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すみれいまり

すみれいまり

「すみれいまり」とは、東方Projectに登場する博麗霊夢、霧雨魔理沙、宇佐見菫子の三名による二次創作グループである。
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概要

東方Projectに登場する博麗霊夢霧雨魔理沙宇佐見菫子の三名によるグループ。
霊夢と魔理沙はwindows版では初作品である『東方紅魔郷』からの主人公としての登場で、菫子は『東方深秘録』に初登場した。『紅魔郷』は2002年の発表であり、霊夢と魔理沙に関連して両者の登場がある東方旧作にまで遡るとそれぞれ『東方靈異伝』(当時の霊夢は「博麗靈夢」)発表の1996年、『東方封魔録』(「旧作魔理沙」記事も参照)発表の1997年にまでその歴史を見ることが出来る。一方の『深秘録』の発表は2015年。

霊夢と魔理沙は『紅魔郷』またはそれ以前からの縁であり、その霊夢と魔理沙はいずれも『深秘録』において菫子に出会い、以後も幻想郷を訪れる菫子と交流がある。

三名の交流

『深秘録』

『深秘録』で菫子は幻想郷に対して異変ともいえる状況をもたらした。
当初は実像も不明な状態の菫子に霊夢が相対し、翌日にその「 影の人 」の出来事を魔理沙や茨木華扇に語ったところに、霊夢、魔理沙、菫子の三者の同時の縁が生まれている。

霊夢や魔理沙が謎の存在である菫子を追い、菫子がオカルトボールの力で幻想郷に介入するようになってからは本格的に菫子の足跡をおさえるべく華扇のアイデアの元で霊夢と魔理沙が都市伝説の性質も追いながら奔走する。その過程で魔理沙は外の世界で菫子に出会い、霊夢もまた外の世界で以前はその正体が不明だった菫子本人に出会うこととなる。

菫子は外の世界での霊夢への敗北に加えて幻想郷の結界の性質によって再び幻想郷に引き戻され、博麗神社で霊夢や魔理沙の二人に華扇や二ッ岩マミゾウも交えた面談で以後の取り扱いが話し合われることとなった。

その後別のルートで菫子が幻想郷にやってくるようになったことは霊夢にとって予想外であったものの、後に異変的脅威とはならないと判断された(例えば「文々春新報」、『東方文果真報』)こともあって霊夢や魔理沙もまたイレギュラーな来訪者である菫子との交流を楽しんでいく様子が見られている。
『深秘録』での出会いは幻想郷と外の世界の二つの世界の両方を舞台とした対立的なものであったが、以後は(霊夢は菫子に対してとある立場があるが)人間同士のナチュラルな交流もなすことのできる下地が出来上がっている。

『深秘録』以後

実際に幻想郷を訪れるようになって以後の菫子を交えた三名の交流の様子が描かれており、例えば『東方茨歌仙』では菫子の幻想郷訪問の副次的効果として発生していた夢魂の騒動に三名とも巻き込まれ、霊夢は魔理沙の夢魂を、魔理沙は菫子の夢魂を体験している。互いの生きている世界を夢魂を通して体験するという、まさに相手の人生の一部を体験するなど特別にして深い経験もした。
とある機会では元気をなくした霊夢を激励する企画に魔理沙と菫子も参加しており、魔理沙は気心の知れた相手として、菫子は新しい刺激(華扇によれば霊夢にとって張りが出る丁度よい相手)として互いの人間同士としての交流も行っている。

外来人(菫子)脅威論を声高に叫ぶ「文々春新報」(射命丸文)の取材には霊夢と魔理沙もまた回答しており、いずれも菫子を許容し、肯定する様子を語っている(『文果真報』)。

東方香霖堂』では別々の時間ながら共に香霖堂人間の里で霊夢や魔理沙が菫子に出会っており、時には森近霖之助も交えて宴会(パーティ)を開いたりと日常場面での交流ももたれている。

