カミッチュ
かみっちゅ
基礎データ
概要
新たに発見されたカジッチュ第三の進化形で、アップリューやタルップルともまた違う変貌を遂げた。
頭頂に長いクシのようなトサカが生え、リンゴがりんご飴のような真紅のミツに覆われたが、姿は中身含めカジッチュと大きくは変わらない。
そのため、名前や設定が判明するまではカジッチュのリージョンフォームだと思ったユーザーも多かった。
だが実は内部に二匹のカジッチュが同居している状態で、頭を出しているそとッチュと尻尾を出しているなかッチュが助け合い暮らしている。複数のカメテテが集まって進化したガメノデスに近いパターン。
リンゴをコーティングする硬い蜜飴はもちろん体内で作り出したもので、タルップル以上に甘露な香りをふりまき、相手を惑わせるという。
名前の由来は「カジッチュ」+「ミツ」あるいは生息地である「キタカミの里」だろうか。2体1組であることから過密説もある。
ゲームでの特徴
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カミッチュ | 80 | 80 | 110 | 95 | 80 | 40 | 485 |
ポリゴン2 | 85 | 80 | 90 | 105 | 95 | 60 | 515 |
しんかのきせきの適用対象となっており、種族値配分はポリゴン2に近い。ポリゴン2と比べて合計値は低く、特殊受けの性能は下がっているが、防御面は固くなっている。素早さの低さもそもそも素早さで勝負するポケモンでも無く、ジャイロボールの威力上昇に繋がるため一概に悪いとは言えない。
ただ、タイプ面は劣悪であるため耐久するにはテラスタルが必須になるだろう。
またポリゴン2は攻撃性能が上がる特性を持っているが、それに比べてカミッチュは夢特性のねんちゃくを持っているため、輝石ポケモンに致命的な道具の紛失を防ぐことが可能。
技も耐久型には必須のじこさいせいはもちろん、相手の起点回避になるドラゴンテール、先制技のふいうち(グラススライダー)やギガドレイン、まとわりつく、リフレクターなどの有用なものを多く覚える。
ただ、環境に多いハバタクカミにはドラゴンテールも効かず、逆に起点にされかねないのでみずあめボムで裏に繋ぐしないだろう。
さらに上述したようにテラスタルをほぼ切ることになるため、ポリゴン2と比べて非常にピーキーな性能をしていることを留意しておく必要がある。
余談
現状最終進化形のポケモンとされているが、なぜかしんかのきせきの適用されている。
バグか否かは不明だが、仕様であるとするとカミッチュにはDLC後編で更に追加進化形が登場する可能性が高いと思われる。
その時点で進化出来ないポケモンにしんかのきせきが適用された類例としては、今作HOME解禁前時点でのリングマ・オドシシや、前作「ソード・シールド」のDLC配信に先駆けて登場したガラルヤドンが挙げられる。
DLC後編でスグリが担うであろう役割を考えると、彼の切り札であるカミッチュが強化される可能性は十分にあると言えるだろう。