ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

六式の編集履歴

2023-04-16 09:45:27 バージョン

六式

ろくしき

六式とは、『ONE PIECE』に登場する武術である。

「無駄に耐えるな…おれ達は人界を越える技を体得してる」

「長い訓練を重ね人体を武器に匹敵させる武術"六式"」

「これを極めた一人の強度は百人力に値する」


概要

定義人体を武器に匹敵させる六つの体技の総称
概要
  • 「指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚」の体技が存在する
  • 「覇気」を応用した体技も存在する
  • 全てを完全に体得していなくても、修得した数に応じて「〇式使い」と呼ばれる
  • 六式の力は、使用者の実力(道力・悪魔の実の能力等)次第で変化する
注意点
  • 六式は覇気が関連しているというだけで、六式が覇気なわけではない

極限まで肉体を鍛え上げた者のみが体得を可能とする、特殊な体技の総称。


「指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚」の6種類が存在し、これら全ての技を会得した者を「六式使い」と呼ぶ(全てを完全に体得していなくても、修得した数に応じて「〇式使い」と呼ばれる)。

基本となる上記の6種の他、体得者個人の能力や発想力に応じて様々な応用や発展技が開発されており、それらを含めると把握しきれない程のバリエーションが存在する。


熟練の六式使いの戦闘力は文字通り「百人力」であり、近距離の格闘戦のみならず中遠距離戦さえも徒手空拳だけで対処、あろう事か空中戦までその身一つで華麗にこなす、正しく超人である。


『VIVRE CARD ~ONE PIECE図鑑~』によれば、「覇気」と関連性があるとされており、鍛錬方法は「覇気」の修業と類似しているとのこと。

実際一部の技には「覇気」と類似したものもある。

同時に作者描き下ろしのゼファーの過去の設定画(1000巻収録)では、「下士官の時点で六式を修得。そして34歳で覇気を習得」と覇気とは区別がなされてもいる。

実際に、六式の定義は六つの体技の総称(武術の名前)であるのに対して、覇気の定義は全ての人が潜在的に持つ目に見えない感覚の総称(所謂、体内の気や精神力の比喩表現)となっているため、六式と覇気の定義は、全く異なっている


理屈上(頑張れば)誰でも会得できるが、基本的に世界政府の直下機関に所属する人物や政府関係者が扱う戦闘術とされている。特にCP9はこの体術の習得を前提としている。

もちろん彼ら専用ではないので海兵にも少なからず習得者がおり、コビーたしぎを始めとする海軍将校たちが劇中でそれぞれ1~3種類ほどの六式を使用している。

しかし現時点で6つ全てを使用した描写があるのは(旧)CP9のメンバーのみとなっている(使用した描写はないが六式全てを体得済みと設定されているキャラとして黒腕のゼファーがいる)。


六式を使いこなせる程に鍛え上げられた(または強化された)超人的な身体能力やセンスの持ち主ならば、六式そのものの概要や理屈を詳しく知らなかったとしても(極論、見様見真似であっても)再現する事が可能

実際、ルフィギア2によって身体能力を強化した際に「剃」を見様見真似で再現、サンジカマバッカ王国での修行の成果として我流の「月歩」とも言える技「空中歩行(スカイウォーク)」を体得し、両者ともに完全に自分の技としてものにしている。


能力者の身体能力が純粋に強化される傾向がある動物系悪魔の実とはシナジーが高く、特に鋭い爪や強靭な筋肉を有する肉食の動物系との相性は抜群。

同様に身体を変化させる一部の超人系とも相性がよく、本編ではルフィゴムゴムの実と六式を併用している他、ビッグ・マム海賊団の一部所属者が六式による空中移動をしつつ能力を発動したと思われる描写が描かれている。

自然系との相性は不明だが、空中移動や流動回避の補助ができる点で習得しても損はないと思われる。


六式の力は使用者の実力(道力・悪魔の実の能力)次第でいくらでも変化するため、各使用者の威力・速度・防御力にはかなりばらつきがある


種類

鉄塊(てっかい)

