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デイダラの編集履歴2024/10/17 09:24:45 版
編集者:Yosemite
編集内容:少し編集。

「芸術は爆発だァ!!」

概要だ!うん!

犯罪組織「」の一員。岩隠れ抜け忍。青い眼に長い金髪の風貌で、髪で隠した左目には常に特殊なスコープ、そして右手の人差し指に「」の指輪をつけている。

人物だ!うん!

粘土造形を得意とするアーティストであり、暁に入ったのも自身の芸術願望を叶えるのにうってつけであったからである。彼曰く「芸術は爆発だ」「クール=アート」。

彼にとっての芸術は「儚く散りゆく一瞬の美」。粘土造形自体は洗練された良いデザインなのだが、彼にとっての芸術の真骨頂はそれらを用いた爆発にあるため、彼の芸術理念を解する者は一人も居ない。コンビを組んでいたサソリは「長く後々まで残る永遠の美」という正反対の芸術観を持つため、芸術関連の意見は全く合わず、何かと言い争ってばかりいる。

口数が多いからか、暁の日常にて見た目を気にする鬼鮫を落ち込ませたり、力-Chikaraでは飛段カブトに不満を漏らすと反論してしまったりしている。

一般的に知られている一人称は「オイラ」ではあるが、それはサソリの前や芸術を語る時のみとされている。それら以外で使われる一人称は「オレ」。口癖は語尾に「…うん」を付ける。だが本気で怒ると「…うん」すら言わなくなる(ちなみに怒り状態はかなり怖い)。

サソリや干柿鬼鮫といった自身より年上又は先輩の同胞には「〜の旦那」と呼ぶ。

ちなみに読者からの人気は高く、第6回人気投票では主人公のうずまきナルトを抑えて3位、第7回では6位を記録している。

能力だ!うん!

両手の平にある口で喰った粘土と自身のチャクラを混ぜて作った「起爆粘土」を用いる。これにより様々な造形品を作り、「喝」の掛け声か接触で起爆させる。

粘土に混ぜるチャクラはC1からC4まで上げることができ、爆発の威力を混ぜたチャクラの種類や量で調整する。

花火程度の爆発力から、最大級で大国の主要都市も吹き飛ばせるほどの破壊力を持たせることができる。

欠点を挙げるとすれば、起爆粘土の性質上、土遁の印を結ばねばならず、練りこんだチャクラ以上の雷遁、もしくは電気を通すと不発になる事。

そして、C4は文字通りデイダラボッチのような姿であり、C0 (シーオー)は文字通り「追放 (Cast Out)」となる禁じ手でもある。

これらの能力は元から彼に備わっていた能力ではなく、彼が岩隠れ在籍時に伝わっていた「物質にチャクラを練りこむ術」という禁術であり、その当時忍でありながら粘土造形師として絶賛されていた彼が、更なる美の高みを追求するあまりにその禁術を渇望し、禁忌を犯してまで手に入れた能力である。

その結果追われる身となってしまい、その際に追手に放った起爆粘土に己の求めていた芸術を見出した後、抜け忍となり今に至る。

ただし、自らの芸術を酷評した三代目土影であるオオノキに対し、穢土転生での再会時に敵意を剥き出しにしていた事実からも、に参加したのは「自分を認めなかった彼を見返してやりたい」という幼稚な動機も少なからずあった模様。

使用術だ!うん!

  • C1

最も低威力かつ小型の芸術作品。造形は小鳥やクモなどの小動物が主で、独特のデフォルメが効いた意匠が目を引く。

本人曰く「様子見用」との事で威力も控えめだが、殺傷力は申し分なく至近距離で数発食らうと致命傷は避けられない。

作中では見張りの忍の顔面にクモ型のC1を貼り付かせ、ゼロ距離で起爆させ頭を吹き飛ばすという残虐な扱い方を披露した。

また分類は不明だが、しばしば鳥型の作品を創り上げ移動手段として用いている。

  • C2

十八番芸術「C2ドラゴン」として使用。

巨大な飛竜の形状をした芸術作品。蛇腹状の尻尾を一段ずつ消費することで、翼竜型の誘導弾や接触起爆タイプの機雷を吐き出す。

初手の誘導弾で相手の視界を奪った間に相手の足下に機雷を敷き詰め、動きを封じたところを上空から誘導弾で狙撃する、という挟み撃ちの戦法である。

  • C3

デイダラの十八番の一つ。翼の生えた起き上がり小法師人形のような造形の芸術作品。

デイダラの作品の中でもトップクラスの爆発力を誇り、直撃した場合は大国の里も消し飛ばせる。

  • C4

C4カルラと呼ばれるデイダラの最強忍術。本来はイタチを倒すためのとっておきとして作った物らしい。

それまでの術とは違い、起爆粘土を自分の口から取り込み、体内で練り上げて作成する。

造形は森の木々を見下ろすほどに巨大なデイダラ自身の姿。歩くだけで木々をなぎ倒すほどの大質量だが、その威容に反して「デイダラ像自体は」爆発力が最も低く、その様も爆発と言うよりは「破裂」に近い。

