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貧乏くじの編集履歴

2023-07-17 11:40:44 バージョン

貧乏くじ

びんぼうくじ

ハズレくじ。または集団において損をする人。

概要

本来は抽選くじ引きにおけるハズレくじのことである。

だがそれが転じて集団において潤滑剤のように人間関係を取り持ったり、外部との軋轢緩和する苦労性の人のことを指すようになった。


人が集まると個性からどうしてもすれ違いや衝突が起きてしまう。

貧乏くじ役の人物はそういった人間関係の問題解消する、集団行動において必要不可欠な人材である。

ただし、苦労が多い割に顧みられることはあまりなく、またサポート役に徹するため集団でも影が薄くなりがちと、あまり良いことはない。貧乏くじの所以である。

だが目立たないだけでその存在は集団の大事な支柱であり、この役を欠くとその集団は遠くない未来に分解ないし外部との対立によって孤立してしまう可能性が高い。


主に

  1. 自身を顧みないお節介焼き
  2. 助力することに苦を感じない控え目な人物
  3. 犠牲を強いられても自分以外から不満が出ないマイノリティ
  4. 普段からのだらしなさが運の無さが災いし、その場に居合わせただけで疑われ責任を取らされる

が該当し、1は自ら買って出るものも多いが、2、3、4は気がつけば押し付けられたかのように収まっている場合が多い。


基本的にその気苦労は集団に属する者の個性の強さや能力に比例して大きくなる。


当てはまる人物(一例 50音順)


  • クロウ・ブルースト(第2次スーパーロボット大戦Z):冒頭からとんでもない額の借金を背負っている上、返済した借金が増えて帰ってくるなど、とことん金運がない。しかもとある理由で、借金をかかえていないと機体の性能を引き出せないというジレンマもある。
    • 前述の「貧乏くじ同盟」の一人であり、その代表格でもある。
    • 直接の貧乏くじではないが、イベントで墜とされる回数も多い。そのせいで、作中通して使える主人公にもかかわらず、養成や機体強化を渋られる場合もある。




  • 野比のび太(ドラえもん:成績不振などの面倒くさがりでだらしのなさが災いし、その場に居合わせただけで落書きの犯人と決めつけられて後始末を命じられたり、何かトラブルがあるとジャイアンらから真っ先に疑われたり、損な役回りを押し付けられることが多い(ただし、源静香出木杉英才らからはまれに弁護されることもある)。


  • 春風どれみ(おジャ魔女どれみシリーズ]]:ドジでお節介な性格が災いし、騒動の責任を取らされたり、大好物のステーキを食べ損ねることが多い。ただし義娘であるハナちゃん(おジャ魔女どれみ)を一晩自宅で預かった際に魔女だとバレないように彼女の魔法によるイタズラの濡れ衣を着たり、呪いから瀬川おんぷやハナちゃんを救うために魔女(魔女見習い)の証である水晶玉を失うことを厭わずに彼女たちの救出に成功させるなど、大切な人のためには自ら甘んじて受け入れることもある。


  • 両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所]]):素行の悪さが災いし、騒動のたびに(自身が無実の場合であっても)部長である大原大次郎や署長である屯田五目須らから叱責・制裁を受けたり、警察庁主催の行事に強引に参加させられるなどの貧乏くじを引かされることが多い。大概は金儲けのために利用しようとして結局自業自得の結末を迎えるが、命に関わる場面においては率先して引き受ける場合もある。




関連タグ

くじ ハズレ 不幸(アンラッキー不遇)


不幸体質苦労人:貧乏くじを引かされることに定評のある特徴。


お人好し:こちらは前述の二つと違って自分から進んで貧乏くじを引きに行く(取りに行く)ことに定評のある特徴。

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