京本大我
きょうもとたいが
概要
東京都出身の歌手、俳優。ジャニーズ事務所所属。愛称「きょも」
伸びやかでドラマティックなハイトーンボイスで「SixTONES」のメインボーカルの片翼を担う。高音担当。メンバーカラーはピンク。性格はメンバーで最も男っぽい。
「父親が京本政樹で母親が山本博美」という遺伝子レベルで約束されていた中性的な美貌と、女性も羨む色白が特徴のリアルお坊ちゃま。容姿に恵まれているが自宅で鏡を一切見ないなど自分の容姿に無関心であり、8年前にそのへんのスーパーで適当に買ったTシャツを映像収録時に平気で着てくるなどファッションにも無頓着である。「それより俺はリオルのぬいぐるみを肩に乗せて歩きたい」「本物のライトセイバーを買おうと思ってる」などの我が道を行く言動はしばしば周囲を困惑させ、ANNスタッフからも「あなたが1番のカオス・ソルジャー」などと呼ばれるが、それでも内外の先輩たちから可愛がられ、後輩たちから慕われ、メンバーからは全てを許容され甘やかされるという、ジャニーズ屈指の天然気質である。
プロフィール
家が近かった山田涼介とは幼少時一緒に遊んだ間柄で、佐久間大介も同じく幼馴染にあたる。
尊敬する先輩は生田斗真、戸塚祥太。および退所した手越祐也、赤西仁。
最大の憧れは桜井和寿。
音楽とトマトと御朱印集めが好き。「名探偵コナン」の大ファンで、いつかコナンに声優として出演し主題歌を担当するのが夢のひとつ。
また、父親である京本政樹の英才教育の影響か、ウルトラマンシリーズにもどハマりしていたらしく、Jr.時代に岸優太にウルトラマンの素晴らしさを熱く語っていたようである。
遊戯王、ポケモンGO、ドラゴンボール、MCU、スターウォーズなどを愛し、カードやフィギュア収集を好む。カオス・ソルジャー大好き。絵がうまい。自ら厨二病で陰キャの闇属性を名乗るが、田中樹いわく実際のところ「うち(SixTONES)の中ではどうやっても光属性」とのこと。周囲に対し怒ることはない非常に穏やかな性格だが、プロ意識が高くたいへん真面目である。
来歴
2006年にジャニー喜多川がハワイ旅行時にレストラン「和さび」に飾ってあった写真を見て直接電話でスカウトした。後日KAT-TUNのコンサートを見学に来たところ「YOUもステージで踊っちゃいなよ」と促されステージに上がり、そのまま亀梨和也に紹介され2006年5月4日に入所。なお父親の京本政樹も13才の時にジャニー氏のスカウトを受けて以降4年間ジャニーズにも出入りしていた。親子2代でスカウトという非常に珍しい例である。
ジャニーズJr.時代から屈指のハイトーンボイスで知られ、その歌声はハリウッド映画「硫黄島からの手紙」のラストシーンにも使われた。
「私立バカレア高校」では元男の娘である寺川麻耶役を好演。2013年には「滝沢演舞城 2013」にて親子共演を果たす。2022年の新作ミュージカル『流星の音色』では27歳で京都南座の座長をつとめたが、父親も28歳の『新吾十番勝負』(1988年)にて南座の主演をつとめており、親子二代で南座の座長を果たしている。
SixTONESが主演した映画版『少年たち』ではメインキャラのジュンを演じたが、個人としては2022年の『TANG』の林原信二が初の映画進出となる。初主演ドラマ『束の間の一花』が同年放送になるなど、映像メディア方面への本格的な進出も続いている。
ミュージカル俳優として
キャリアの転機となったのは20歳で出演したミュージカル『エリザベート』のルドルフ役で、ソロでの舞台活動を推していたジャニー氏に送り出されたオーディションで小池修一郎に抜擢されて以降は、東宝版エリザベートや外部の舞台で実績を重ねている。将来は「モーツァルト!」でヴォルフガングを演じることがミュージカルにおける夢。
SixTONESとしてデビューした2020年に『ニュージーズ』の日本初演でブロードウェイ・ミュージカル初主演が決まっていたが、こちらは新型コロナウイルスの影響により上演中止となった。『ニュージーズ』は2021年10月に改めて初上演が叶い高い評価を受け、翌2022年に読売演劇大賞の優秀作品賞を受賞した。ほか代表作に『HRUTO』、主演と音楽の二刀流に挑んだオリジナルミュージカル作品『流星の音色』など。
「名探偵コナン」と京本大我
「コナン検定1級のガチ勢」として界隈でもじわじわ知名度を高めていた存在だったが、2021年1月発売の少年サンデーにて衝撃が走った。京本をイメージしたと思しき「浪花キッズの光本兵我」なるアイドルが突如誌面に登場したのである。
幼少時から憧れて読み続けている漫画の中でそんなことがありえるのか?
真実、自身がモデルになっているのか確証がもてずブログで大パニックに陥っていた京本だったが、1月29日に青山剛昌の公式サイト「こなん通信社」が更新。「シェリーのひとりごと」にて、大好きな灰原哀が京本に直接メッセージを発したのである。
「京本大我君、コナンファンらしいけど見てるかしら…?」
やはり、真実はいつもひとつだった。
長年のファンの子供時代からの純粋な愛に応える、青山剛昌の粋すぎるサプライズである。このエピソードはコミックス100巻に収録されている。
オリジナル楽曲
主演ミュージカル「流星の音色」のメインテーマを自ら手掛けるなど作曲にも意欲的であり、未発表の自作曲も相当たまっているが、それらをSixTONESの曲として発表する意思はないらしい。自分が作った曲をメンバー全員に受け入れてもらえる自信がないからとのこと。
Jr時代にジェシーと共作したオリジナル楽曲も数曲あり、このうち「僕らの朝」「Why」は披露済み。デビュー後もジェシーとはプライベートで新曲を制作しており「2人で作った曲をいつか円盤化することも目標」とのこと。
手越祐也に作曲を手掛けてもらった「茜空」のほか「癒えない」など全てのオリジナル曲で作詞を手掛けている。
作詞作曲を手掛けた「Tears」はプライベートで作ったものをデモテープ化し、スタッフに提出した結果『耳に残るし、仕上がりもプロっぽい』と高評価を得て、 ザ少年倶楽部で披露するに至った。
過去の参加ユニット
ユニット名 | 所属期間 | 備考 |
---|---|---|
KittyJr. | 2006年8月15日 - 2007年3月 | |
J.J.Expressちびっこチーム | 2007年4月 - 9月24日 | |
少年邦楽専科 | 2010年3月 - 5月8日 | 滝沢歌舞伎限定ユニット |
Jr.BOYS | 2010年4月 | |
Johnnys'Sound | 2014年5月7日 - 8日 | ジャニーズ銀座2014限定ユニット |
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