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変態機の編集履歴

2013-11-28 20:49:35 バージョン

変態機

へんたいき

どうしてこうなった。

概要

 機能、理論を追及した結果、一般的な感性とはかけ離れた実態を得た機械。

軍用機(主にイギリス空軍機・ロシア空軍機)に対して使用されることが多い

 環状翼機、トリプルフリューゲル、串形翼のような、方式からして異質なもの。

 V3ボマーTU95のような、結果的に特異な外観を持つに至ったもの。

 サーブドラケンシーハリアーのような、運用形態が異質なもの。に大別される。

本人たちは、至って真剣に作り、運用しているのが特徴。


 さらに、Ta183F-4ファントムⅡなど、

時代背景や技術の流行等により定義にはバラつきがある。


変態機の例

発想がぶっ飛んでいるもの

CV880:経済性が重要な旅客機の業界において速度重視のコンセプトで設計された。初期型は前縁スラットすら排する徹底ぶり。

Me163ロケット推進の戦闘機。

フェアリーロートダイン:チップジェット(ローター先端にジェットエンジンを付けて回転させる)方式を採用した旅客用ヘリコプター

フォッケウルフ トリープフリューゲル:チップジェット式ローターを持つVTOL戦闘機

キ109:75mm砲を搭載した迎撃機。


外観がアレな奴ら

3Vボマー:イギリス製ジェット爆撃機三羽烏。外見に関しては信頼と実績の英国製

BAe146:小型機ながら4発エンジン。そのため一部地域では「ジャンボリノ」とも呼ばれている。

Bv141:ビックリドッキリ、空前絶後、驚天動地の左右非対称の偵察機。こんなものがすっ飛んできたら全速力で逃げ出す自信があります。

Fw189:上記Bv141の競作となった、双胴式偵察機。Bv141程ではないがこれもかなりキモい見た目の部類。

X-29:前進翼試作機。試作機ながら中東の某国で武装を追加した上で日本人エースパイロットの乗機となったためか日本では結構知名度がある。

X-32:試作戦闘機。こいつをデザインした奴はイングランド出身だろ。

XF5U フライングパンケーキ:円盤翼機。UFOと見間違えられて苦情続出。

XF-85:パラサイトファイター(爆撃機に格納する護衛戦闘機)。発想と見た目が・・・

エジレイオプティカ:ヘリの代用品として開発された、非常に独特な外見の軽飛行機。こんな変な飛行機を考えつくのはイギリスしか無いだろうと思ったらやっぱりイギリス製。

スーパーグッピー:大型貨物輸送用の貨物機。まさか「中の人」がB-29から発展したC-97とは気付くまい。

ビーチクラフト2000 スターシップ:カナード翼と推進式(プロペラが後ろに付いている)ターボプロップエンジンを採用したビジネス機

フェアリーガネット:世界一醜い軍用機と言われる個性的な外見。


存在自体が規格外なこいつら

An-225:泣く子も黙る世界最大の飛行機。最大離陸重量や機体サイズなど、240項目でギネス認定。現在事実上1機のみしか存在しないが、日本では「あの出来事(救援物資を運んできた)」とこいつのおかげで割と知名度がある。

B-36:B-29をも超える超大型爆撃機。アメリカ航空機製造業界の暴れん坊・コンベアの作品といえば納得が行くだろう。

Me323 ギガント:超大型輸送機。独特の見た目から宮崎アニメに登場する大型機のモデルとなったこともある。

カリーニンK-7ロシアの生んだリアルバカガラス

コンコルドTu-144:超音速旅客機。

富嶽架空戦記でお馴染みの日本製超重爆撃機。長らく計画のみと思われていたが成田空港の拡張時に地面に埋められていたエンジンが見つかった。


「ありえん」をやっちゃった連中

A-1:キッチンシンクや便器まで搭載して敵地に投下。さらにレシプロ機ながらジェット戦闘機のMiG相手に一本取ったことも。

Tu-95:二重反転プロペラと強力なエンジンにより最高速度920km/hを達成した世界最速のプロペラ機。日本を含む周辺諸国にピンポンダッシュをよくしてくる。

零式水上観測機:時に単葉戦闘機を退けることすらあった複葉観測機。人呼んで「最強の複葉機」、「三菱の飛ぶ不条理」。


明らかにヤバいスペックを持つ存在

C-1:戦術輸送機。輸送機とは言っても戦闘機紛いの機動性を有する。

OH-1:宙返りをする観測ヘリコプター。カワサキか…

SR-71:世界最速の偵察機。


(当時としては)オーバーテクノロジーなこいつら

B-29:排気タービン(ターボチャージャー)、与圧付きの機内、長い航続距離を実現した画期的な戦略爆撃機。

Me262:世界初の実用ジェット戦闘機。

MiG-25:通常でもM2.83、短時間ならM3を出せる高速戦闘機。

イリヤー・ムーロメツ:世界初の4発大型旅客機/爆撃機。

震電:富嶽と共に架空戦記でお馴染みのカナード翼の日本軍戦闘機。実現すれば最高速度750km/hの化け物機体になる予定だった。

二式大型飛行艇二式大艇:ターボプロップ機が出るまでは世界最速の飛行艇。防御力・攻撃力共に充実しており、索敵その他で鉢合わせした大型機を襲ってくることもあり「空中戦艦」と呼ばれて恐れられた(大型機だけでなく、相手が機動性で不利な双発戦闘機とはいえ曲がりなりにも戦闘機であるP-38を退けた記録もある)。尤も実際に減らされた海軍の艦艇を補う目的で開発されたという側面もあるが。

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