また『香霖堂』で語られた『東方憑依華』につながる前日譚時点に見る三者の関係性では、菫子は霊夢と魔理沙についてそれぞれ「 レイムッチ 」、「 マリサッチ 」と呼びかけている(『香霖堂』第五話)。
先述の霊夢については『茨歌仙』や「文々春新報」インタビュー(『文果真報』)では「 霊夢さん 」、魔理沙については『香霖堂』第四話では「 魔理沙さん 」と呼びかかけているため、それ以後人間関係が密になっている様子も見て取ることが出来る。
『憑依華』では「 レイムっち 」、「 マリサっち 」の表記。

実際の作品発表自体は『憑依華』が先行しており、『憑依華』は2017年12月末、『香霖堂』第五話収録の『東方外來韋編 2018 Spring!』は2018年3月末にそれぞれ発表。

その他の関連

人間

霊夢と魔理沙はともに人間であり、菫子もまた外の世界の人間である。
二つ名などにその人間としての性質がともに語られることもある。
時には前述の『香霖堂』や『憑依華』でも見られるような年齢感や視線の近い間柄の交流もみられている。

菫子は『深秘録』後の心境の変化で友達を作ることも悪くないと思うようになるが、実際に『香霖堂』では霊夢を「 友だち 」として、魔理沙とはちょっかいをだしあったり軽口を言い合ったりする関係性を築いている。

かわいいもの好き

『茨歌仙』では、霊夢や魔理沙は妖怪の山に万歳楽が現れてこれを見学した際、万歳楽について「かわいい」と評して目を輝かせている。

またそれぞれ魔理沙は発見したツチノコをかわいいと感じてペットに迎え入れており(『東方三月精』)、霊夢の方はいくらか博麗神社絡みの商売っ気の入ったものではあるものの、自分に懐くように浮かぶ「 狐の玉 」に愛着を示すなどしている(『茨歌仙』)。

菫子は少名針妙丸のかわいらしさに心を奪われて初対面となった『深秘録』だけでなく『憑依華』などでも捕獲と外の世界への連行を試みており、特に『深秘録』では精神をすり減らす逃亡中であっても道中で出会った針妙丸のかわいさに触れて息を吹き返すなど、その愛着のほどが描かれている。

幻想郷においても他者に種々の「かわいい」という感情を喚起させることが価値あるものであることは、因幡てゐが自らを含む兎全般の生存戦略の文脈で支持しており(『東方文花帖』)、時にはかわいらしい生き物に対する非道な接し方があれば異文化からの拒否(例えば月の都の文化からの強い拒絶)に繋がることもあるだろうと語られることもある(華扇、『茨歌仙』)など、幻想郷にあっても「かわいい」は特有の価値あるものとして通じ得るものである。

「かわいい」には個人差も文化差も時代差もあるものであるが、上記のように霊夢、魔理沙、菫子の三者はそれぞれの「かわいい」を幻想郷で見出しており、他者に対する愛おしさを感じる心性は一つの共通点ともなっている。

共通する人間関係

上記の華扇やマミゾウ、文、あるいは霖之助のように三名には共通する人間関係があり、いずれも人間関係の輪が広がり続けている(メタ的な表現であれば、例えば霊夢と魔理沙は新作の自機格として必ず新しい人間関係に出会うこととなる)こともあって、三名の間でもさらに人の縁が交わることがある。

上記の人物や多くの面々が菫子に出会うこととなる『深秘録』以外では、例えば八雲紫(霊夢・魔理沙は作中では『東方妖々夢』以降、菫子と紫の直接の接触は『憑依華』以降)や矢田寺成美(霊夢は『東方天空璋』以降、魔理沙は『天空璋』以前から、菫子は『香霖堂』以降)、依神女苑(霊夢・魔理沙は『憑依華』以降、菫子は『香霖堂』以降)などがある。

二次創作では

二次創作でも霊夢、魔理沙、菫子の三者の様々な交流が想像されており、『深秘録』以降菫子の動向と三人の人間関係が刻々と変化・深化していることもあって、物語が生み出された時間によって三者の関係性の捉え方にも変化があるという、物語が継続し続けている東方Projectならではの、リアルタイム性に富んだ変化が二次創作のそれぞれの作品にも見られることがある。

