概要
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』(ポケスペ)のグループタグの一つ。
主役・準主役キャラのうちポケモン御三家「ほのおタイプ」を選んだ、もしくは後に手持ちに加わった面々を指す。
(稀に「ポケモン御三家を未所持かつ、主力ポケモンがほのおタイプの図鑑所有者」を含む場合がある。)
タグ名の由来は、ポケモン御三家のほのおタイプの最終進化系ポケモンが覚えることが出来る究極技『ブラストバーン』。
第6章の終盤で「主役キャラ(図鑑所有者)のうちグリーンとゴールドとサファイアの各主力ポケモン達がブラストバーンを放ったこと」がポケスペのグループタグ名の一つとして同技が採用されるきっかけになったと思われる。
『炎組』と略される事が多い。
該当メンバー
読んで字のごとく、グリーン(ポケスペ)とファイツを除き、熱く燃え盛る火のようにとにかく血気盛んでハイテンションかつ暴走しがちな暑苦しい面子が揃っている。
(ただしその一部も、フレア団の野望によって世界の危機が迫っている時にカントー地方から遠く離れたカロスに援軍に来たり、そのフレア団に悪用されたポケモンが誰にも手が付けられないと知って「ほっとけない」と遠いイッシュ地方からカロスに駆けつけていたり…という風に内なる情熱は他の炎組メンバーと引けを取らない。)
日頃は水組や草組にその暴走を諫められることが多い彼達・彼女達だが、時にはその揺るぎない情熱や素直さ故の柔軟性が事態を突破することに役に立ったりする。
また、難しく考え込み過ぎたり、何でも抱え込み過ぎて周りが見えなくなってしまった水組また草組メンバーに逆に発破をかけたり諫めることもあるため、上記と併せて状況打開の灯となることが多い。
メンバー一覧
人物 | 所持する御三家 |
---|---|
グリーン | ヒトカゲ→リザード→リザードン |
ゴールド | バクたろう(ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン) |
サファイア | ちゃも(アチャモ→ワカシャモ→バシャーモ) |
パール | サルヒコ(ヒコザル→モウカザル→ゴウカザル) |
ブラック | ポカ(ポカブ)→チャオ(チャオブー)→ブオウ(エンブオー) |
ファイツ | マフォクシーさん(マフォクシー) |
サン | エン(ニャビー→ニャヒート→ガオガエン) |
盾・シルドミリア | ビット(ヒバニー→ラビフット→エースバーン) |
ホワイトは初期にポカブ(ぶぶちゃん)と一緒にいたが、下記の事情から「炎組」とせず『草組』扱いする方が正しいかもしれない。
・『ぶぶちゃんはあくまで「事務所のポケモン」であって「手持ち」ではない』とホワイト自身が言っている。
・ブラックに出会った後すぐに起きた事件でNの元に行ってしまった。
・ぶぶちゃんと入れ替わりでやってきたジャノビー(あまんだ)が後に正式な手持ちになっている。
・Nの城での最終決戦時に、「ぶぶちゃん自身の意思を尊重してNが彼女の親になることを認める」ことをNに宣言し、それと同時に『親がNのBWエージェンシーがタレントとして預かっているポケモン』であるとも話しており、あくまでホワイド自身の手持ちではないことが改めて強調された。
ファイツは当初、自身が主人公の一人を務めた第11章時点ではポケモン御三家を所持していないため、彼女のメイン手持ちのタマゲタケから仮所属として「草組」扱いになっていたが、第12章のラストでカロスのほのお御三家であるマフォクシーを仲間にしたため、正式に『炎組』所属となった。
ま別個体のリザードンを持っており、グリーンと共にリザードンでWメガシンカを披露したエックスも炎組に含める場合もある。
ゴールドはピチュー(ピチュ)を所有しているため独走の雷組にも重複して所属。
なお偶然ではあるが、このメンバーの多くは飛行手段に恵まれており、HGSS編でゴールドのトゲたろうがトゲピーからトゲチックを経てトゲキッスになったことで炎組は同世代それぞれの草組と水組よりも「空を飛ぶ」ことに長けている、という共通点が生まれた。サファイアやパールに至ってはそれぞれの世代の図鑑所有者で唯一飛行要員を所有している。
ただしファイツとシルドミリアのみ、個々の事情から現在満たしていない。