない。
その他にも「もろはのずつき」を習得するプロセスも面倒な点も挙げられる。
まず「もろはのずつき」を覚えているジーランスを用意して、さらにサニーゴを経由することで初めて習得できるという手間の掛かりようである。
また、他の化石ポケモン同様に出現する個体の87.5%が雄である。
アニメのアーケン
BW(ベストウイッシュ)36話で登場。シッポウ博物館から提供してもらった「はねのカセキ」を、
アララギ博士とマコモ博士が共同開発した「化石復元装置」を用いて現代に復活した。
このアーケンの性別は雌である。
目覚めた当初は周りの様相の違いからパニックに陥り、サトシ達をつついたりしたが、サトシが必死に宥めたことでようやく落ち着く。
ゲーム同様に飛行能力はなく、木登りをすることで木の上にある木の実を食べていたことが判明。
またアーケンの鳴き声に反応し、成長する植物の存在なども明らかになった。
作中中盤で飛ぶ練習とたくさん食べたことからアーケオスへと進化、飛行能力を得た。