概要
1996年9月6日放送
5本のフォークで普段は容器に入っっている。このフォークで料理を食べるとフォークの柄の色によって味が変わる。赤がステーキ味、緑がメロン味、黄色がエビフライ味、ピンクがリンゴ味、茶色がチョコレート味になっている。
ストーリー
のび太は給食のおかずのピーマンをなかなか食べることができず、やっと食べ終えてもその直後にチャイムが鳴ってしまい、昼休みに遊び損ねてしまった。更にその日の晩御飯にもピーマンの肉詰めが出たため、肉だけ食べるが、ママから全部食べるよう言われてしまう。そこでのび太から訳を聞いたドラえもんはぐるめフォークセットを取り出し、のび太はさっそくこれのメロン味のフォークでピーマンを完食することが出来た。
翌日ものび太はこのフォークセットを持参し、給食のニンジン入りの煮物もリンゴ味のフォークで完食することができ、帰宅後、おやつをエビフライ味のフォークで食べようとするが、そこにスネ夫が呼びに来たため、剛田雑貨店で皆と共に]]ジャイ子]]の特性ケーキを食べることに。
だが、出て来たケーキは形が崩れたもので、更に味もいまいちな物だった。のび太はまたもぐるめフォークセットで食べようとするが、持ってくるのを忘れたため、結局本来の味エビフライ味とのまま食べることになってしまった。一方、ママも招いた友達に桃をご馳走するが、その時知らずにエビフライ味とチョコレート味のフォークを出してしまい、気まずい空気になってしまった。
その後、のび太はぐるめフォークセットを無くしたことをドラえもんに打ち明け、一緒に探しに出るが、その時パパがクリキントンという外国人の来客を連れて来る。そしてパパとママはクリキントンに晩御飯をふるまうが、彼が外国人故に箸がうまく使えないと分かると、すぐにフォークを持ってくる。
だが、そのフォークがぐるめフォークセットのステーキ味だったため、クリキントンは今まで苦手だった刺身がステーキ味になったと喜ぶと共に、ママの料理は最高だと絶賛し、帰ってきたドラえもんとのび太もその様子を見て勘違いしたままでいいのだろうかと悩むが、皆が嬉しそうなのでそっと見守るという形で幕を閉じた。