この術の本命は巨大なデイダラ像ではなく、その内側に仕込まれた無数の超小型ナノサイズ爆弾

ナノサイズと言うだけあってもはや目視不能な爆弾は巨大デイダラの破裂で目に周辺の広範囲に散布され、それを吸い込んだ生物の体内のあらゆる箇所に爆弾をセットされる。そしてデイダラの「喝」で爆発した爆弾は獲物を細胞レベルで破壊していき、風化するかの如くボロボロに崩れ去って死ぬのである。

更に直接相手を風船のようなデイダラ像で覆い尽くすことによってダイレクトに爆弾を吸引させることも可能。

トビも普段の演技抜きで「恐ろしい術」と評したシロモノだが、

欠点としてチャクラの流れを視る洞察眼や感知能力の持ち主には爆弾に練り込まれたチャクラで探知されてしまう。また、雷遁忍術や電撃で無力化されてしまうのも他の作品と同じ。

そのため、チャクラを可視化する写輪眼と雷遁を併せ持ったサスケには大気中の爆弾を見切られ、直接C4も「自身の体に雷遁を当てて、体内の爆弾を無力化する」という荒療治で攻略されてしまった。

しかし逆に言えば、雷遁とチャクラ感知の両方ができる忍でなければまともな対処は不可能とも言える。

  • 粘土分身

起爆粘土を使った分身。

身代わりとして使う場合、粘土の性質を活かして攻撃した相手の手足に纏わりついて拘束する事が可能。

さらに起爆粘土製であるため、拘束した相手をそのまま爆殺してしまう事もできる。作中ではサスケの千鳥で貫かれてしまったため、残念ながら不発であった。

これとは別に、影分身の術も会得している。

  • 自爆分身

影分身に起爆粘土を食わせ、自爆させる陽動の術。

粘土分身を作って起爆させる方が簡単ではあるが、「究極芸術」の表現と膨張する体で、敵は否が応でも分身に注目せざるを得なくなる。

その隙に時間稼ぎや彼我の距離を離すことができ、さらにデイダラ本人が自爆したと誤解もさせられるため、その後の逃走に有利になる。

  • C0

デイダラの奥の手であり、最終手段。

「シーゼロ」ではなく「シー・オー」、文字通りの「Cast Out」となる自爆の術である。

デイダラの左胸には紐で縫い閉じられた口があり、心臓部のこの口に起爆粘土を直接食わせ、自身を強力な爆弾へと作り変えて起爆させる。

その威力は半径10キロの範囲を爆発で吹き飛ばすという凄まじいもので、尾獣玉にも全く引けを取らない。

自身の見出した芸術である「爆発」に、文字通り身も心も捧げた狂気の術と言える。

発動時には全身に血管のような模様が広がり、起爆が近づくにつれ身体は透明になって消滅、最終的にジャックオーランタンのような顔が描かれた球状の心臓だけが残る。

身体の細胞等も自爆用のエネルギーとして取り込んでいるのだと思われる。

ちなみに爆炎の形状は、キャラモチーフであろう岡本太郎氏の代表作「太陽の塔」を思わせるものとなっていた。

なお本人はこの地に消えない傷跡を残して自身は伝説になると豪語していた。

穢土転生された時も伝説になったと思っていたようだが、

そもそも大して話題になっていなかったらしく、デイダラはそのことを知って凹んでいた

  • 土遁・土竜隠れの術

チャクラで軟化させた地面に潜行する術。

活躍だ!うん!

岩隠れ時代

この当時は爆破部隊の所属であり、爆遁使いのガリなどと共に任務に励んでいた。

黒ツチ赤ツチ達にとっては兄貴分的な存在だったらしいが、この頃の詳細は不明。

暁入り

抜け忍となった後はとある仏堂を根城に、依頼を受けて爆破テロを実行しながら生計を立てていたが、その中で噂を聞きつけたペインの命令により、うちはイタチ・干柿鬼鮫・サソリが勧誘に現れる。

この時イタチと交戦するも、幻術に引っ掛けられて危うく自爆しかける形で敗北。

思わず振り仰いだそこでデイダラが見たものは、破壊された仏堂の壁から差し込む夕日を背負い、左右に仁王像を従えるかのごとく、赤く輝く写輪眼を煌めかせるイタチの姿だった。

偶然が生んだ、あまりにも見事すぎるその光景に、デイダラは本心から芸術の極みを見出すも、自身の爆発芸術こそ至高と信じる彼にとって、イタチの姿を芸術と感じた自分自身こそ最も認められないものだった。