内容
  • 鍛え上げた全身に力を入れる事で、肉体を鉄に匹敵する硬度にする
  • 武装色の覇気」と類似している

呼吸を整え仁王立ちに構えた全身の隅々にまで力を込めることにより、鍛え上げた肉体そのものをの装甲にも匹敵する程硬化させる防御技。


刃物銃弾さえも通用しない圧倒的な防御力を誇る。

また発動時の硬度を利用した攻撃型の派生技が多く存在する。

しかし基本的に発動中は硬化を維持するためにほとんど体を動かせない上、電撃高熱等の単純な運動エネルギーに依存しないダメージとは相性が悪い。

また、増した防御力を物ともしないほど高火力の攻撃には当然ながら限界が存在し、受けていい攻撃と駄目な攻撃をちゃんと見極める必要があるなど無条件で信頼できる防除手段というわけではない。


バリエーション

  • 「輪」

両手足を広げた状態で発動し、そのまま転がるようにして追撃する。


  • 「砕」

パンチや蹴りのモーションと共に発動し、威力を高める。


  • 「剛」

強度を極限まで上げる。鉄塊の中では最大の防御力だが、破られるフラグにもなっている。


  • 「空木」

敵の攻撃に合わせて繰り出すカウンター。ただの拳なら粉砕できる。


鉄塊拳法

ジャブラのみが体得している体術。

前述した鉄塊の「発動時は動けない」弱点を克服し、全身に鉄塊を掛けたまま自在に活動する事を可能とした体術。

全身が硬化した状態なので、防御力も然る事ながら攻撃各種も重みを増している。


指銃(シガン)

内容
  • 全身の力を人差し指に集中させて、硬化した指で電光石火の突きを放つ

全身の筋肉が起こす力を一点に集約させ、それを硬化した指先に乗せて電光石火の強力な突きとして相手に撃ち込む攻撃技。

要するに極限まで威力を高めた一本貫手


その威力は人体を紙のように貫くほど強力。

CP9新入りの四式使い・ネロが鉄塊と共に未修得だった技であり、頑健な肉体強度がなければ使いこなせないと考えられる。

ゴムのような柔軟性や弾力性に富むものには通用し難いが、鋭い爪を持つ動物系の能力者であればその心配も無い。

また、本人の持つ能力と併用すればや、髪の毛でも同様の技が可能。牙や手でも可能で、その場合「牙銃」「手銃」と言ったように部位の名前がつく。なお後述のバリエーションはこれら部位が異なっても一応可能。


獣厳(ジュゴン)

指銃のスピードで放つパンチ

作中ではフクロウが使用。

フクロウ本人は得意技のように使用しているが、恐らく指銃を修得する過程で覚える(もしくは指銃を開発する過程で生まれた)、過渡期の技ではないかと推測される。


バリエーション

  • 「黄連」

片手で連射する。


  • 「斑」

両手で連射する。


  • 「撥」

飛ぶ指銃。高熱を纏う「火撥」、三連続の「三撥」もある。


  • 「Q」

クマドリが使用。錫杖をビリヤードのキューの要領で使って突き抜く。



紙絵(カミエ)

内容
  • 全身の力を抜き、相手の攻撃により生じる空気の動きに身を委ねる事で、相手の攻撃を紙一重でかわす

敵の攻撃から生じる空気に身を這わせて、紙の如くひらりと相手の攻撃をかわす防御技。「見聞色の覇気」の効果を不完全ながらも再現しているようにも見える。

鉄塊を「剛」とするなら、こちらは「柔」の防御技。


特に打撃攻撃との相性が良い。

一方で相手の攻撃を「紙一重で避ける」特性に加え、鉄塊と併用する事は出来ない為、攻撃範囲を読み違えるとダメージを受けてしまう恐れがある。また、当然満足に体を動かせない状態では使用自体が不可能。


バリエーション

  • 「軟泥(スライム)」

体をスライムのように変形させて攻撃を回避する。


  • 「残身」

剃との併用技。残像がはっきりと残るほどの速度で死角に回り込む。


剃(ソル)

内容
  • 発動の瞬間に地面を10回以上蹴って、その反動エネルギーに乗って爆発的な速度で移動する
  • 「剃」の速度は、最低でも100mを4秒台(秒速25m)で移動できる(クロの「杓死」とほぼ同程度である)ことが目安である
注意点
  • SBSで言及されている「剃」の速さは、各使用者のことを一切考慮していないことから、そのまま鵜吞みにすると、作中の多くの描写に問題が発生するため、疑わしい内容であるということに十分注意する必要がある

