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概要

MARVELコミックのスーパーヒーロー「スパイダーマン」の"中の人"。

『the Amazing Spider-Man』および数々の派生作品における主人公。

共通事項(一部除く)

フルネームは"Peter Benjamin Parker"。

ベンおじさんメイおばさんの夫婦と3人で暮らすニューヨーク・クイーンズ出身の少年。

高校の社会見学で特殊な蜘蛛に噛まれたことによって能力を得、ヒーローとして活動を始めた。

蜘蛛糸発射装置「ウェブシューター」を独自に開発するなど学業、特に科学は超優秀だが、それ以外は冴えない。アレルギー性鼻炎が弱点。

能力については⇒スパイダーマン(キャラクター)を参照。

コミック版

人間関係

キャラクター一覧」も参照。

  • スパイダーマンになる前から実はモテてており、美女2人が取り合ってキャットファイト寸前まで行った事まであった。
  • 自身の幼少期に実の両親は飛行機事故で亡くなったが、現在は「S.H.I.E.L.D.」のエージェントだったとされる。
  • ハリー・オズボーンとは親友。フラッシュ・トンプソンからはいじめられていたが、後に友人となった。
  • スパイダーマン叩きを行なっている新聞社「デイリー・ビューグル」はある意味天敵。
    • 同社に正体を隠して(自撮り)写真を売って生活費・学費を稼いでいた際、スパイダーマン擁護派から「横暴な報道に加担しやがって。俺がスパイダーマンだったら、お前のような奴はブン殴ってやるのに」と、我々読者からすれば笑っていいのか判断に困るセリフを言われた事も。
    • 実写版によりこのピーター=カメラマンの印象が強くなったが、コミックでは最初期の'60年代に描かれたもので、その後は退社し母校ミッドタウン高校で教師をしていたりもした(ただしやはり基本的には経済的には困窮気味だった)。
  • 先輩ヒーローチームのファンタスティック・フォーと共闘したことがある。
    • 特にヒューマントーチとは年齢が近いせいか一番親しく、いわゆる悪友。ただしシルクを寝取ろうとしたことがある。
    • 能力を得たばかりの頃に「スーパーパワーを得てヒーローになっても生活費や学費を稼げる訳じゃない」という重大な問題に直面した結果、チームに"就職"しようとしたが「ウチは会社じゃないし給料も出ない」とあえなく断わられた事がある。
    • またそこからDr.ドゥームと幾度か対戦することとなった。
  • グリーンゴブリンとのトラブルに巻き込まれ、先の恋人グウェン・ステイシーを死なせてしまった悲しい過去がある。
  • 自らの肉体に薬品投与で能力消失を測るものの失敗して6本腕に!しかし後に解毒剤を発見する
  • 密かにグウェンを恋慕していた男性科学者が怪人ジャッカルに変貌。かってに自分のコピー、クローン人間が造られた。
  • グウェンとの未練を捨ててついにMJと結ばれるものの彼女はグラビアモデルゆえにストーカーに拉致されるといった事件があった。
  • 死んだと思われた自分のクローン、ベン・ライリーとの再会。後の黒歴史と化する『クローン・サーガ』の始まり。
  • 第3のクローン人間「ケイン」の存在が明らかとなる
  • MJが妊娠、ついに父親になるとおもいきや流産を…
  • 『シビルウォー』の際に自分の正体を世間に公表したことによりメイおばさんが銃弾に撃たれ、救うため悪魔メフィストとの契約を行い、今までの歴史をリセットした(『スパイダーマン:ワン・モア・デイ』)。
  • 最近では余命いくばくも無いドクター・オクトパスと魂と肉体をチェンジさせられ、そのまま死亡。しかし、ピーターの記憶と精神は残り、肉体にはドック・オクとピーター両者の心が共存する状態となった。数々の戦いを経て、「ピーター・パーカー=スパイダーマンこそが自身より優れた存在」だと認めたドック・オクは自らの魂を消滅させ、ピーターの魂は元の肉体に戻って来た。
    • 入れ替わっていた際に起業した「パーカー・インダストリー」を成功させ、ピーターとしては幾つものビルを所有する多国籍企業の経営者となり、スパイダーマンとしてはガードマン兼インダストリー製の装備を使う広告塔という、個人としてもヒーローとしても成功。まるでトニー・スターク / アイアンマンのようだが、実際スターク社と提携話が出るくらいのレベルに発展させている。
    • しかし再び復活したドクター・オクトパスである「スーペリア・オクトパス」がパーカー・インダストリーを自分のものにしてしまおうとした為苦渋の決断により全てのテクノロジーを破壊してそのまま倒産。一からヒーローとして活動していく。