特に菫子の動向が事態の変化の起点になることもあり、象徴的なものとしては、先述の菫子側からの霊夢や魔理沙への呼びかけ方をその一つとして見ることが出来る。例えば霊夢たちをそのまま名前で呼びかけるのか「~さん」で呼びかけるのかなどはファンの間でも『深秘録』以降様々な想像があった。

来訪者にして最初は対立をみた間柄である菫子と霊夢・魔理沙の人間関係の深化が『茨歌仙』や『憑依華』などで呼称の変化とともにみられるようになったことはファンの間でも特段の意味と感慨を持って捉えられることもあり、『文果真報』で霊夢や魔理沙が菫子を許容している様なども、幻想郷にとって菫子が「異物」となるかどうかやきもきしていたファンにとって(まさにファンにとっては「霊夢と魔理沙の言葉である」という象徴的な意味もあって)大きく力づけられることともなるなど、ファンの間でも未だ不安がぬぐいきれない菫子の幻想郷訪問において大変意味のあるものと見出されることもある。

目の離せないようなハラハラさせるような不安定感とジュブナイル的な真っすぐなアクティブ性が同居するメンタリティが幻想郷で霊夢と魔理沙によって勇気づけられる様は菫子の方ではない、もう一つの「秘封倶楽部」にも見られることがあるが、「すみれいまり」にもそういった感覚をも呼び覚まさせるアプローチの在り方もまたある。

人間関係の一例としては、『深秘録』以前は他者との関係を結ぶことを拒んでいた菫子が『深秘録』以後の幻想郷での出会い、特に同世代的な霊夢や魔理沙の生き方や考え方、視点を通して菫子自身の新しい生き方についても考えを拓いていくと共に、菫子という外の世界の同世代的な女の子の姿を通して霊夢や魔理沙もまた新たな刺激を得ていくなど、両世界間のギャップが互いの人生にこれまでにない可能性を生み題していく様子も想像されている。

学校生活を垣間見た魔理沙から外の世界への憧れが語られることもあるが、実際に菫子が学校生活をロールプレイ的に企画したりといった想像もあり、また幻想郷に興味を持ち華扇には幻想郷のオカルトスポット巡りをしてもらっている菫子に、魔理沙が魔理沙の視点で菫子に監視の意味もあって菫子から目の離せない霊夢とも一緒になって幻想郷を案内するなどの様子も想像されている。
読み手にとっては霊夢と魔理沙が歩んできた、例えば『紅魔郷』から最新作までの「リプレイ」を菫子の視点も通しながら辿る体験となったりもするなど、新しい視点にして外の世界という実際の我々に近い位置づけでもある菫子と霊夢・魔理沙の三者ならではの創作アプローチもみられている。

時には魔理沙の影響のされやすさ(例えば『東方神霊廟』)や霊夢の感動が行動に直結する素直な一面(例えば『茨歌仙』のプラネタリウム鑑賞後)などの素朴さが菫子に素直な人間関係という良い影響を与えたり、あるいは逆に知識偏重の菫子が良くない方向に調子に乗ることともなったりと、想像される展開の在り方もそれぞれの性格をどのように捉えるかで多彩な可能性をみている。

様々な外の世界の物品を所持する菫子に霊夢が菫子に魔理沙の蒐集癖に注意するよう忠告したり、時には霊夢が魔理沙に菫子の予測不能なアクティブぶりを嘆いたりと、これまでの人間関係のベースも前提とした交流が描かれることもある。

個性もこれまでの体験も、時には住まう世界すら異なる三人がどのように交わっていくのか、原作で三人の様子が新しく語られるたびにファンや二次創作にも大きな刺激があり、「ゆかれいまり」もまた非常に有機的に様々な展開の可能性を広げ続けている。

関連イラスト

うさみ



関連タグ

東方Project
博麗霊夢 霧雨魔理沙 宇佐見菫子
東方Project(二次創作)
東方Projectのグループ名一覧

関連カップリング
参考:東方Projectのカップリング一覧

縦軸:左 / 横軸:右霊夢魔理沙菫子
霊夢霊霊レイマリ(菫霊)
魔理沙マリレイマリマリ
菫子菫霊
※:「マリマリは俺のダブルマスタースパーク」等の派生タグがより詳細な場合もある。

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