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スペイン語の編集履歴

2023-05-30 23:34:29 バージョン

スペイン語

すぺいんご

スペイン、ラテンアメリカ地域を始めとする20の国と地域で話されている言語。カスティーリャ語とも。

概要

スペインアメリカ大陸の大半の国などの公用語であり、英語フランス語中国語ロシア語アラビア語と並び、国際連合の6つの公用語の1つ。

別名は「カスティーリャ語」。スペイン本国ではカタルーニャ語やガリシア語などの地方言語の話者からこう呼ばれる事が多く、南米では「正統スペイン語」というニュアンスでこの名を用いる事がある。

同じくインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属するポルトガル語とよく似ており、ネイティブは無学習で相互に理解・意思疎通が可能。これは関西弁津軽弁よりも近しい関係にあり、方言と言語の差異が極めて曖昧であることの好例としてよく語られる。

イタリア語ともある程度相互に話が通じる。イタリア語とスペイン語の、相互に通訳なしで会話した場合に語彙を何%程度理解できるかの数値的指標である「相互理解性」は、東京弁博多弁よりは小さく、鹿児島弁よりは大きい程度。


標準語同士で比較するとイタリア語とは全く異なる言語に聞こえるが、各地の方言(スペインでは行政上別言語扱いとなっていることも多い)を比較すると、フランス語の南部方言(オック語)を介して連続的に変化しており、はっきりした境界を決めることが困難である


元はラテン語の方言で、時代による変化と別個の中央政府を持つ事で分立したのは、ポルトガル語やフランス語やイタリア語などと同じ。

イベリア半島の大半をアラブ人やベルベル人が支配していた事があり、その時期にアラビア語の影響も受けている。

イベリア半島にはほかのラテン語系言語やバスク語もあるが、アメリカ大陸に勢力を広げたカスティーリャ王国の公用語であるスペイン語が植民地でも使われ、植民地の独立後も公用語になっている。イギリスから独立したアメリカ合衆国でも、元メキシコ領だった南西部を中心に話者が多く、英語の次によく使われている。

実際のアメリカ南部方言英語がスペイン語のように聞こえる。

また、イベリア半島がイスラム王朝支配下だった頃にイスラム教徒とキリスト教徒の仲介役をスペイン語話者のユダヤ人が務めていた関係もあり、その子孫が住むイスラエルトルコなどのユダヤ人コミュニティにおいてもスペイン語(ラディーノ語)が日常的に話されているケースがある。


ラテン文字アルファベット)にÑを加えた27文字のアルファベットを使う。

Vは「ヴァ行」でなく、Bと同じく「バ行」に相当する。(を指す「Vaca」が「バカ」になるのね)

 Argentina(アルゼンチン)が「アルヘンティーナ」、Ajo(ニンニク)は「アホ」、Ajilloは「アヒージョ」と発音する。なおペルーで日系のアルベルト・フジモリ氏が大統領となった際彼はスペイン語圏の人から「フヒモリ」と発音されていた。

名詞は男性名詞と女性名詞に分かれており、分詞や形容詞・副詞などの品詞が名詞の性によって活用が変わることもあり、性によって異なる冠詞も存在するなど、日本語と違う特徴もあるが、母音は日本語に似ているので発音は比較的やりやすい。

ただし、他のロマンス言語を含めた他言語と同じく、動詞の活用形が沢山存在する。過去形は、点過去(完了過去)と線過去(未完了過去)の二種類が存在しており、この二つの使い分けはしばしば曖昧になる。未来形という活用形は、場合によっては推量の意味にもなる。また、接続法(英語で言う仮定法)は、英語よりも使い方が数多く、非常に複雑である。動詞の活用は非常にややこしいが、まず慣れることが第一とも言える。


pixivタグとしては主にスペイン語が書かれた作品に使用される。

スペイン語圏のユーザーが「キャプションにスペイン語使用」の意味で用いることも。


スペイン語を公用語とする国


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住人


関連タグ

言語 スペイン

アメリカ大陸 南アメリカ

ラテン語 ポルトガル語

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