発動の瞬間に地面を10回以上蹴って、その反動エネルギーに乗って爆発的な速度で移動する技。鍛錬を重ねることで移動中の方向転換等も細かく行える。

ウォーターセブンで戦闘したCP9の「剃」を視認する事が出来たルフィは、ギア2により身体能力を上昇させることで再現に成功した。


常人では「剃」を行使している者の姿を捉えることすら難しいが、あくまで「単純な移動技」でしかないため相手の力量によっては移動中や移動先を見切られてしまう。

例えば、コビーやブルーノの「剃」はルフィに見切られており、ルフィの「ギア2(剃)」もミホークにあっさりと見切られてしまった。

また、研鑽を積んだ2年後のルフィの「ギア2(剃)」も見聞色の達人であるカタクリにはあっさりと見切られてしまっている。


シンプルさ故に併用技は多いが、これ自体のバリエーションは皆無。


原作の初期に登場したキャプテン・クロの使用する高速移動術「抜き足」に似ているが、SBSによるとCP9の「剃」の速度は100mを4秒台(秒速25m)で移動できるクロの必殺技「杓死」とほぼ互角とのこと。

但し上記『概要』でも説明している通り、六式の力は使用者の実力次第で何倍も変化しうるため、この情報はあくまでも基準値との比較に過ぎず、逆に各個人の「剃」を考慮した場合には「“剃”の速さも使用者の実力の高さによって変動していく」ということになるため、信憑性が非常に低い(詳しい理由などについては下記の『補足』で説明)。

ロブ・ルッチなどのような達人クラスは100mを4秒台より速く動けてもおかしくないということである。


  • 補足

SBSなどの公式情報から「“剃”という技自体が"必ず"キャプテン・クロの“杓死”とほぼ互角の速度」という理解が多くなってしまったが、比較対象としているCP9の「剃」は全員同速なのか、という点については


  1. 作中ではCP9のメンバーを始め、「剃」の体得者が数多く存在しているにもかかわらず、「剃」の体得者全員の速さを同速とするのは、あまりにも不自然である
  2. SBSの情報は、六式の強さが使用者の実力(道力・悪魔の実の能力等)次第で大幅に変化していることから、絶対的なものではなくなるため、全く当てにならない
    1. CP9メンバーの中でもルッチ達の「剃」は残像がいくつも残る程の瞬間的な移動速度なのに対して、新入りネロの「剃」だけは超高速ダッシュのような移動になっており、明らかに差が生じている
    2. ルッチが後出しで「剃」を使用してネロの「剃」に容易く追いついている
    3. ルッチがブルーノでも全く目視できなかったルフィの「ギア2(剃)」の速度に張り合っている
    4. ルフィはルッチの「紙絵武身」による「剃」を目視できていない
    5. ルフィ(2年後)の速度は「ギア2」も含め、カタクリやカイドウの速度に張り合えるほど明らかに桁違いな成長を遂げており、当時とは比較にならないほどの強さになっている
    6. 2年後のルッチ達も、当時よりは桁違いに強くなっているため、当然ながら「剃」も当時とは比較にならないほどの速度差が出ている
  3. 仮にSBSの情報をそのまま理解した場合、今度は「道力」をわざわざ作中に出した理由がなくなり、必要性を全く感じないという問題点に直面する
  4. 「100mを4秒台(秒速25m)で移動できる」は、あくまでも目安でしかなく、本当に100m4秒ピッタリに移動しているとは限らない

などから簡単に否定が可能である(ネロは未熟者であるが故に『CP9』の基準に達していなかったとの見方もできる(ルッチからも「お前は超人ではない(意訳)」と一蹴された)が、ルッチとブルーノは両者の道力が5倍近く開いていることを考えても明らかに対等ではない)。