そのため、そのトラウマを払拭するために勧誘に乗って暁に入り、イタチの写輪眼を超える芸術と、いずれイタチを殺すための訓練を密かに始める。

左目のスコープはこの時からつけ始めたもので、写輪眼による幻術を解くための訓練である。

アニメ版のイタチ真伝では、鬼鮫・デイダラ・飛段は新入りであり、ペインの野望を共有していない事が明らかになっている。

飛段がペインに目的を聞き出した事で全貌を把握したことになっている。

(鬼鮫はマダラの野望を知っているが、ペインの野望は知らない特殊な立ち位置になっている)

風影奪還編

サソリと共に砂隠れを訪れ、C2の鳥に乗って空からC1の蜘蛛をばら撒き爆破テロで攪乱。

そのまま我愛羅を拉致せんと風影の執務塔を目指すが、砂漠にいない巨大な鳥を見て侵入を察知した我愛羅が既に待ち構えており、交戦に入る。

空中のアドバンテージと起爆粘土を駆使して立ち回るが、地の利を生かす我愛羅に徐々に追い詰められ、粘土をほぼ使い切ってしまった上に「砂縛柩」に捕まり左腕を潰されてしまった。

ジリ貧どころか返り討ちの危機に陥ったデイダラは、最大威力のC3を里に投下。

我愛羅の砂がそちらの防御に回った隙をついて、追尾タイプの爆弾最後の一発を射出、我愛羅の砂の防御に紛れ込ませることでようやくノックアウトに成功、身柄を確保して撤収した。

その後、任務を受けて奪還にやって来たナルトを挑発し、捕獲に乗り出すも、ナルトと戦っている間にカカシの奥の手「神威」を食らって右腕も飛ばされ、行動不能に陥る。

しかしただでは起きず、影分身を造り出すと起爆粘土を食わせ、その爆発を囮に「土遁・土竜隠れの術」で地中を通って遁走。

見習い小僧だったトビと合流し、撤退した。

三尾編

アニメオリジナルストーリーにて、湖に潜む三尾を見張っていた木ノ葉暗部を殺害。

湖にC2爆弾を散布し爆破させることによって三尾を呼び起こす。

得意の爆弾で難なく倒し、暁のアジトへ連れ帰った。

サスケとの対決

その後、サスケが「蛇/鷹」を組織してイタチ抹殺に動き出したのを知り、命を狙っていた大蛇丸を横取りした形であるサスケを始末せんと、トビと共に出撃。

この時は両腕は角都によって修復されており(腕については左腕は新造、右腕はトビの「神威」で時空間から密かに回収したと思われる)、起爆粘土を駆使してサスケと交戦する。

しかし、サスケは写輪眼の特性の一つである「チャクラの視認」をフル活用し、さらにデイダラの言動や戦闘の流れ、印の組み方を観察することでペースを奪還。

デイダラからすれば、イタチ戦の印象が強すぎて写輪眼を「幻術をかける瞳術」としか認識していなかったのが失敗であった。

結果、サスケのメイン攻撃である雷遁で起爆粘土を無力化され、おまけにイタチの情報にこだわり、自分の芸術を無視するサスケについにブチキレる。

「そーゆートコがムカつくんだよ! てめーら兄弟のそーゆートコがァァ!!」

追い詰められ溜まりかねたデイダラは最後の切り札としてCOを発動、自らを「最期の作品」として盛大な自爆と共に人生の幕を引いた。

第四次忍界大戦

薬師カブトによって穢土転生され、サソリ達と共に奇襲部隊として先陣を切る(自爆により身体は跡形もなく木端微塵になったはずだが、疾風伝では爆心地に残されたサスケの手裏剣にこびりついた血液を採取したことが描かれている)。

穢土転生されたサイの義兄・シンに起爆粘土を仕込んで自爆させるなどの戦法でカンクロウ忍連合の奇襲部隊を翻弄したが、シンを愚弄したのが仇となり、キレたサイの「超神偽画」で吹っ飛ばされたところをカンクロウの「黒秘技・機々三発」でサソリ共々捕まり、オモイの雷遁刀で自爆も封じられて敗北した。

アニメではこの後白ゼツの手引きで逃走しているが、穢土転生ゆえに何度自爆しても再生してしまい、「儚く散りゆく一瞬の美」が体現できないことを嘆いている間にまた捕まってしまった。

しかし月に照らされるサスケ(偽物)を見て「そこに顔があってもいいじゃないか」と、1つの答えにたどり着くのだった。

日に当たるイタチを嫉妬し、月に当たるサスケを見てデイダラの芸術は、図らずもうちは兄弟から学ぶ形となってしまったが満足の様子である。

最終的にはイタチによってカブトが操られ、穢土転生から解放されたことで昇天した。

死してなお己が美学を信じた芸術家は、最後の最後までその生き様を貫いたのだった。

「不発じゃねェ! 芸術は、不滅だァァァーッ!!」

関連タグだ!うん!

NARUTO 疾風伝

暁(NARUTO) 岩隠れ 黒ツチ

芸術コンビ 芸コン 漫才コンビ

デイダラボッチ デイダラさんこっちです 芸術は爆発だ

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