マーベルゾンビーズ

  • ゾンビウィルスに感染しまい自らもゾンビと化しメイおばさんとメリー・ジェーンを…ごちそうさま。
  • 宇宙魔神ギャラクタスの力を吸収して、銀河中を駆け巡り全生命を食い荒らす
  • 異世界へとワープした。やっぱりそこの世界にゾンビウィルスをばら撒く事となり壊滅させた…

アルティメットユニバース

  • 映画公開(トビー・マグワイア版)に合わせてか新タイトル創刊。今までの煩雑になり過ぎた設定を一度リセットする。(さっきもやったとか言わない)
    • ただし、結果的に「以前やったエピソードを平行世界の設定でやりなおし続ける」内容になってしまい人気が低迷。テコ入れとして『DEATH OF SPIDERMAN』という「ピーター・パーカーの死」と「新しいスパイダーマン、マイルス・モラレスの登場」が行なわれる事になった。

その他マルチバース

  • 【アース982】

無事MJとの間にが生まれているが、自身は足を負傷して引退したため、成長したその子が「スパイダーガール」となった。

  • 【アース65】

グウェンが代わりに蜘蛛の能力を会得した事でコンプレックスを感じてしまい、彼女に追いつくために独自開発した血清を注入した結果、リザードとなってしまった。

  • 【アース21205】

グウェンの仇であるグリーンゴブリンを殺害するも、彼女を失った悲しみから、皮肉にも自らが新たなゴブリンとなってしまった。

他メディア展開

アニメ版

主人公となるテレビシリーズは基本的にコミックの設定を踏襲している。

なお昔のバージョンが2000年代に入って新録・再放送される場合も含めて、森川智之が演じる場合が多いが、氏は後に映画『スパイダーマン3』にてエディ・ブロック / ヴェノムの吹き替えを担当している。

CV:川田紳司

CV:岩中睦樹

主人公のマイルスと同じ世界の金髪ピーター(CV:中村悠一)、別アースから来た茶髪のピーター・B・パーカー宮野真守)、過去から来たノワールのピーター(大塚明夫)が登場する。

その他

原典と同じくニューヨークの平和を守っていたが、ある日突然姿を消してしまう…。

闇堕ち

元々どの世界線の彼もヒーローになる理由の大半はベンおじさんが関係している。その為彼がピーターに悪影響を与えた際に闇堕ちしてしまった例もある。

まだ実写ではサム・ライミ版『3』の状態を除けば闇堕ちはしていないが、コミック、アニメ、ゲームの全てに於いて闇に堕ちているピーターがいる。

特にゲーム版の闇堕ちした彼には多くを語らずとも、彼が犯罪者に堕ちた短かな経緯を聞くだけでも犯罪者になるしかない悲惨な人生を送って来ていた事が良くわかる。その世界線ではベンおじさんすらピーターの味方ではない。

ピーターは「不親切な隣人」と呼ばれ、彼を誰も救ってはくれなかった。

アニメ版は別世界のヒーローである自分に対し、

「全ての世界のお前が英雄だとでも?」と嘲り、何かしらの背景を匂わせていた。

外見も肌が灰色、目は白目が黒く変色しており、穏やかでは無い事を自分の身体にしていたのだろう。

コミック版はメイおばさんがピーターの能力を恐れており、ピーターの恋人達もベン曰く金目当て。

その世界線ではベンがピーターを悪の道に導いた張本人だが、人智を越えた力を持った彼の味方は、ある意味ベンしかいなかった。

※ちなみに、この平行世界では、ある理由でピーター・パーカーが他の平行世界のスパイダーマンに比べさえ超チート級の能力を持つ「この世界でほぼ唯一のスーパーヒーロー」になった事が他のヒーローヴィランの人生にも思わぬ影響を及ぼし、ある2人のキャラの性格と立場が入れ替わったり、あまりに意外な人物がドクター・ストレンジの後継者になるなど、かなりカオスな事態が発生している。

因みに闇堕ちではないが、スパイダーマンの力を持たない世界線の彼の中で、テロ組織に参入している者もいる。

余談

名前からするとアングロ・サクソン系だが、出身地であるクイーンズ地区は非白人や白人でも非WASPが多いため、彼も「アメリカの白人の中ではマイノリティ」の可能性が高い。

なお、映画などではスティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカの出身であるブルックリンと並んで「ニューヨーク市の中でもガラが悪い地区」として描かれる事が多いが、クイーンズの方がよりガラが悪い、というイメージを持たれている。

これを踏まえると『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』における2人の会話もまた違った見方ができるかもしれない。

関連タグ

MARVEL スパイダーマン

PeterParker:英語表記。