他にもにルフィの「お前らが消えるように動く時一瞬に地面を10回以上蹴って移動してんのが見えた」というセリフだが、これは前述したネロの描写と矛盾する。

まあこれも前述した通りネロが未熟者だっただけともとれるが、裏を返すと「剃」と認定される最低限の速度と『CP9』の使用する「剃」とでは速度が違うということ、そして10回"以上"という曖昧な表現からはルフィが使用を確認した4人がそれぞれ異なる回数のキックを行っており最低回数が10回だったのだろうことが推察できる。


このため、「“剃”の速度は、100mを4秒台(秒速25m)で移動できるキャプテン・クロの“杓死”とほぼ互角」というのはあくまでも基準値であり、実力が高ければ高い程速くなっていくらしいことが読み取れる。


他にもSBSの当該記述からは


  1. 「剃」の体得者はCP9だけではないこと
  2. 「剃」の使い手が数多く存在する中で、誰の「剃」を基準にしているのか不明

などの点に関しての情報は無く、そのまま鵜呑みにできるものではない。


まとめると、SBSの情報は「(CP9の「剃」とクロの「杓死」の)スピードにつきましてはほぼ互角」となっているが、これは「剃」の速度の基準値だけで考えればの話であり、各使用者の「剃」も考慮すると『「剃」の速度は、使用者の実力次第で何倍も変化していくため、クロの「杓死」よりも速い体得者が多く存在していても不思議ではない』ということになる。そのため、SBSで言及された「剃」の速度は、各使用者の「剃」を考慮した場合には、全く根拠がないため、信憑性がないと言える。


月歩(げっぽう)

内容
  • 跳躍中に空(くう)を蹴り、落下するよりも早く軌道を変える
  • 「剃」を応用した技である
  • 熟練者は「飛行」することも可能

強靭な脚力によってを蹴り、格ゲーの二段ジャンプの如く宙に浮く。

体得者の体力と脚力が持続する限り使用制限は無く、上級者ともなれば足踏みするように空を蹴り続けての滞空はおろか、体を跳ばすような形での飛行さえも可能となる。


初披露時のブルーノの台詞及び『ONE PIECE YELLOW』によれば「剃」の応用技であり、「剃ができるなら月歩もできる」模様。サンジがカマバッカ王国で会得した「空中歩行」はこれと同質の技である。

ちなみにアニメ『3D2Y』に登場するバーンディ・ワールド、映画『STAMPEDE』に登場するダグラス・バレットも使用を可能にしている。

ルフィがギア4“弾む男(バウンドマン)”状態で行う空中移動も、原理としてはこれに酷似している。


バリエーション

  • 剃刀(カミソリ)

ルッチが使用した体術。「剃」と併用しての移動技で、鋭い軌道と恐るべきスピードで空を駆け抜ける。

ギア4状態のルフィもドフラミンゴに対して、これと酷似した移動技を使用しているような描写がある。


嵐脚(らんきゃく)

内容
  • 「鎌風」を巻き起こす斬撃を以て対象を切り裂く

凄まじい速度で脚を振り抜くことで、蹴りから扇状の鎌風(飛ぶ斬撃)を放つ攻撃技。


蹴り自体よりも鎌風による中遠距離攻撃が主であり、その威力は本物の刀剣類の切れ味にも匹敵する。

熟練の嵐脚であれば石材や鋼鉄をも切り裂く。

ちなみに鎌風を刀で受け止めると太刀音が鳴る


基本的にどんな体勢からでも繰り出せる上、体術でありながら遠距離戦闘にも対応可能と汎用性が高い。

時には紙絵や鉄塊では対処し切れない攻撃を捌く為に使われたりもする。

その汎用性の高さからか、派生技のバリエーションはかなり豊富。


地味に劇中にて現職として登場した(スパンダム以外の)CP9全員が一回以上繰り出した唯一の六式である。

特にカクはこの嵐脚を最も得意としており、自前の長ドス二刀流に両足からの嵐脚を加えて「四刀(流)」を自称している。


2年後のルッチは、劇場版『ONEPIECE STAMPEDE』で大型バレット(島1つ分の大きさはあろうかと言う鉄の怪物)の右腕を粉々に吹き飛ばす程の絶大な一撃の威力を発揮した。


バリエーション

  • 「白雷」

空中から斬撃を打ち落とす。


  • 「龍断(ろうだん)」

蹴り上げの要領で切り裂く。


  • 「周断(あまねだち)」

周辺一帯を切り裂く回転斬り。単純に広範囲攻撃としても使用可能。


  • 「凱鳥」

鳥の形の斬撃を放つ。切断力に特化した技の模様。


番外

手合(てあわせ)

内容
  • 鉄塊の状態で相手の攻撃を受ける事でその者の体術のレベルを測定する

フクロウが使用。六式を利用した「遊技」で、相手から攻撃を受ける事でその者の体術のレベルを正確に測定し、『道力(ドウリキ)』と呼ばれる単位で指数化する。


武器を持った平均的な一般衛兵1人の戦闘力を10道力とし、歴代最高値はロブ・ルッチが叩き出した4000道力。

スパンダムによれば500道力もあれば十分に超人の域にあると言う(ちなみにスパンダムは9道力。身一つで武器持ちの兵士に匹敵すると考えると十分凄いが)。

なおあくまで体術のレベルだけを測定するものであり、武器や悪魔の実の能力などが加わるとなればその数値は絶対的なものではなくなる。

ちなみに「見聞色の覇気」は熟練していくと相手の強さを推し量ることもできるようになるが、それを応用したものなのかは不明。


六王銃(ロクオウガン)

内容
  • 六式の全てを極限まで高めた者のみが使える究極奥義で、衝撃を相手の体内に送り込む

六式の全てを極限まで高めた者のみが使える究極奥義

両手の握り拳を相手に当て、衝撃貝(インパクトダイアル)の何倍もの威力に匹敵する衝撃相手の体内に送り込む。

防御不可能な正に一撃必殺の技。

「武装色の覇気」の高度な技術と酷似している。


豹形六式(ひょうけいろくしき)

『ONEPIECE YELLOW』で初めて明言されたルッチが使用する体術。

極限にまで高めた「六式」の技と、動物系の能力を融合させて完成した「六式」の究極形とのこと。

前述した六式のバリエーションの内のいくつかも含まれると思われる。


嵐脚 豹尾(らんきゃく ひょうび)

「嵐脚」の豹形バージョン。

発射された斬撃は豹の尾のように回転し、軌道上のことごとく切り刻む。


余談

  • SBSなどの作者の発言や公式情報を理解する際の注意点

SBSで言及された六式の「剃」の速さは、そのまま理解すると、作者の発言と作中の描写に大きな食い違いが生じているのだが、その情報に疑問を一切抱かずに信じ込んでしまうファンがあまりにも多かったために、曖昧な情報が拡大してしまった。


このような事案が発生してしまった原因の一つは多くのファンが、権威のある人の発言や情報を「作者の発言だから」「公式情報だから」という理由だけで、そのまま鵜吞みにしてしまったことが考えられる。

つまり、多くの読者は知らぬ間に、所謂『権威バイアス』というものに陥ってしまったのだ。

このように作者の発言や公式情報を、根拠もなく何でもかんでも鵜呑みにし続けると、次第に「作者の発言・公式情報は全て正しいからその通りなんだ」と決めつけるようになったことで、仮にそれが不適切な情報だとしても間違いに気づきにくくなってしまうため、理解の際には十分注意する必要がある。


よく誤解している者が多いが、いくら作者の発言や公式情報とはいえ、発信者側の大元は人間でる以上、ごく稀に誤情報や曖昧な情報を流してしまうこともあるため、作者の発言・公式情報が全て正しいとは限らない

対策法としては、作者の発言や公式情報もそのまま鵜吞みにするのではなく、必ず作中の描写と照らし合わせて問題が発生しないか確認してから理解し、誰でも描写や情報を理解するときは『認知バイアス』にかかる可能性があるということを認識することである。そうすれば、稀に作者や公式が誤情報や曖昧な情報を流してしまったとしても、拡大を防ぐことが可能である。


関連タグ

ONEPIECE 覇気(ONEPIECE) 海軍(ONEPIECE) CP9 生命帰還


波動球:技の前に「(漢数字)式」と付くが特に関係は無い。

百式:こちらも「(漢数字)式」と名前は似ているが特に関係は無い。というか技ですらない。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました